恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

男はロマンチスト?恋愛結婚に対する認識が間違っていた件。恋愛に関する新しい概念~ロマンティック・マリッジ・イデオロギー~

筆者は、これまでの記事では、恋愛と結婚は別物だという考え方を

指示する立場をとってきた。

 

恋愛とセックスは結婚が前提となるという考え方、

「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」が崩壊することは、

恋愛とセックス、結婚は別物になることとイコールだと思っていたからだ。

 

ところが、ロマンティック・ラブ・イデオロギーは完全に

崩壊したのではなく、どうやらロマンティック・マリッジ・イデオロギー

という別の形に変わったようだ。

 

ラブイデオロギーが、結婚前提の恋愛(結婚は必要十分条件

であるとすれば、マリッジイデオロギーは、恋愛が前提の結婚

(結婚は十分条件)だ。

似ているようで、両者の性質は全く違う。

 

マリッジイデオロギーは、言うなれば、「恋愛は結婚が前提ではないが、

結婚は恋愛が前提だ」という考え方である。

ここでは、恋愛は結婚に繋がらなくてもOKという考え方と、

捉えていただきたい。

 

社会学者の谷本奈穂(関西大学)、渡辺大輔氏(成蹊大学)は、

2016年の数理社会学会で『ロマンティック・ラブ・イデオロギー再考』

という論文を発表した。

 

1990年代以降の恋愛観念がどのようになっていったのかを、

雑誌の恋愛特集記事の分析からアプローチをしたものである。

 

谷本らは、雑誌分析とその記事に使われている語彙分析から、

①恋愛は結婚につながるという意味でのロマンティック・ラブ・イデオロギー

が90年代以降指示されなくなっている。

②ただし、結婚には恋愛を求めるロマンティック・マリッジ・イデオロギー

がせり出してきているのではないか、という仮説を立てた。

 

その上で、ラブ・イデオロギーの賛否を「恋愛のゴールは結婚であるべきだ」、

マリッジ・イデオロギーの賛否を「結婚するには恋愛感情がなくてはいけない」

という質問項目を用意し、12007名にアンケートをとった。

 

なお、選択肢は賛成と反対のみで、どちらでもないという選択肢はなかった。

 

その結果がこちら。

 

 

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年代別の表からわかるように、ロマンティック・ラブ・イデオロギー

否定する人は50代よりも若い人たちに多いのがわかる。(青いグラフ)

逆に、60代はロマンティック・ラブ・イデオロギーを肯定する人が多い。

この世代はロマンティック・ラブ全盛の時代に20代だった人たち。

しかし、それ以降は結婚を目指さなくても恋愛ができるようになり、

当該イデオロギーは不支持とされることが増えた。

 

一方で、新しい概念とされるロマンティック・マリッジ・イデオロギー

関してみてみると、新イデオロギーのみを肯定する人たちが34.4%と割合が

比較的高い。

年代別に見てみても、新イデオロギーを肯定する人は、50代以下の

人たちに多い。(オレンジのグラフ)

 

面白いのは、20代、30代の性別別の表だ。

 

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若い層の男は、ロマンティック・ラブを否定しているわけではなく、

新旧両イデオロギーに賛成していることがわかる。「恋愛のゴールは結婚だ」

と考えた上で、「結婚するには恋愛感情がなくてはならない」と考える人が

多いということだ。

女に加えると、徹底的なロマンチストな男が多いのかもしれない。

 

しかし、女の方を見てみると、「結婚するには恋愛感情は必須」とするが、

「恋愛のゴールは結婚ではなくても良い」としている人が多い。

このことから、若い女にとって、恋愛は「結婚に至るための必須の道」ではなく、

「より良い相手を見つける機会」としての位置付けになっていることが推察される。

より良いパートナーを見つけるためにはその機会は多い方が良いが、

イデオロギー的な考え方では、自ずとその機会は少なってしまう。

 

ならば、恋愛と結婚で縛り付ける戦略から離脱する戦略を取る方が

好都合と言える。

こうして、若い女性は、ロマンティック・マリッジ・イデオロギーを支持し、

恋愛を統制から解放したのではないだろうか。(谷本)

 

ロマンティック・マリッジ・イデオロギーが、恋愛は「より良い相手を

見つけるための機会」であると捉えるならば、恋人の数によって支持数も

変わってくるのだろうか。



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この図を見ると、男女ともにこれまで付き合ってきた人の数が多いほど、

イデオロギーのみへの支持が多い。恋人が多い、つまり「恋愛に恵まれた人」

ほど新しいイデオロギーのみを支持する傾向が強いといえよう。

 

恋愛に恵まれた人たちにとって、良いパートナーを見つけるための機会は

多い方がよく、ロマンティック・ラブ・イデオロギー的な恋愛

(あらかじめ結婚が義務化されている恋愛)をしてしまうと、大きな機会損失

を招くこととなる。

 

だから、この人たちは新イデオロギーを支持し、自分たちの恋愛機会を増やそう

としているのかもしれない。

 

これらの結果を見ていると、ロマンティック・マリッジ・イデオロギー

「モテる人」と「若い女」に支持されやすいことがわかった。

 

