恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

「〇〇なところが良いと思っていいねさせていただきました」という男の特徴

マッチングサービスを色々と使っていると、そのメッセージのやり取りで

いろんな人間模様が見えてくる。

 

このようなサービスは、「いいね」を(その多くは男から)送り、

「いいね」をもらった相手が「ありがとう」を返すと、メッセージが送れる

ようになる。

 

最近では、「いいね」なしで直接メッセージのやり取りができるサービスも

出てきているが、そのファーストアプローチによって、相手の性格がなんとなく

見えてくる。

 

例えばこんなメッセージ。

 

「初めまして。カズと言います。

ナナさんの優しそうなところが素敵だなと思っていいねさせて

いただきました。

 

返信もらえると嬉しいです。

よろしくお願いします^^」

 

 

一見印象の良い文面に思えるが、要注意なのが、「優しそうなところが素敵」

と言っている点である。

 

 

こういった男は、実際会った時にがっかりしたり、

付き合ってみると残念に思うことが多いのだ。

 

 

そして、多くの場合こんな特徴を持っている。

 

・自分に自信がない

・精神年齢が低い

・恋愛経験が少ない

・大人しい

・真面目

・言いたいことを言えない

・自分が話すよりも相手が話すのを聞いている方が楽だと思っている

・イニシアチブを取らない

・声が小さい

・自分の要望を言わない

・意志がない

・周りに流される

・言いたいことを言えないからストレスを溜めている

・おどおどしている

・きょどる

・生き生きしていない

・相手が何かやってくれると思っている

・両親がめちゃめちゃ厳しいor甘やかされて生きてきた

・「ありのままの自分を受け入れてほしい」という思いが強く、自己研鑽しない

・コミュニケーションに自信がない

・言い訳が多い

・嫌われるのが怖い

・「自分さえ黙っていれば丸く収まる」と思っている

・女に対する妄想が強い

・思い込みが激しい

 

もちろん、「優しそう」というのは女らしさを象徴する長所だ。

しかし、会ってもない女に対して「優しそうだ」という男は、

たいていの場合は自分に自信がない。

 

 

そういう自分を愛して欲しい。

 

だけど努力はしない。

 

という性質を持っている。

 

 

結局のところ、彼女や妻となる女に、「母親らしさ」を求めているのだ。

 

何をやっても受け入れてくれる、寛大な母性を。

 

そこにいれば、その男は安全地帯にいるも同然。安心していられる。

 

 

何でも受け入れてくれる、許してくれると思っているから、

 

「自分はコミュニケーションが苦手だ」と、会話を弾ませる努力をしない。

 

「今自分がこういう状況なのは、周りの環境のせいだ」と、自分を変える

努力をしない。

 

「見た目にこだわる女はダメだ」などと、自らを良く見せる努力もしない

(そのくせ、女の批判は結構する)のだ。

 

「優しそう」をフックによってくる男は、得てして受け身であることが多い。

だから、常に与える立場でいなければいけない女からすると、疲れる。





アウトドアが趣味の、バツイチ子有の知人Y(女・30)はこういう。

 

「私は子持ちだから、マッチングアプリを使う時にも子供と一緒の写真を

載せているのね。

 

結婚したいから、そういう情報を早めに出そうと思って。

 

そうすると、マッチングした相手から、

『優しそうなところがいいですね』とかっていうメッセージがきたりするの。

 

でも、そういう人はいくらいいなと思ってもスルーしちゃう。

だって、大体の場合会うと楽しそうに生きてないんだもん笑。

 

それに、私実際優しくないし笑。

勝手に優しそうって決めつけられてもね。違うしってなる。

 

幸せそうなオーラ出しているような人じゃないと、一緒にいて楽しくないでしょ?

