先日、恋愛市場におけるモテの効用に関する記事を書いた。 これによると、モテの効用は「意中の相手または交際中の相手との恋愛を 進めやすくする」こと。 この効用を活かし、恋愛を有利に進めるための土台（環境）を作ることが、 モテることのメリットであ…

恋愛ノウハウ系の記事や書籍を見ていると、 「意中の相手を落とすためにはどうすれば良いのか」 「異性にモテるためにはどうすれば良いか」 「ヤるためにはどうすれば良いのか」 というようなテーマのものをよく目にする。 これらの記事を見ると「モテること…

2001年に純愛ブームを牽引した「世界の中心で愛を叫ぶ」。 今日は、サクとアキのことを少し思い出してみようと思う。 「純愛」というと、どんなイメージを抱くだろうか？なんとなく、 世の中では「良いコト」だったり「理想の恋愛」だと価値づけられている。…

少し古いデータになるが、Gabaマンツーマン英会話が2014年に発表した 「社内コミュニケーションに関する調査」 の中に、職場恋愛に関する調査結果が載っている。 この調査は、20代から50代の各年代から、男女125人ずつの計1000名の アンケート結果から作成さ…

SVR理論は、心理学者マースティンが提唱している、カップルの関係構築 プロセスにおけるモデルである。 初期の外的刺激段階S（Stimulus）は、出会いから恋愛の初期に渡る間を差し、 相手の外見や声、性格や社会評価などから刺激を受けている状態である。 中…

筆者は、これまでの記事では、恋愛と結婚は別物だという考え方を 指示する立場をとってきた。 恋愛とセックスは結婚が前提となるという考え方、 「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」が崩壊することは、 恋愛とセックス、結婚は別物になることとイコール…

1970年代以降で日本でも増えてきた「恋愛結婚」。 恋愛結婚は、「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」 という思想のもとに広がってきたとされている。 ロマンティック・ラブ・イデオロギーとは、一言で言うと 「恋愛」「性」「結婚」は三位一体であると言…

最近は、恋愛や結婚に対して切り離して考える男女も、 少数ながらも増えてきた。 ■恋愛はしなくて良いけど、結婚はしたい派（恋愛＜結婚） ■結婚はしたくないけど、彼氏や彼女などの特定のパートナー が欲しい派（恋愛＞結婚） 婚姻制度の賛否については、個…

※本文中に、SM表現、グロ表現を含みます。苦手な方はスキップしてください。 「R(33)とは、マッチングアプリを使って出会いました。」 と話すD(34)は、都内でデイトレーダーをしているためか、 普段はあまり人と会わない。 そろそろ彼女が欲しいと始めたマッ…

前回の圏外婚に引き続き、最近の結婚形態を紹介。 今回は20代が結婚を現実的に考えるきっかけになるであろう、コスパ婚について。 【コスパ婚】 何事もコスパで考えやすい20代に向いている形態。 コスパ婚には、①通い婚②ジモ(ト)婚③同棲婚④産むだけ婚などが…

恋愛関係や婚活に関する悩みを聞いていると、結婚をすることがゴールに なっている人が少なからずいる。 結婚をした上でどういう生き方をしたいのか、どうなっていたいのかが 分からず、「とりあえず子供も欲しいし結婚をしたい」という人。 中には、将来的…

いきなりだが、このグラフを見て欲しい。 ソロ男ソロ女の動向を研究するソロモンLABO所長の、 荒川和久氏が昨年の12月に発表した「デートで『奢られたい』女は実は少数派だ」 https://toyokeizai.net/articles/-/199927?page=1内で発表された調査結果だ。 「…

今回は、肉食男女向けのお話。 彼氏、彼女がいる人を好きになった時に、取る方略は主に3つあるだろう。 略奪する・篭絡する 時期が来るのを待つ（破局を待つ） 諦める ちなみに、ただ何も策を練らずにだらだらと想い続けているのは、 戦略とは言えない。1-3…

日本では、対人関係を円滑にするための社会的スキルのトレーニングが 開発されてきた。 これらは、対人関係全般における気ごん的なスキルのトレーニングが多く、 異性関係に特化した具体的なスキルのトレーニングは行われなかった。 一方、欧米では、初対面…

男と女の初対面の場において「もっと仲良くなりたい」と相手に思わせる ためには、どうすれば良いのだろうか。 この疑問は、出会いを求める男女に共通する疑問であり、 人によっては割と深刻な悩みだと思う。 この問いに対する答えがわかる、興味深いレポー…

こんな話がある。R（39・男）が知人に「そろそろ結婚したいな」とこぼしたところ、 婚活中のY（36・女）を紹介された。 週末のある日、表参道のオープンテラスで落ち合った二人は意気投合。二人とも酒が好きだったこともあり、そのまま食事に行くことになっ…

恋愛の場面でよく出てくる「駆け引き」。 気になる相手をひきつける手法として必要だとは感じているが、 実際は苦手だったり、「自分がやられたら嫌だ」と否定的に捉える 人も多い。 駆け引きでは、みんなが何をしているかというのを調べてみると、 例えばこ…

ファンたちから熱烈な支持を得るエヴァンゲリオン。 筆者が初めて観たのは水曜日にオンエアされていたアニメだった。当時小学生だった私は何が楽しいのかさっぱりわからなかった。 他に観るアニメがないから何となく付けっ放しにしていたのだが、 この時に出…

来月35歳のバースデーを迎える女A。Aは、4年以上彼氏がいない。 好きな人もいないと言う。 彼女の義理の兄T（40）が心配して、Aと筆者を引き合わせたのは先月の とある金曜日。 A「結婚って好きな人とするわけじゃないですか。 だから、結婚よりも前にまず恋…

恋人や友人など、自分にとって大事な人が、自分のことを拒絶する のではないかと心配し不安に思うことを「拒絶敏感性」とか、 「拒否感受性」などという。 拒絶敏感性の高い人は、相手の何気ない行動を否定的に捉えて しまいやすい。 例えば、相手をデートに…