よく、「結婚したいと思うけど、恋愛しないと結婚できない」という人がいるが、

この人はまさに新イデオロギーの強烈な支持者なのだろう。

そして確かに、この言葉は男より女から聞くことが圧倒的に多い。

 

筆者はどちらかというと、両イデオロギー否定派になるが、20-30代の

層を見てみると両否定派は20%近くもいる。こちらもかなり興味深い、

イデオロギー否定とは、言葉を変えると、「恋愛」と「結婚」は分離された

ものである、という考え方だろう。

 

イデオロギーに代わり新イデオロギーが台頭してきたのと同様に、はるか昔の

「恋愛と結婚を切り離す考え方」(宮廷的恋愛や騎士道的恋愛)も同じく注目

されている考え方なのかもしれない。

 

結婚や家族、夫婦の形態の変遷と同じく、恋愛観も多様な形を持ってきた、

ということなのだろう。

 

 

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様々な恋愛のカタチ~恋愛は12世紀の発明品!?ヨーロッパの恋愛観「騎士道的恋愛」「宮廷的恋愛」と、ロマンティック・ラブ・イデオロギー。

1970年代以降で日本でも増えてきた「恋愛結婚」。

恋愛結婚は、「ロマンティック・ラブ・イデオロギー

という思想のもとに広がってきたとされている。

 

ロマンティック・ラブ・イデオロギーとは、一言で言うと

「恋愛」「性」「結婚」は三位一体であると言う考え方である。

 

ロマンティックラブは、恋愛やそれに伴うセックスは、

すべて結婚を前提にして行われる。それ以外の恋愛は社会秩序を

乱すものとして、悪とされる。

 

 

一昔前の「婚前交渉NG論」だったり、「処女信仰」や

「運命の人はいる信仰」は、ロマンティック・ラブ・イデオロギーから

生まれているのではないかと思う。

 

実はこの概念が生まれたとされるのは19世紀のヨーロッパ。

その後、20世紀に広く普及し、日本には高度経済成長期(1950年代)

に輸入され、1970年代に普及した。

 

概念は、時代や社会の変遷と共に変わる。実際に日本では1990年代には

この概念は崩壊し始めたとみられており、21世紀に今後残る概念なのか

どうかはわからない。

 

結婚と恋愛、セックスの三位一体説は、現代を生きる我々の恋愛観からすると、

少々やりづらい。恋愛と結婚は別物だとする人もいるし、結婚前に異性と

付き合うなんて当たり前のこと。

 

果たして、このイデオロギーはどこから、どのように生まれたのだろう。

ヨーロッパの恋愛観を紐解いていくと、それが見えてくる。

 

ロマンティック・ラブ・イデオロギーが近代の恋愛観だとするならば、

近代以前の恋愛観は、「結婚」「恋愛」「セックス」は分離されたものだった。

 

実際に、近代以前の恋愛の形として「騎士道的恋愛」「宮廷的恋愛」

と言うものがあった。

 

時は12世紀中頃、南フランスのトゥルバドゥールと呼ばれる詩人たちが

歌いあげた愛が、「騎士道的恋愛」。

カトリックの影響で、それまでは恋愛は野蛮なものとして見做されていたが、

彼らは恋愛を新しい価値として世の中に広めたのである。

 

騎士が、身分の高い既婚の貴婦人に愛を捧げるが、

決して報われることはない恋のことを言った

そのリターンは、女から与えられる好意的な表現である。

(当時の観念を色濃く移す、三銃士にもそう言ったシーンがある)

 

ルネッサンス期を経ると、貴族階級の中で「騎士道的恋愛」

は「宮廷的恋愛」へと形を変える。特に、17世紀から18世紀の

フランス・ブルボン王朝では宮廷的恋愛がそこかしこで繰り広げられた。

 

 

これらの共通した特徴は、

 

「結婚の外でなされた」

 

と言うこと。

 

両者の違いは、「騎士道的恋愛」はプラトニックだったのに対し、

「宮廷愛的恋愛」はセックス込みだったところにある。

 

ところが、19世紀以降にこれまでの貴族に代わりブルジョア層が台頭すると、

社会構造の変化と共に恋愛の形も変わってくる。

 

彼らは貴族的な文化や慣習を嫌い、何もかもを変えようとした。

倫理観、道徳、ファッションまでも。

 

新しい権力者のブルジョアたちは、生殖を目的としないセックスは悪とし、

キリスト教のもと姦淫であり罪だとした。

 

「恋愛やそれに伴う性的欲求は、神の祝福する結婚とは相入れない」

(柳沢直子・草野いづみ『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか』1995)

 

とされ、ここで恋愛と結婚が対立することとなったと言う。

 

これまでの「騎士道的恋愛」や「宮廷的恋愛」は、公に結婚の外で

なされていた恋愛だったため、結婚制度を脅かさなかった。

 

「不倫」なんて言葉は、当時の人たちからしたら

「ナニソレ?オイシイノ?」だろう。

 

婚外の恋愛を認めてしまうことで、恋愛は社会秩序を乱さないものだった。

 

しかし、恋愛やセックスが生殖を目的としたものとなり、

結婚と切り離せなくなると話は別だ。恋愛は、家族の秩序や階級秩序を

脅かす危険な存在となってしまった。

 