 

逆に、私はアウトドアが好きだから、そっちに反応してくれる人の方が良いかな。

『登山が趣味なんですね』とか、

『今までどこ行きました?』とか、

そういう面を見てくれる人に惹かれるかな。」

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

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当たり前のようでわかっていない、自分のアピールポイントとは?「どのタイミングで」「どんなアピールを」すればよいのか⑶

前々回の記事で、SVR理論を応用し、「自分のアピールポイントがどの

フェーズにあり、どのタイミングで押し出せばよいのか、全体像を見てきた。

 

 

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今回は、このスキームを使って、男の場合は、実際にはどのように自分の

恋愛に応用していけば良いのか、ということについて見ていきたい。



 

・優しい

・誠実

・マメ

・サプライズ好き

・アウトドア好き

・良いお店をたくさん知っている

・料理ができる(最近はこれを特技とする男も多い)

・音楽に詳しい

・運転が得意

・語学ができる

・意外と押しが強い

 

このような自分のアピールポイントを持っていたとしても、それを発揮できる

or彷彿させるようなシーンを作れなければ意味がない。

 

そして、自分の良いところを相手にわかってもらう前に、出会いの場が

終わってしまうということはままある。



出会いの場で、男女が異性を評価する際に大きく異なることがある。

 

男→女 :第一印象が良いと、基本的には加点方式

女→男 :減点方式で相手を評価し、基準を下回るとチャンスを作ることさえ

できなくなる。

 

本能的には女の方が警戒心が強いと言われているが、「相手が信頼に値する

男なのかどうか」ということを、無意識のうちに見ているのだろう。

 

 

この前提を踏まえて、SVR理論を使って自分のアピールポイントをどこで

使えば良いのかを考えていきたい。



【Sフェーズ】

女の場合は、「外見的魅力」や「男を受け入れる雰囲気」が重要となった

フェーズ。

 

女は、このタイミングですでに減点を始めている。

なので、目に見えてわかる強みがある場合を除いて、

 

いかに減点されないか を考慮しながら、

早くSフェーズの後期(より自分を知ってもらう機会)に移していくことが

大事なのだ。



評価をされる項目は、

・経済力(勤務先/年収など)

・見た目

・学歴

・身長

 

などが入ってくる。

 

これらのアドバンテージを持っている男は、放っておいても女が寄ってくるし、

減点する前に女が恋に落ちることが多いため、Sフェーズでのアピールは特に

必要ない。

 

上記のようなアドバンテージを持っていない男は、Sフェーズでは何を気を

つければ良いのか。

 

減点されやすい項目は、

 

・清潔感

・コミュニケーションの取り方



である。

 

■清潔感

「恋愛」という土台に上がる云々よりももっと手前の、

「人として気持ちよく付き合えるか」ということ

 

見た目だけで言うと、

・太っている

・汗臭い

・汗を掻いている

・肌が汚い(ヒゲ/肌荒れなど)

・服装がだらしない

・鼻毛が出ている(意外と多い)

・ハゲている(ただのハゲではなく、ハゲ散らかしていたりと、ケアを

していないハゲ)

 

など。

 

更に、食事や会話などでも、

・食べ方が汚い(クチャラー)

・犬食いする

・話している時に唾を飛ばす

・口の端に唾がたまる

 

など、マナー的にNGな部分を挙げる女も多い。

 

自分は違う、と思っていても、周りは指摘できないだけという可能性も

あるため、注意が必要である。

(男だらけの環境にいると、余計に分かりづらかったりする)

 

出会いの場に出る時は、少し神経質になるぐらい、清潔感には気を遣った

ほうが良い。

 

 

■自信

自信の有無は、コミュニケーションの取り方や仕草によく現れる。

女は、そこもよく見ている。

そして、「いかにストレスを感じずに済むか」というのが、ポイントになる。

 

例えば声の大きさ。

声が大きすぎるのは良くない。

自分本位な印象を与えるし、声をして、相手のパーソナルスペースを侵して

しまうからだ。

 

声が小さすぎると、自信がなさそうに見えたり、相手が良く聞こうと神経を

集中させなければいけなくなるため、聞く方も疲れる。



会話の流れにおいても、自信の有無を見ることができる。

大抵の場合、自信のない男はこの部分で「面白くない」とか「疲れる」という

印象を与えてしまう。

 

好みのタイプの女について「話してくれる女の人が良い」という男がいる。

会話の主導権を女に任せるタイプの男だが、女が準備してきた話題に

乗ることもせず、なんとなく会話が盛り上がらずに終わることも少なくない。

 

