シングルの男はどこにいるのか?都道府県別『男余りMAP』なるものが存在した。
独身者を性別で見ると、男が300万人ほど余っているというのは、割と知られた話だ。
では、余っている男たちはどこにいるのか?
博報堂のソロもんLABOのリーダーである荒川氏は、
2015年の国勢調査から、20代から30代の男余り率を割り出している。
都道府県別のマップがコチラ。
(参照:東洋経済ネット 2016年)
見ての通り、北関東で男余りが集中している。
逆に、北海道や西日本では男余り状況は小さい。
福岡はフリーの可愛い子がいる。
茨城は男が余っている。
こういう噂をよく聞くが、どうやら本当らしい。
もう少し子細に見てみよう。
荒川氏はまた、男がどれだけ余っているかの割合とランキングも作成している。
(参照:東洋経済ネット 2016年)
茨城、栃木、群馬など北関東が軒並みランクイン。
5-6人に一人が余っている状況だ。
意外にも、神奈川も男余り率が高い。
荒川氏は、なぜ男余りが北関東に集中するのか、次の仮説を立てている。
1,北関東男女の容姿に問題があるから
→この仮説については、正しくなさそうだとしていた。
秋田に美人が多いのは、江戸時代に現茨城県の大名であった佐竹氏が、
転封時に茨城中の美人を秋田に連れて言ってしまったという説がある。
しかし、これは単なる秋田はなぜ美人が多いのかの「諸説」に過ぎない。
三大美人の地、京都、福岡、秋田の男余り率を見ても、この3県に共通するものはない。
①北関東の女性が都会に流出してしまうから。
→配偶関係別の転出入データがないことから、これも証明しづらいとしている。
② 北関東には離婚再婚を繰り返す男がいる
→茨城、栃木、群馬の離婚率は1.7で、全国平均の1.8よりも低いから。
③北関東の40-50代男が若い女をゲットしている
→北関東の40-50代の余り数値を見たときに、他の年代と大きな差がなかったため、
この仮説も違うのではないか。
結局のところ、どの仮説も男余りを実証できるものがなかった。
おそらく、この現象はいくつかの要因が重なって起こっている結果だろう。
原因究明の仮説にはならないが、
このデータから読み取れることをメモしておきたい。
(1)工業地帯/地域のあるエリアは人余りが少ない傾向にある。
この地図に太平洋ベルトを重ねてみると、男余りの少ない県は、大体が太平洋ベルトに
入っている。
北海道や沖縄の場合は、この傾向に当てはまらないが、本州のこのエリアはメーカーな
どの大企業が集まっているため、自然に男の「貰い手」がつくのではないだろうか。
(前述の地図から筆者が作成)
(2)政令指定都市の有無との関連性はない
先の地図に政令指定都市をマッピングして見たが、大きな傾向は見られなかった。
(前述の地図から筆者が作成)
(3)出生都道府県に今も住んでいる割合と大都市の男余り割合には相関関係がありそう。
2016年の人口移動調査を見ると、出生都道府県と現住都道府県が同じ割合は以下の通り。
黄色く塗っている部分は大都市圏となる。
他の大都市圏と比較すると、愛知県だけが85.6%と圧倒的に同一県率が高い。
また、愛知県だけが男余りが大きい県である。
ここには何かしらの秘密が隠れていそうだ。
(前述の地図から筆者が作成)
この3つの考察から、何らかの仮説を立てることはできそうである。
この仮説については、いずれお披露目したい。
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