身分違いの恋など、結婚相手にふさわしくない相手との恋は、

階級秩序を、婚外恋愛は家族秩序を乱すことになる。

 

 

そのため、恋愛は罪であり、社会にとって望ましい結婚制度を崩壊

させる危険因子と見做された。

 

安定的な社会を継続させるためには、恋愛を安全なものにする必要が出てくる。

 

そこで生まれたのが、「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」。

元々は結婚と対立する恋愛を、逆に結婚と強く結びつけ、

 

結婚相手に抱く感情こそが恋愛

 

なのだと規定する。

 

大阪大学名誉教授、社会学者の井上俊氏は、このイデオロギー

「恋愛という『無政府な力』を結婚という社会制度の中に組み込んで

しまうことによって恋愛からその牙を抜く」機能を果たしたと言う。

 

かように生まれたイデオロギーは、我々の親世代を恋愛結婚に駆り立てた。

恋愛は、結婚、家族も密接に絡みつき、社会に根付く。

 

先にも述べたが、この考え方自体は崩壊し始めており、

今は新しい概念が現れていると言う。これについては、

また別の機会に話したいと思う。

 

とかく今回言いたかったのは、結婚の形も、恋愛の形も、

たまたま今の時代がこの形であるだけだ、と言うこと。

正しい形なんて、ないのだ。

 

(参考文献:谷本・渡辺『ロマンティック・ラブ・イデオロギー思考』2016)

 

 

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恋愛結婚はハイブリッド人材のみができる高等テクニックなのではないかと思った

最近は、恋愛や結婚に対して切り離して考える男女も、

少数ながらも増えてきた。

 

■恋愛はしなくて良いけど、結婚はしたい派(恋愛<結婚)

■結婚はしたくないけど、彼氏や彼女などの特定のパートナー

が欲しい派(恋愛>結婚)

 

婚姻制度の賛否については、個人の価値観によって異なるが、

国立社会保障・人口問題研究所が出している「結婚の利点」について

まとめているデータがある。

 

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見てわかる通り、男女ともに「子どもや家族が持てる」

「精神的安らぎの場が得られる」「親や周囲の期待に応えられる」が、

その利点のトップ3に当たる。

既婚者の回答も含まれているため、結婚後のメリットを実感している

率直な意見も含まれているだろう。

 

また、独身男女の結婚したい理由をググってみると、

このような回答が出てくる。

 

男:寂しい/キャリアアップに必要/家庭を持ってこそ一人前/

  家事をやって欲しい

 

女:子供が欲しい/仕事から逃れたい/周囲の目が気になる/

  経済的な支えが欲しい/幸せアピールができる

 

など。

 

ここには、恋愛の要素はない。

 

「今の恋人とずっと一緒に居たいから」

 

という理由は、知る限り見当たらなかった。

結婚をするのに恋愛は必要ないということが見てとれる。

 

にもかかわらず、恋愛と結婚を同一視し、

「恋愛結婚」を理想とする男女は多い。

 

この理由については、今の未婚男女の親世代が「恋愛の末に結婚」

をしてきたことが大きいことは、多くのコラムでも指摘されている。



「超親ラブ世代」(牛窪恵)と言われる現代の20代や、

「お見合いは恥ずかしい」という考え方がメジャーだった今の30代では、

特にその傾向は強いのではないか。

特に、最近では何でも話せる「友だち親子」という形態が主流。

 

先日、恋愛インタビューを受けてくれた M(24)も、母親(55)と

同伴で来ていた。

 

このインタビューは、幼少期の家族との関係性から、過去の恋愛経験

(性体験含む)まで、かなり細かく赤裸々に語ってもらった上で、

どんな相手が合うかを診断するプログラムなのだが、

Mは「母親も同席で良い」というのだ。

 

「ママには何でも話してるから、今更隠すことないの。

だから、隣で聞いてていいよ」

 

これには、母親もびっくりしたらしく、「退席して欲しいタイミングが

あったら言ってね」と言っていたのだが、結局最後まで隣で聞いていた。

何でもすぎるだろ!とこちらが気を遣ってしまうほどあけっぴろげに話す。

 

友達感覚で何でも話せる親子関係の中では、親の恋愛結婚話や結婚観を

間近でべったりと聞いている可能性も高い。

そのため、結婚するなら「恋愛結婚は当たり前」だという強烈な

刷り込みをされているのだろう。

 

ところが、先の調査にも上がっているように、恋愛と結婚では

求めるものが違う。

 

恋愛では、性的な充足や自己拡張感(お互いに持っている、

異なる世界を知ることで得られる充足感。結婚では、生活環境や

生育環境の整備、精神的な安息を求める。

 

それゆえに、必要なスキルも異なってくる。恋愛は性的魅力や、

自己プロデュース力など。結婚は関係を継続させる力や生活力など。

 

恋愛と結婚は家族構成プロセスの一環ではなく全くの別物だと

いうことに気づく。

 

恋愛結婚をして継続をしている人たちは、この両方のスキルを併せ

持っているハイブリッドな人たちなのだ。

熟年離婚が増えているのは、ハイブリッドじゃなかったから)