女の方は、「気を遣って話題を振ったのにそれに応えてくれなかった」と感じ、

余計なストレスを感じてしまうのだ。

 

初対面でどの程度話す時間が取れるのかにもよるが、

10分程度、話を続けるのであれば、話題を2-3個用意しておけば十分だ。

 

相手を疲れさせないようにする。

 

コミュニケーションにおいては、

・楽に話せる

・会話を楽しめる

 

のどちらかを満たすように心がけたい。

そのために、「〇〇なら自信を持って話せる」というような、自分に自信を

持てるネタを仕込んでおくのが良いだろう。

 

一方で話すときの目線がキョドッているか、会話中に変な癖が出ていないか

(自分に自信がなく、緊張状態にある人は、首や肩周りが硬直したり、

腕をさするなどの自己防衛本能が表に出てしまっていることがある。

こういったところも、女は意外と見ている。

 

 

そういう人は、落ち着いて相手と会話をするためのトレーニングも必要だろう。

 

自信のなさは、一朝一夕で改善できるものではない。

少しキツい言い方をすると、「自分自身と向き合うことを避けてきた結果」が、

今の自信のなさなのだ。



このように、Sフェーズにおいては清潔感と自信という観点が重要となる。

余程わかりやすいものがない限りは、自分の強みなど、その後だ。

 

Sフェーズでの異性へのアピールの仕方も、男と女で大きく違う。

 

 

 

 

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当たり前のようでわかっていない、自分のアピールポイントとは?「どのタイミングで」「どんなアピールを」すればよいのか(2)

 

前回の記事では、SVR理論を応用し、「自分のアピールポイントがどの

フェーズにあり、どのタイミングで押し出せばよいのか、全体像を見てきた。

 

 

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今回は、このスキームを使って、実際にはどのように自分の恋愛に応用して

いけば良いのか、ということについて見ていきたい。

 

 

言うまでもないが、ここで言う「自分のアピールポイント」は、男と女で異なる。

 

今回は、女の場合のアピール方法について述べた。

 

まずは、「恋愛における」自分の強みはどのフェーズに入るかを確認する。

 

いくら長所だからといっても、

 

・計算が早い

・記憶力がよい

 

などと言うのは、メインの強みとして使うものではない。

(こういった類の長所の使い方は上級者向けとなるので、今回は割愛する。)

 

強みというのは、そこに、男が魅力を感じなくてはならない。

 

 

①Sフェーズの「出会い初期」

 

・脚や胸など、自分で自信のあるパーツ

・可愛「らしい」

・笑顔が可愛い

・男ウケする服の着こなしがうまい

・声・笑い方が可愛い

・食事の仕方が綺麗

・相手に話を合わせるのが上手

・(周り全体に対する)気配りがうまい

・話題を振るのが上手

・雰囲気が柔らかいと言われる

・優しそうと言われる

・ノリがいい

・品がある

 

など、相手が感じる見た目の印象で、女らしさや色気をアピールできるもの

があれば、それが強みである。

 

直接異性から言われたことのある言葉であれば、なお良い。

客観的な魅力として捉えられているからだ。

 

Sフェーズ初期でのポイントは、

 

  1. 見た目の魅力(魅力)
  2. 自分(男)を受け入れてくれそう感(スキ)

 

である。

 

「良い女」という第一印象を上つけるには、まずはSフェーズでの

見た目&雰囲気が重要なのだ。

 

②Sフェーズ後期

ここでは、自分の趣味嗜好や性格、特技などをアピールする場として良い。

Sフェーズ初期で、見た目や雰囲気の印象づけができているので、ここから

見せていく「自分らしさ」が、良い意味でギャップを生み出すことが多い。

 

  1. 料理が得意
  2. スポーツが好き
  3. 友達からよく言われる性格
  4. 自分で認知している性格
  5. オン/オフの時の自分
  6. 趣味

 

すべてである必要はないが、これらのうちの一部に、自分の中の「女性性」

を埋め込んでおくと良い。



Sフェーズ初期と異なるのは、ここに「自分らしさ」が加わることである。

男が「自分を受け入れてくれそうな魅力的な女」という印象を持っている

ことを前提に、「自分らしさ」を出すことで、人としての魅力や深みが出る。

 

