恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

当たり前のようでわかっていない、自分のアピールポイントとは?「女としての」アピールポイントを間違えた、残念なハイキャリ女(1)

ビジネスでも、恋愛でも、「自分の強み」を知ることは大事だ。

 

アピールポイントを知っているのとそうでないのとでは、相手

(お客さんだったり、異性だったり)へのアプローチ方法が大きく変わる。

 

 

ビジネスにおける「自分の強み」探しは、大抵の場合、就活の自己分析など

そのやり方を覚えていく。

 

それをきっかけに、社会人として実務をこなしながら自分の強みを確固たる

ものにしていくのだ。

 

 

恋愛の場合は、思春期の恋愛経験や異性との絡みの中で見出されるものだが、

就活と違って、一斉に始まるものではない。

 

場合によっては、その経験は「待っているだけ」では得られない人もいる。

 

 

女子校、男子校などと異性との接触機会が少ない人は、自ら機会を作り出す

必要があるのだ。



 

自分の強みを見つけるにあたって、外してはいけない視点は、その強みは、

「どこで発揮されるのか?」

 

ビジネスの場においてなのか、男女関係における強みなのか、

それとも、ゲームやスポーツなどにおけるそれなのか。

 

 

強みは、強みを発揮できる場所でないと、発揮できないのだ。



先日出会ったハイキャリアの女で、どうもその辺りを履き違えていた人がいた。

 

「どこで」発揮される強みなのかを、明確にしていないとこのようなことに

なるのである。

 

 

K(37・女)は、都内の中堅会計事務所に籍を置く会計士だ。

 

一橋大学在学中に、大学1年の後期からダブルスクールに通い、会計士の

資格取得を最優先事項として、ひたすら勉強を重ねてきた。

 

部活も辞め、学校の授業も出ず(商学部だった彼女は、ダブルスクール

学校の授業で習うことも習得していた)、ゼミにも所属しない。

 

彼女の学校生活は、まさに「試験勉強」そのものだった。

 

 

その甲斐あってか、彼女は現役で会計士資格を取得し、大手会計事務所勤務

ののち、今の職に至った。

 

現在絶賛婚活中のKは、自分のアピールを以下のように認識している。

 

・男性顔負けの高い知的水準

・男性顔負けの経済力

・「少女らしさがある」という上記スペックとのギャップ

 

これらの強みを生かし、Kは婚活に奔走するのだが…



ある日のこと。

Kは、知人の誘いで出会いの要素も入ったワイナリー巡りツアーに参加する

こととなった。

 

いろんなワイナリーを巡るため、多くの女性参加者は動きやすい格好で

来ていたが、Kの服装は少し違った。

 

 

オーダーメイドで作ったかのような総花柄のワンピースにキティちゃんのバッグ。

 

 

37歳、女。独身。

 

 

一緒に参加した知人は、Kのその格好に対しては突っ込まないように、

意識を逸らしたという。

 

(これが、Kのいう少女性なのか)



バスで巡るこのツアーでは、乗り込んだところで自己紹介が始まる。

(婚活・恋活の場において、自己紹介は相手に自分を印象付ける重要な

コンテンツだ。)

 

 

その自己紹介は少し特殊で、自分より前に自己紹介した人の名前を全て

言いながら、自分の名前を紹介する、というものである。

 

 

(参照:下図)

 

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多くの参加者は、30名近くいる参加者の名前を覚えられないため、メモを

読み上げながら自己紹介を進める。

 

Kの番がやってきた。彼女は、将来のパートナー候補に対して、このような

自己紹介を始めた。

 

 

「私は暗記が得意なので、カンペなしで皆さんの名前を言いますね!

運転手の〇〇さんの隣のAさんの隣の…」

 

 

ここで、少し考えてみてほしい。

 

異性に対して、「暗記が得意」という特技は何のアピールになるのだろう。

 

 

飲食店の接客業などの面接であれば、役に立つかもしれない。

 

本業の会計業務でも、何かしらのアピールポイントになるかもしれない。

 

 

しかし、「暗記が得意な女」という自己アピールに、男たちは女としての

魅力を感じるのだろうか。

 

 

Kがアピールしているのは、「女としてのKの魅力」ではない。

 

 

ビジネスパーソンや友達、合コンでの「特技は何ですか?」という問いに

対する解であればまだ分かる。

(合コンだったら「じゃあ今から言うこと覚えて」という

コミュニケーションで、場も盛り上がる。)

 

 

しかし、暗記が得意な女に色気を感じるような男は、限りなく0に近い。

(数式でエクスタシーを感じるフェチもいるのだから0ではないと思うが、

限りなくマイノリティである。)



そのあたりの塩梅を心得ている他の女たちは、

「最近仕事が忙しくて出会いがなかったので、思い切って参加してみました」

 

だの、

 

「ワインはあまり詳しくないのですが飲むのは大好きなので参加しました!

楽しくお酒を飲める方と仲良くなれたらと思います♡」

 

 

だの、出会いを意識した言葉を繰り出している。



男たちが今求めているのは、暗記が得意な女ではなく、

楽しく酒が飲める女なのである。

 

 

自己紹介で自分をアピールする際には、

「どこで」「どんな場面で」を意識することがとても重要なのだ。

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

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次回は8月25日@横浜


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