これに気がついた人たちが、両者を切り離して考え始めているのだろう。

 

恋愛=結婚なのか、恋愛≠結婚なのかは、個人の価値観次第なので善悪もない。

やりやすい形を取れば良い。それだけ。

 

 

 

 

 

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趣味も一緒!会話も弾む!イイ感じになった男女の距離を一気に遠ざける禁じ手

 

※本文中に、SM表現、グロ表現を含みます。苦手な方はスキップしてください。

 

「R(33)とは、マッチングアプリを使って出会いました。」

と話すD(34)は、都内でデイトレーダーをしているためか、

普段はあまり人と会わない。

そろそろ彼女が欲しいと始めたマッチングアプリで出会ったRとは、

思いの外会話が弾み、2度目の食事までとんとん拍子で進んだ。

 

「キャリア系女子って感じなのに、酔うとキャラが変わるところ

とかが良いなって思ったんです。

僕は映画やお笑いなんかが好きなんですが、かなりマニアック

な方だと思います。

メッセージでやりとりしてた時も話は合いそうだなと思っていたのですが、

実際に会って予想以上に話が弾んだので、いい感じで進みそうだなと。」

 

2度目のデートのメイン話題は、カルチャー下ネタ

(芸術ぶったエロ話か、芸術withエロかのどっちか)。

 

場所は、チェーンではないが特段色気があるわけではない、

普通の個室居酒屋。

席は向かいのテーブル席だ。

 

Dは、いわゆるサブカル系である。

1人でショーを観にいくのが好きだという話から、そんな話になった。

 

「サディスティックサーカスという、かなりマニアックな話になったんですよ。

SMをテーマとしたショーなんですが。

前回の写真見ます?結構グロいですけど」

 

その写真には、皮膚にワイヤーを通し、上に吊られた男の写真が映っていた。

そのほかの写真も、頰の両側に穴を空け、人間が3人連なっている

パフォーマーだんご三兄弟というらしい)など、なかなかグロい。

 

「海外のパフォーマーはやはりおかしくて、出番ではないときにも、

口に殺虫剤吹きかけてたり。とにかくカオス。

血が出るギリギリなんてもんじゃないですよ。あ、食事中にすみません。」

 

とまあ、こんな話をRにはしたらしい。

 

「普通の女の子は、ここで引くじゃないですか。だけど、Rは違った。

デパH(正式名デパートメントH。毎月鶯谷で行われているエロショー)

に行った経験があったり。

見た目からはわからなかったですが、そういうエロ話で盛り上がったんです。」

 

ここからはサブカルエロ話のオンパレードになったらしい。

テンガやイロハがもらえるイベントの話や、紙おむつイベントなど。

日活劇場内部の話や、カップル喫茶、ハプニングバーにも話が及ぶ。

 

「割と濃い話をしたので、これはかなり打ち解けたな、と。

だから、ここで攻勢に出ることにしました。

というか、まあこういう話をしているとイチャイチャしたくなるじゃないですか。

向かい合って飲んでいたのですが、どさくさに紛れて彼女の隣に

行ってやろうと思いました。彼女なら大丈夫かなと。」

 

というわけで、Dはトイレに立つ。

戻ったときに、さりげなく彼女の隣に席を移す算段だ。

 

「戻ってきて、おもむろに隣に座ったら、酔っ払ってたRの表情が

ちょっと変わりました。

 

R『ん?なんでここに座るの?』

 

D『こんな話してたら、なんかちょっとイチャイチャしたくなっちゃって笑』

 

R『なにそれ、ダメに決まってんじゃん。

ハウス!(犬に小屋に戻れと命令するときにいう掛け声)』

 

D『えー、せっかく打ち解けた仲だと思ってたのに、それ思ってたの俺だけ?』

 

R『ほら、お店の人来ちゃうから、とにかく戻って』

 

Rも笑ってるんですけど、何か『お前は隣には座らせない』

というオーラが纏ってた。

 

こんな感じで、僕の攻撃は失敗に終わりました。

 

まあでも、そのあとRとは2軒目も行きましたし次も会えそうな

感じなので、セーフだったかな笑」

 

 

———————————

 

Dの話をまとめると、

 

際どい下ネタ→打ち解けた(?)→これはイケる?→距離を詰める→失敗

 

ということになる。



今回の敗因は、距離を詰めるシチュエーションとタイミングをミスったこと。

 

  1. シチュエーション

『イチャつく』場とは到底思えない個室居酒屋だったこと。

店の名前を聞くに、その個室もまあまあ狭いし、

半個室タイプの部屋なので隣の客の声の聞こえる。

(現に、隣のおじさんの声がよく響いていたらしい)

 

とてもじゃないが、30を過ぎた男女がいちゃつく場所ではない。

たとえすでに付き合っている2人だったとしても、

こういった場所でいちゃつくことに抵抗を感じる人は多いだろう。



  1. タイミング

タイミングが急すぎだし早すぎる。

DとRは、この時点ではただ濃いめのカルチャー下ネタを

楽しんでいるだけである。

 