Sフェーズ後期では、「相手の好奇心をくすぐること」がポイントとなる。

 

「実は〇〇ちゃんってこうだったんだね」

 

というような、発見をもたらすことで、相手をもっと知りたいという欲を

起こさせるのだ



Sフェーズのアピールについては、留意しておきたい点が2つある。

 

  1. Sフェーズ初期→後期と順を追ってアピールをすること。

初期段階で興味を持ってもらえなければ、後期でアピールをしたところで、

関心を持ってもらえない。

 

外見に自信がないなら、メイクや服装でそれをカバーするなどをするべきだし、

自分のアピールポイントが後期にしかないのであれば、Sフェーズ初期での

ポイントを見つけ出すべきだ。



  1. Sフェーズの後期は2度目のデートに来るとは限らない。

 

この表では、わかりやすくするために「二度目のデート以降」としているが、

このフェーズ移管は、「初期フェーズで相手が自分に興味を持ったと思ったら」

でOK。

 

もしかしたら、初デートの二軒目かもしれない。

 

相手が自分に興味を示したと思ったら、自分の話をし始めれば良い。



相手に興味を抱いてもらう最初の難関がSフェーズ。

 

同じSフェーズでも、出会いの前半と後半ではアピールする内容が異なって来る。

 

今自分にあるのは何で、どのフェーズで使えるものなのかを、よくよく

吟味していただきたい。

 

 

 

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当たり前のようでわかっていない、自分のアピールポイントとは?「どのタイミングで」「どんなアピールを」すればよいのか(1)

これまで、婚活中の30代女Kがおかした、出会いの場での自己アピールの

失敗について見てきた。

 

「女としての」アピールポイントを間違えた、残念なハイキャリ女(1)

「女としての」アピールポイントを間違えた、残念なハイキャリ女(2)

 

この事例から学べる教訓は2つ。

 

⑴婚活・恋愛における出会いの場で戦える強みでないといけない。

→今自分が立っている場所は、恋愛市場である。転職市場など、ビジネスの

場での強みとは、わけが違うのだ。

 

 

⑵その強みをアピールするタイミングが重要である。

→アピールする内容自体は悪くはないのだが、それは「今」アピールするべき

ものなのか。

たとえば、自分に興味を持っている時にしか効かない「強み」がある。

武器は、使うタイミングによってより強力になるのだ。



最高のタイミングで自分の強みをアピールするには、その強みの特性を知って

おくことが肝要である。

 

今回は、マーンスタインが提唱するSVR理論になぞらえながら、

 

 

「今ある自分の強みは、どのタイミングで使うべきか。」

 

 

を見つけるためのフレームワークを紹介したい。



 

【そもそも、SVR理論とは?】

 

アメリカの心理学者マーンスタインが、1977年に提唱した理論。

恋愛の進行を3つの段階に分けて、それぞれの段階に影響する要素を理論化

している。

それぞれの3つの段階を、SVRとし、その名をとってSVR理論と呼ばれている。

 

 

①Phase1:出会いの段階(S)

パートナー候補となる人と出会った時に、関係が進展するかどうかは、

相手から受ける刺激(Stumulusが重要となる。

外見の魅力や声、行動や周りからの評価など、相手が持っているスペックに

影響を受けることが多い。

 

 

②Phase2:関係の進展(V)

相手との交際が本格的になると、二人で行動することが増えるため、

互いのものの考え方や、物事に対する態度などの価値観(Value)が似て

いることが必要となる。

 

趣味や興味関心なども含め、そう言った価値観が近ければ喧嘩や言い争いが

少なくて済み、二人で楽しい行動を共にすることができる。

 

考え方や興味が一致することで、「合意妥当性」が保証されることとなる。

 

二人の価値観が一致していると、お互いの判断や行動の正しさが保証

されるため、自分自身が認められたようになる。

 

 

「この人なら分かってくれる」を形成するのが、Valueの期間なのである。

 

※合意妥当性とは

社会的な判断や行動の正しさのこと。パートナー同士で合意妥当性が

保証されると、自分の考えを自分以外のパートナーが認めてくれるため、

安心感や「自分のことを分かってくれる感」を醸成することができる。

 