普段女と話さない話題だから、その話を屈託無く話ができる

ということにDは『打ち解けた』と感じたのだろう。

会話としては『打ち解け』ているかもしれないが、男女の仲としては

打ち解けてはいない。

そういう要素も全くない。

 

『打ち解ける』の対象を見誤り攻勢に出たDに対して、

Rはこう思っているはずである。

 

「いきなりどうした?」

 

それまで向かいで話していたまだそこまで親しくない男が、

突然隣に座って距離を詰めて来たら、驚くし警戒する。

 

————————

 

もし、イチャイチャ攻勢に出るのであれば、やり方としては

以下の2つだっただろう。

 

(1)最初から身体の物理的な距離を詰めやすい席を取っておく。

ゆったりしたカウンター席や、ソファ席など、自然に距離が詰めやすい席。

相手との関係性にもよるが、相手の警戒心がある程度解かれている

のであればカップルシートでも有効だろう。

 

距離を自然に詰めやすいポジショニングをしておけば、

女が違和感を感じることなく攻めに転じることができる。

 

 

(2)2軒目で一気に詰める

今回のケースは、1軒目は普通の居酒屋だ。イチャイチャモードに持って

いくのは状況的にもかなり難易度が高い。

こういった場合は、2軒目で雰囲気の良いバーやゆったりした

ラウンジに行けば良い。

(こちらも、カウンターやソファ席が良いが、小さめの丸テーブル

でも距離を詰めることは可能。)

すでに酒が回っているので、相手がオープンマインドになっている。

照明も暗く人目が気にならない店が多いので、多少くっついても

違和感はないだろう。



警戒心が解けている女とのデートであれば、ここまでするのは

比較的容易い。

 

ただし、そもそも「相手がどういう人だろう」と女が疑っているケースや、

やりたいオーラ全開の場合は二度と会ってくれなくなるリスクもある。

 

その相手に対して、「今」、距離を詰めても良いのかどうかを

見極める冷静さも求められる。



 

 

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結婚に求めるものによって、形が変わってもいいじゃない?現代の多様な結婚形態(2)-コスパ婚

前回の圏外婚に引き続き、最近の結婚形態を紹介。

今回は20代が結婚を現実的に考えるきっかけになるであろう、コスパ婚について。

 

コスパ婚】

何事もコスパで考えやすい20代に向いている形態。

コスパ婚には、①通い婚②ジモ(ト)婚③同棲婚④産むだけ婚などがある。

産むだけ婚などは法律の整備が必要にはなるだろうが、

一部の男女はすでにその形に踏み切っているという

(牛窪恵『恋愛しない若者たち-コンビニ化する性とコスパ化する結婚』)

 

①通い婚

通い婚というと、一昔前に流行った週末婚など、恋愛気分を想起する

ような結婚かと思うが、ここでの通い婚は違う。

同じ家に住みつつも、別々に住んでいるかのごとく夫婦生活を営む。

仕事や趣味など、日頃はソロとしての活動を楽しみ、家族行事など

何かあったときにユニットのようにまとまって活動(レジャーや親孝行など)する。

2人の関係をかなりドライに割り切っていて、例えば冷蔵庫のスペースも

「ここからは夫(妻)領域」、平日の食事は食の好みが違うからセルフなど、

生活領域を選別して、ストレスのない生活を実現している。

 

1990年代に流行った、群ようこの無印シリーズで、家の中のものに、

夫婦それぞれの名札?をつけて、自立した生活を送ろうとした男女の

話があったが、まさにそれが具現化したものだろう。

 

週末婚

ご存知の通り、平日は別々に暮らし(例えば妻は実家、夫は結婚前に

住んでいた家など)、

妻が週末だけ夫の家に通うのがスタンダード。

さらに通う頻度が低い「月末婚」もある。

結婚後の引越し費用や改めて家具を買い揃えるなどのコストがかからず、

別居のままの方がコスパが高かったり、結婚前に集めた趣味のコレクション

を渋々捨てる必要もない。

 

別居婚

女の社会進出により、今後も増えていくであろう結婚の形態。

夫の転勤をきっかけに一人暮らしの楽さを知ってしまった妻が、

そのまま別々に暮らすことも多い。

転勤族の夫を持つと、一度戻ってきたとしてもまた別の地に行く

可能性も高い。一人暮らしと二人暮らしを何度も行うと、

その度に家の借り換えコストもかかるから、それならば最初から

別々に暮らした方がコスパが良い、というのが彼女たちの言い分だ。

また、自分のペースで物事を進められるのも、別居婚人気が背景にある。

 

夫婦が一緒に過ごす頻度としては、②>①>③。

このような結婚形態の人気がある理由は、以下のようなものらしい。

 

  1. 互いの転勤に左右されず、マイペースで仕事や生活(趣味)ができる
  2. いつまでも新鮮な気持ちでいられる
  3. 別々に住めば、実家とも行き来しやすい

 

牛窪氏によると、このうち男に多いのは1.  女に多いのは1.と3.だという。

男女ともに仕事を続けたいと考える世の中では、転勤を理由に結婚を

先送りするカップルが多いことの裏返しでもある。

そのため、今後は別居婚はますます増えて行くのではないかと思う。

 

確かに、筆者の周りでもそのようなカップルは増えている。

 

知人のB(30)は、外資系の証券会社で働いているが、妻は海外に住む別居婚

また、MBA取得のために間も無く海外に渡るY(28)も、日本に残って

仕事をする妻とは、日本にいる間から別々に暮らしている。

面倒なので両親には言っていないが、正月や盆などの家族の集まりには、

集合してそれぞれの家に行くという。

一人暮らしをしたことのなかった妻がその楽しさに目覚めてしまったため、

今の所は海外からもどってきても、そのまま別居を続けるらしい。

 

「子どもができたら、その時にまた考えれば良いかなと思ってます。」

 

Yは言う。

 

また、実家と行き来しやすくなると言う3の理由では、親との関係性が

密接であることがうかがえる。2014年の調査では、結婚後に夫婦どちらかの

実家から30分未満の距離に住む「近居」は65%もあると言う。

東京や名古屋では、夫よりも妻の実家の近くに住むケースが多いらしい。

仕事をフルでこなすことを考えると、出産や育児などで実家に頼ることが

増えることも想定しているのだろう。

 

④産むだけ婚

一言で言うと、男は「精子提供者」としての役割があれば良い、と言うものだ。

ここまでくると、もう「婚」じゃないよな、と思うが。

しかし、実際に「夫はいらないけど、子供は欲しい」と言う女は増えている。

仕事などで婚期は逃したが子供は欲しい、と言う女たち。

 

たまさか知人に精子をもらえた女は良いが、そうでない女たちも少なくない。

今は日本でも「違法精子売買」が身近になっているのもまた事実。

精子バンクを使うと何百万のコストがかかり、手術などで仕事を

長期間休まなければならない。

そのため、オンラインの個人売買で精子を入手する女たちが後を

断たないと言う。

エイズなどの感染リスクや倫理的な問題から、多くの有識者はその

やり方につき警鐘を鳴らしている。



その他にもこんな携帯も。

⑤ジモ(ト)婚、同級生婚

20代を中心とした、親との密接な関係がこの形態を作り出すのだろう。

結婚しても親元の近くに住みたい、地元に戻りたいとする傾向だ。

 

マーケターとしての顔も持つ(というか、こっちが本業)牛窪氏によると、

マーケティングの世界では「アラフォーから下の世代の男女には地元志向が

圧倒的に強い」という見方がある。

都市部出身の独身者が自分の地元に居続けたかったり、結婚後は地元に

戻りたいというUターン結婚を希望する人もいる。

 

ジモ(ト)婚のメリットとしてよく上がるのは、

 

  1. 結婚後も近くに親や祖父母、地元の友達がいて安心
  2. 慣れ親しんだ地元の風土に囲まれ、生活や子育てができる
  3. 地方が地元なら、都会ほど生活コストがかからずコスパがよくてお得

 

ということ。実はここでも、結婚に対するコスパを意識する声が当たっている。

 

⑥移住婚、里山

「都会であくせく働いているエリートよりも、お金は少ないかも

しれないけれど豊かな生活を送っている里山暮らし」をする夫婦のことだ。

「田舎暮らしは『雇われる』という考え方ではなく、手に職を身に付けた人、

自発的に動ける人に向いている棲み方」だという指摘もある。

 

里山婚のメリットとしてあげられるのは、以下の3つのようなものだ。

 

  1. 豊かな自然の元で、スローライフを実現できる
  2. 自給自足に近い生活を送ることで、家賃や生活費を押さえられる
  3. 地域の人々とのゆるいつながりを実感できる

 

など。プライバシーのないところはデメリットとはなるが、

こういった生き方を実践したいのなら、里山婚もありだと思う。

 

⑦同棲婚、お試し婚、事実婚

20代男女は失敗を嫌うため、「まずはお試し」のトライアルを好むという。

結婚についても同じく失敗したくない彼らは、20代男37%、

20代女49%が、お試し婚の実践はアリとした。

 

彼らがお試し婚や同性婚を支持するのは、以下のような理由だという。

 

  1. 結婚ほど身構えず、お試し感覚で異性と共同生活できる。
  2. 割り勘を前提とすると、ルームシェア感覚で家賃や生活費を押さえられる
  3. 同棲生活を通じて相手に情が生まれたり、自分に自信が持てる




前回の圏外婚も含めると、「結婚」と一括りに言っても、これだけの幅がある。

どんな生き方をしたいのかによって、結婚の形を変えていくこともできる。

 

既存の結婚の形に縛られて考えるのではなくて、もっと自由な発想で、

結婚や恋愛を考えるのも1つなのかなと思った。

 

 

 

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結婚に求めるものによって、形が変わってもいいじゃない?現代の多様な結婚形態①ー圏外婚

恋愛関係や婚活に関する悩みを聞いていると、結婚をすることがゴールに

なっている人が少なからずいる。

 

結婚をした上でどういう生き方をしたいのか、どうなっていたいのかが

分からず、「とりあえず子供も欲しいし結婚をしたい」という人。

中には、将来的な孤独や経済的な不安感から結婚をしたいという人もいる。

(安心・安定を手に入れることがゴール= 結婚なのだろう)