 

③Phase3:関係の深化(R)

一緒に住んだり、結婚をする際に重視すべきフェーズ。一緒に生活をしたり、

家庭を築いていくにあたり、パートナーとはお互いの役割(Rules)を分担して

行動することが必要となる。

 

例えば、どちらかが甘えたら、もう一人は甘えさせてあげる。

どちらかがリードするならば、もう一人は相手を立てる、というように、

お互いがお互いの役割を補完するような関係であることが重要だ。

 

付き合ってきた恋人が「結婚相手としてどうか」「父親(母親)としてどうか」

という、役割の適合も大切な要素だ。



このように、関係が進むにつれて相手との関係構築に影響を与える要素は異なる。

一般的に、SからRに関係が進むにつれて、相手の外見やスペックなどが重視

されなくなる、というのが特徴的だ。

 

 

SVR理論と、恋愛心理学の立役者、筑波大学の松井豊氏が考える対人魅力の

要因と恋愛の進行に関するモデル(「恋ごころの科学」1993年、サイエンス社

を組み合わせると、その時にアピールできるポイントとは、以下のような形となる。

 

これを見ると、どのタイミングでどのようなアプローチが有効なのか、

全体像がわかるようになる。

 

 

自分の強みが、下記の「有効なアピールポイント」のどの項目に属するのか

によって、繰り出すタイミングがわかる、というものだ。

 

 

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次回は、このスキームを使って、具体的にどのように自分の強みをアプローチ

していけば良いのかという点について考えていきたい。

 

 

 

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当たり前のようでわかっていない、自分のアピールポイントとは?「女としての」アピールポイントを間違えた、残念なハイキャリ女(2)

 

婚活などでパートナーを探す時に、自分の強みを知り、効果的にアピール

していくことは重要だ。

 

これは、ビジネスなど恋愛以外の人間関係づくりの場においても大切なことだ。

 

ただし、1つだけ注意しなければならないのは、

 

「その強みはどこで活かすのか」を意識すること。

 

ところが、恋愛や婚活の場を見てみると、自分の強みを間違った方向で捉え、

間違ったアプローチ方法で戦いの場に臨む人が後を絶たない。

 

前回、公認会計士のKが婚活ワイナリーツアーの自己紹介で、『適切ではない』

アプローチをしたエピソードを紹介した。

 

 

婚活中のKが認識している自分自身の強みは以下の通り。

 

・男性顔負けの高い知的水準

・男性顔負けの経済力

・「少女らしさがある」という上記スペックとのギャップ



ワイナリー巡りには相応しくないフリフリの特注総柄ワンピースに身を包み、

キティちゃんのバッグで武装したK。

 

 

参加者の名前を覚えながら自己PRをするスタイルで進む自己紹介で、

 

彼女は「私は暗記が得意」というようなPRをした。

 

確かに仕事や勉強には役に立つ。

 

しかし、外見や雰囲気、親しみやすさなどでのアピールが必要な、出会った

ばかりのこの段階で有効な『強み』ではない。

 

 

「恋愛市場」で活かすべき自分の強みとタイミングを誤認したKの暴走は続く。

 

今回は、その中身をもう少し紹介したい。

(途中、一部Kの名前に由来する部分があるが、個人情報を出さなくとも

イメージしやすいように仮名で紹介する)

 

我関せずという顔で読んでいる読者の中にも、無意識にやっている人がいる

かもしれない。

 

 

ご注意を。



—————————

 

バスでの自己紹介の話。記憶力を見事に(?)アピールしきったKは、

更に続ける。

 

 

「みなさんは、『明日香』という名前のワインがあるのをご存知ですか?