 

結婚をゴールではなく、自分らしく生きるための手段やプロセスとして

捉えてみると、結婚のあり方そのものはとても多様なものに見えてくる。

 

だから、自分のライフスタイルや目標に合った結婚方法をす選ぶ、

と言うのも1つの手なのではないかと思う。

 

「草食系」の産みの親、マーケターの牛窪恵氏は、

その著書『恋愛しない若者たち』内で様々な形の結婚携帯を紹介している。

 

前からあったよね、から今こんなものもあるのね。

と言うものまでを、以下に簡単に紹介していきたい。

 

 

【圏外婚】

圏外婚とは、今までは「結婚相手としてはないよね」と言われていた

相手との結婚スタイルだ。

大きく分けると、①年の差婚②グローバル婚(国際結婚とも言う)③逆転婚。

一昔前までは少数派だったのが、ここ近年で数を増やしていると言う。

 

圏外婚を選択しやすいのは、女の場合だと同世代が結婚して焦る

アラサー世代と、出産リミットが迫ってきているアラフォー世代。

 

一方、男では、仕事よりも料理や家事が好きだったり、

「家庭」に憧れが強いと「早く結婚したい」と言う思いから、圏外婚に

向かいやすくなるそうだ。

 

牛窪氏によると、「結婚相手としてはないよね」と一般に思われてきた層で、

ターゲットとしては先進的だから、競合が少ない。

ブルーオーシャンなのだと言う。

 

また、それゆえに命中率が高く、スピーディーに出会いから結婚まで

漕ぎ着けることができる。

 

圏外婚のそれぞれについては、牛窪氏はこのように述べる。

 

①年の差婚

2009年アルパ社の調査では、夫が11-15歳年上のカップルが、

それまでの5年間と比べて13%から38%に増えたと言う結果が出ている。

また、離婚数が増え、独身市場に条件の良い男たちが大量に戻ってきた。

将来の夫の介護までを現実的に考えながらも、妻の多くは年上夫との

結婚のメリットを次のように考えている。

 

  1. 穏やかで包容力があり、頼りになる
  2. 知識や経験に基づいて行動できる
  3. 安定した地位や収入がある

 

そして、年上夫との結婚のもう1つのメリットは、

「人生設計が立てやすいこと」なのかもしれない。

 

知人のR(34)は10歳上の夫と結婚した1児の母だ。

もともと子供はいらないと考えていたが、

「夫の年齢を考えたら早く産まなきゃ」と子作りへの覚悟が決まったと言う。

 

女の人生にとっては、やはりこれだけは予測不能

夫の年齢や子育てリミット、寿命を考えると、出産を含めた

ライフプランが立てやすくなるらしい。

 

また、最近では妻が年上というケースも増えている。

厚労省の調査では、妻が年上の初婚夫婦は4組に1組いる(24%)という。

さらにいうと、妻が4歳以上年上の割合は7%。

ちなみに、同じ年婚は約5組に1人なので、それよりも多い。

 

確かに、筆者の周りでも妻33歳夫21歳というケースや、

妻80歳夫30歳 (!)という超年の差婚も見られる。

 

年上妻に対して年下夫が感じるメリットは、先に挙げた年下妻の

ものとあまり変わらない。年下夫に対して年上妻が感じるメリットは次の通り。

 

  1. 柔軟で、女性(年上)の自分を素直に認めてくれる
  2. 素直な癒し系で「下から目線」
  3. まぶしい若さと輝きがあり、自分も若返れる

 

先ほど紹介した年の差50歳のカップルは、

夫が夜の仕事だ(風俗系ではなく、飲食)。

80歳の妻は、午前2時を過ぎても夫が帰ってこないと、

心配して店まで迎えに来るという。

 

「浮気をしているんじゃないかって心配なの」

夫の浮気を疑う、1人の女なのである。

そして、その姿を見て夫は「かわいい」と言う。

 

牛窪氏の調査によると、10歳以上年の離れた相手との結婚を

どう思うかを聞いたところ、20代では男30%、女40%が

「アリ。実践したい」と回答。

「なしだと思う」は、男は20%弱、女は10%弱しかなかったと言う。

 

②グローバル婚

1965年では、グローバル婚は年間5000組弱、230組に1組しかいなかった。

しかしその後徐々に増え始め、現在は約21000組と増えている。

 

厳密に言うと、2005年の入管法改正で在留資格取得の審査が

厳格化した影響で、2006年の4.5万組をピークに右肩下がり傾向にあるが、

おそらく日本人夫とフィリピン人

 

妻の婚姻件数が大きく減少したことに起因するだろう。

日本人妻と外国人夫のグローバル婚は、2007年以降もほとんど

件数は変わらない。

 

グローバル婚を果たした男女は、結婚のメリットを次のように言う。

 

  1. (外国人の異性は)決断や行動に移すまでが早い
  2. 男女平等が浸透しているので、家事や家計がシェアしやすい
  3. アフター5や休日、よかや人生を楽しむ空気がある



ちなみに、日本でのグローバル婚はどんな人たちと結婚することが

多いのだろう。

 

男の場合は、対アジア人妻が圧倒的多い。中国、フィリピン、

韓国・朝鮮、タイの合計が85%を占める。

 

一方で女の方も、意外とアジア人が多い。1位が韓国・朝鮮(28%)、

2位がアメリカ、3位が中国(12%)。

アメリカ、イギリス、ブラジルなどの欧米3国との結婚は29%と、意外と少ない。

 

こちらも、20代未婚者に聞いてみたところ、「アリ。実践してみたい」

と答えた女は36%、男でも10%を上回った。

 

③逆転婚、格差婚

男より女の方が収入が高い「格差婚」。日本ではネガティブな

イメージもあるようだが、海外では当たり前になっているようだ。

アメリカでは、妻の4割が夫より高収入だと言う。

 

日本でも、国勢調査の経年を見ると、専業主夫は2000年には

1.6万人いたのに対し,2005年では2.1万人、2010年は6万人と増加の

一途をたどっている。

 

30歳未満の男女の平均実収入が約25万円で男女ほぼ同額。

可処分所得では、女の方が若干男よりも高いことが、

総務省の調査でもわかっている。

 

「男が一家の大黒柱たれ」と言う考え方にこだわらず、どちらが

上でもどちらでも良いと考えてる男女にとっては、格差婚や逆転婚は、

実は居心地が良いものなのかもしれない。



今回は、多様な結婚形態として、【圏外婚】を紹介した。

 

次回は、もう1つのトレンド【コスパ婚】についてみていきたい。

 

 

 

 

 

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デートの永遠の課題、奢る・奢られる問題についての考察

 

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いきなりだが、このグラフを見て欲しい。

ソロ男ソロ女の動向を研究するソロモンLABO所長の、

荒川和久氏が昨年の12月に発表した「デートで『奢られたい』女は実は少数派だ」

https://toyokeizai.net/articles/-/199927?page=1内で発表された調査結果だ。

 

「男がおごるべき」に賛成しているソロ女が30%強であるのに対し、

ソロ男は概ね40%超である。

このデータを元に、荒川氏は「男がおごるべき」と思っている女は

少数派だとしている。

 

確かに、男たちの意識と比べると女たちの賛成意見は少ない。

しかし、ソロ女の各年代ごとを見てみると、同時に「男がおごるの反対」

と言っている女も少数派である。

 

さらに、このグラフのどのデータを見ても合計が100%にならないのは、

ここからあぶれている「どちらでもない」という層が存在するからであろう。

(生データを見ているわけではないので、推測しかできないが)

 

ソロ男、ソロ女に関して、データを書き出してみた。

(グラフから読み取ったため、細かな数値には誤差があることは

ご容赦いただきたい)

 

 

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荒川氏指摘の通り、男よりも女の方が「賛成」が少ないが、

一方で「反対」は男女では大きな差は見られない。

 

女は、反対の比率は年代を重ねるごとに上がっていくのが特徴だ。

経済的にも自立したソロ女は、年を重ねるごとに経済的にも裕福になる。

また、「年を重ねているのにご馳走してもらうなんて悪い/子供っぽい」

と言うような考え方も反対比率を押し上げる要因なのかもしれない。

 

一方で、「どちらでもない」と言う回答は、条件付きでどちらにでもなる、

と言う解釈はできないか。「場合によっては奢って欲しい」派も少なからず

存在するということにはならないか。

 

例えば女の場合は、付き合う前は出して欲しいけど、付き合ったら

割り勘でOK!とか、自分の好きな人だったらオゴリじゃなくてOK!とか。

男だったら、「可愛い」「やれそう」「落とせそう」「付き合えそう」

のような、報酬が目の前にあったらその出費は惜しくない、とか。

 

食事に行く相手や、状況によって大きく変わる。



先日話を聞いたS(女・32)は、「どちらでもない」支持者だ。

彼女はこのように言う。まあまあ美人。

 

「すべての男性にご馳走してもらおうとは思わないけど、

私がお金を払うことに対して『ん?』と思うこともあるよ。

 

例えば、本当に私が会いたくて飲みに行った男友達とかは当然出すし、

付き合う前のデートでも良いなと思ったりしたら、1軒目はご馳走して

いただくにしても、2軒目のバーは私が出すこともある。

 

だけど、相手が私に対して好意を持っていて、私はまだ気持ちが

乗らない場合は、食事代を請求されるとえ?ってなる。

ましてや、相手がまあまあ高いお店を選んできた場合なんかは特に。

一緒にお金を出すなら、事前に予算は聞いてよねって思っちゃう。

 

だってほら、私たち女は飲み代だけにお金を使うわけではないでしょう?

お化粧品だって、洋服だって、できればそちらにお金を使いたいもの。

 

女にお金を出させるつもりなら、せめて負担のなさそうな

お店にして欲しいよね。」

 

Sは更に続ける。

 

「そこそこ食事に誘われている子は、言葉は悪いけれど自分に

好意を持ってくれてご馳走してくれる人って周りにたくさんいるでしょ?

 

彼氏や好きな人まで昇格していなかったら、自分でお金払ってまで

会いたいなと思う何かがないと、そのうち行かなくなっちゃうよね。」



 

現実なんてこんなもんだ。

 

 

 

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