 

和名のついた、風味の良い、私の大好きなワインです。

 

明日に香ると書いて、明日香と読みます。

私は、この名前になるべくしてなったのだと思っています。

自分にぴったりで、すごく気に入ってます。

 

ワインも飲むのが好きなので、よく知りたいと思い勉強を始めました。

よろしくお願いします。」

 

 

男女の出会いの場の一発目の挨拶である。

このバスに流れた空気を読み取れるだろうか。

 

 

察しの良い方は想像がつくだろう。

 

案の定、他の参加者は、「・・・・・・。では次の方!」という感じだった。

 

 

自己PRであることに間違いはないのだが、彼女が語ったのは

「自分の名前をどれだけ愛しているか」ということ。

 

 

初対面の相手に、いきなり自己愛の強さを語られる側は面食らってしまう。

 

名前や自分が好きなこと自体は悪くない。

しかし、タイミングを間違えると単なる公開オナニーだ。

 

 

彼女の中では、自己紹介の中で

・自分の知性(=記憶力、知的好奇心の旺盛さ)

・自分の中の少女性(=名前にロマンを語るあたり)

・女性らしさ(=気合の入った総花柄ワンピ)

 

をアピールしたつもりなのだろうが、初対面の相手にいきなり語る内容

しては内容がまあまあヘビーだ。

 

 

「付き合ったら重そう」

 

「出会った瞬間から思い」

 

「思い込みが激しそう」

 

 

と、その場にいた男たちからはそういう目で見られてしまうのである。

 

 

「ワインを勉強しています」という言葉は、男との共通点作りや

親しみやすさといった面では、この場では有効だった。

 

しかし、名前のくだりで全て台無しにしてしまうのである。




各ワイナリーでは、グループに分かれて試飲会が進む。

 

30名程度の参加者が少人数に分かれるので、自分をアピールする場として、

絶好のチャンスである。

 

ここでは、通常であれば女らしさや色気を感じさせるようなやり取りが必要だ。

 

各グループで、他の参加者の女たちはそのワインの感想などを言いながら

談笑する。

 

しかし、Kはここでも少し違った。

 

日本のワイン畑とイタリアのワイン畑の土壌の違いについて語り出したのだ。

(目の前にあるワインの評価は無視)

 

知性があることや、勉強熱心であることをアピールしたいのはよく分かるが、

目の前にある状況と飛躍しすぎるのは良くない。

 

この場では、Kは明らかにワイナリーで試飲をしている状況とはあまり

関係ない方向に会話を進めてしまったのである。

 

さらに、彼女は時折、持ってきたウォーターボトルを男たちに見せびらかし、

「ねえ、これ可愛いでしょー♡」と迫る。

(Kの持っていたボトルには、ディズニーキャラクターが書いてあった。)

 

 

男たちは苦笑。

 

20代前半ぐらいまでの女がやる仕草としては可愛い。

 

しかし、30後半にもなる女がやるには、些か幼稚ではなかろうか。

 

「頭も良いし仕事もデキそうだけど、意外と女の子らしいところがあるんだね」

 

彼女の狙っているポジションはココなのだが、

この一連の流れをとらえてみると、どうもその印象は付いていない。

 

 

・頭がいい(記憶力・ワインの知識)

・仕事ができそう(職業柄)

・意外と女らしい(そういうキャラクターものを持っている)

 

 

と、それぞれの要素を満たすナニカはあるのだが、それがどうもハマらない。

 

これらをアピールするための話題が、その場や彼女の雰囲気に削ぐわないからだ。

 

出会いの場では、まずは「異性であること」を意識させるようなアピールを

していくのが定石だ。

 

今回、彼女はそのルールにことごとく反した。

 

女らしさをアピールするにしても、この場合は色気や母性、親しみやすさを

感じさせる必要があるのだ。

 

 

今回彼女が得たのは「ちょっと空気の読めない公認会計士」という印象だった。

 

—————————

 

かくして、Kは自身の強みの打ち出し方を見誤ってきた。

 

そして、こういう婚活女は想像以上に多い。

 

特に、頭の良さや職業スペックの高さなどを強みとして認識している女は、

『女としての』自分の魅力に自信がない。

 

それを補うために、無意識のうちに『学歴』『職歴』などが自分の魅力になる

と思い込んでいる。

(そんなものは、恋愛の初期段階でアドバンテージになりにくいのに)

 

 

ビジネスにおける自分の魅力と、恋愛における自分の魅力は別物である。

 

また、それぞれの魅力には、その『出しどころ』というものが存在する。

 

 

次回は、この『出しどころ』について言及していきたい。

 

 

 

 

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当たり前のようでわかっていない、自分のアピールポイントとは?「女としての」アピールポイントを間違えた、残念なハイキャリ女(1)

ビジネスでも、恋愛でも、「自分の強み」を知ることは大事だ。

 

アピールポイントを知っているのとそうでないのとでは、相手

(お客さんだったり、異性だったり)へのアプローチ方法が大きく変わる。

 

 

ビジネスにおける「自分の強み」探しは、大抵の場合、就活の自己分析など

そのやり方を覚えていく。

 

それをきっかけに、社会人として実務をこなしながら自分の強みを確固たる

ものにしていくのだ。

 

 

恋愛の場合は、思春期の恋愛経験や異性との絡みの中で見出されるものだが、

就活と違って、一斉に始まるものではない。

 

場合によっては、その経験は「待っているだけ」では得られない人もいる。

 

 

女子校、男子校などと異性との接触機会が少ない人は、自ら機会を作り出す

必要があるのだ。



 

自分の強みを見つけるにあたって、外してはいけない視点は、その強みは、

「どこで発揮されるのか?」

 

ビジネスの場においてなのか、男女関係における強みなのか、

それとも、ゲームやスポーツなどにおけるそれなのか。

 

 

強みは、強みを発揮できる場所でないと、発揮できないのだ。



先日出会ったハイキャリアの女で、どうもその辺りを履き違えていた人がいた。

 

「どこで」発揮される強みなのかを、明確にしていないとこのようなことに

なるのである。

 

 

K(37・女)は、都内の中堅会計事務所に籍を置く会計士だ。

 

一橋大学在学中に、大学1年の後期からダブルスクールに通い、会計士の

資格取得を最優先事項として、ひたすら勉強を重ねてきた。

 

部活も辞め、学校の授業も出ず(商学部だった彼女は、ダブルスクール

学校の授業で習うことも習得していた)、ゼミにも所属しない。

 

彼女の学校生活は、まさに「試験勉強」そのものだった。

 

 

その甲斐あってか、彼女は現役で会計士資格を取得し、大手会計事務所勤務

ののち、今の職に至った。

 

現在絶賛婚活中のKは、自分のアピールを以下のように認識している。

 

・男性顔負けの高い知的水準

・男性顔負けの経済力

・「少女らしさがある」という上記スペックとのギャップ

 

これらの強みを生かし、Kは婚活に奔走するのだが…



ある日のこと。

Kは、知人の誘いで出会いの要素も入ったワイナリー巡りツアーに参加する

こととなった。

 

いろんなワイナリーを巡るため、多くの女性参加者は動きやすい格好で

来ていたが、Kの服装は少し違った。

 

 

オーダーメイドで作ったかのような総花柄のワンピースにキティちゃんのバッグ。

 

 

37歳、女。独身。

 

 

一緒に参加した知人は、Kのその格好に対しては突っ込まないように、

意識を逸らしたという。

 

(これが、Kのいう少女性なのか)



バスで巡るこのツアーでは、乗り込んだところで自己紹介が始まる。

(婚活・恋活の場において、自己紹介は相手に自分を印象付ける重要な

コンテンツだ。)

 

 

その自己紹介は少し特殊で、自分より前に自己紹介した人の名前を全て

言いながら、自分の名前を紹介する、というものである。

 

 

(参照:下図)

 

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多くの参加者は、30名近くいる参加者の名前を覚えられないため、メモを

読み上げながら自己紹介を進める。

 

Kの番がやってきた。彼女は、将来のパートナー候補に対して、このような

自己紹介を始めた。

 

 

「私は暗記が得意なので、カンペなしで皆さんの名前を言いますね!

運転手の〇〇さんの隣のAさんの隣の…」

 

 

ここで、少し考えてみてほしい。

 

異性に対して、「暗記が得意」という特技は何のアピールになるのだろう。

 

 

飲食店の接客業などの面接であれば、役に立つかもしれない。

 

本業の会計業務でも、何かしらのアピールポイントになるかもしれない。

 

 

しかし、「暗記が得意な女」という自己アピールに、男たちは女としての

魅力を感じるのだろうか。

 

 

Kがアピールしているのは、「女としてのKの魅力」ではない。

 

 

ビジネスパーソンや友達、合コンでの「特技は何ですか?」という問いに

対する解であればまだ分かる。

(合コンだったら「じゃあ今から言うこと覚えて」という

コミュニケーションで、場も盛り上がる。)

 

 

しかし、暗記が得意な女に色気を感じるような男は、限りなく0に近い。

(数式でエクスタシーを感じるフェチもいるのだから0ではないと思うが、

限りなくマイノリティである。)



そのあたりの塩梅を心得ている他の女たちは、

「最近仕事が忙しくて出会いがなかったので、思い切って参加してみました」

 

だの、

 

「ワインはあまり詳しくないのですが飲むのは大好きなので参加しました!

楽しくお酒を飲める方と仲良くなれたらと思います♡」

 

 

だの、出会いを意識した言葉を繰り出している。



男たちが今求めているのは、暗記が得意な女ではなく、

楽しく酒が飲める女なのである。

 

 

自己紹介で自分をアピールする際には、

「どこで」「どんな場面で」を意識することがとても重要なのだ。

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

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次回は8月25日@横浜


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磨きすぎた結果、ボロボロになってしまったキラキラ女子の勘違いとは 

※「キラキラ女子」に関する個人的意見です。

 

ここ数年、「キラキラ女子」という言葉が市民権を得ている。

 

「キラキラ女子」とは、一般的に向上心があり公私ともに充実している

女子を指すことが多いが、朝日新聞者が出版している現代用語辞典

「知恵蔵mini」では、このように定義づけられている。

女性としての人生を満喫しているようにキラキラと輝いて見られがちな若い人のこと。一般に、容姿を磨くことに熱心で、ファッション・男女関係を特に重視するタイプとされる。また、金銭的に恵まれている、あるいはダブルワークをするなどして十分な金銭を稼いでいることが多い。

 

また、このようなキラキラ女子を目指す人が多いのに合わせて、

「キラキラ女子になるためのサービス」が目につくようになってきた。

 

・キラキラ女子のマインドセット
・キラキラ女子のメイク術
・キラキラ女子のためのマナー講座
・キラキラ女子のためのセルフプロデュース術
・キラキラ女子のためのキャリアアップ講座
・キラキラ女子のためのマネー講座などなど。あげればキリがない。

 

このようなビジネスで独立している/したい、「起業家女子」も表れてきている。

 

もはや「キラキラ女子」市場と呼んでも良いだろう。

 

向上心がある。

 

何事にも前向き。

 

女である努力を忘れない。

 

女子力アップに余念がない。

 

大いに結構だ。

 

ただし、もう一度知恵蔵miniに記載があった「キラキラ女子」の定義を

見て欲しい。

 

女性としての人生を満喫しているようにキラキラと輝いて見られがちな

若い人のこと。

 

キラキラ女子は、若い人だから「キラキラ女子」なのだ。


若くない女が「キラキラ女子」と称して自分磨きをするのは、

なんとも違和感がある。

(一般的に「若い」というのは20代までなんじゃないかと思う)

 

むしろ、磨きすぎてボロボロになっているんじゃないかと、心配してしまう。

 

特に、婚活目的で「キラキラ女子」をしている人を見ると、その表情の

裏にある「悲痛さ」を感じずにはいられない。

 

20代には20代の、30代には30代の自分の磨き方というものがある。

 

年代が変わると共に、メイクや服装が変化するのと同じように自分の磨き方

というのも変わってくるのではないか。

 

 

その自分磨きは本当にあなたに合っているの?

 

 

30歳を分かれ目に、自分に合った磨き方をしている人は20代の時よりも

むしろ綺麗になっていく。

 

無理をせずに自分磨きを楽しんでいるからだろう。

 

年齢も含め、自分の外見などを受け入れた上で、それを軸にして

自分磨きをしている。

 

逆に、人に言われるがまま、軸のない自分磨きをしている人は、

無理をしている感が表情に表れ、それがSNSを通じて拡散される。

 

それを見てる人はこう思うのだ。

 

「痛いなー、この人」

 

自分磨きは良いことだ。

 

しかし、何のための自分磨きなのか、それは自分に合った方法なのか、
見直しても良いんじゃないかなと思う。

 

 

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