恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

「合コンの『男性もち』は麻薬のようなもの。」将来のパートナーよりも目の前の3000円を取ってしまう、アラサー婚活女への「出会い」の使い分け提案

婚活中級者のM。

 

マッチングアプリや合コン、結婚相談所などのサービスは一通り使いつつも、

今なお迷走中の30歳の女である。

 

見た目もそこそこ可愛く、20代半ば頃にはそれなりのスペックを持った男たちと

の出会いにも恵まれてきた。

 

それなりにスマートな対応をし、それなりにスマートな遊び方をする男たちに

ご馳走されながら20代を過ごしたM。

 

昔は大人数のお食事会にも顔を出していたが、最近は専らマッチングアプリ

結婚相談所で出会うことが多いという。

最近は1:1で出会う活動の方が効率が良さそうとシフトしたそうだ。

 

そして、彼女が出会う男たちは、経済的に余裕のありそうなハイスペ男

(アプリの場合は自己申告なので実際は不明)が多い。

 

出会った男たちの説明をするときに、「〇〇大卒」「経営者」「弁護士」「医者」

などのスペックで説明をする傾向にある。

ハイスペの男たちとの飲み会は、港区女子(および予備軍)のグループライン

などで情報が送られてきたりするので、おそらくその影響もあるのだろう。

 

 

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参考↑こんな感じ。

 

 

通っている結婚相談所のオバちゃんは元外銀勤務の超やり手の女だ。

その仲人からは、「スペックが高い男と結婚するには、女は30歳を過ぎたら何か

武器を持っていないとダメ」と言われているという。

 

「この間成婚した年収2000万円の男性はCAの女性と結婚していたし、別の経営者

の方は帰国子女のキャリアウーマンと結婚したよ。Mさんもそういうのないと、

正直厳しい。」

 

まあこんなことを言われるようだ。が、ない袖は振れない。

Mはこれについて、こんなことを言っていた。

 

「私は普通の女子大だし、特に英語を喋れるとかキャリアウーマンだとかそういう

訳ではない。だから、相談所でも40代とか50代とかみたいな人ばっかりくるし、

スペックそこそこある男の人だと競争率高くて私は無理なんだよね。」

 

自分に自信はないのだが、経営者や聞こえの良い華やかな仕事をしている、

「デキる男」を求めているのだ。

 

そして、そう言った男に「入れ込む」→「フェードアウトされる」→「既読スルー

状態で放置」を繰り返す。

 


「好きだから連絡しちゃうんだけど、パーティーで知り合った人とかだったり

するから、もしかしたら結婚もしてるかもしれない。わかんないんだよね。」

 


なぜ結婚したいのか?の問いに、彼女はこう答える。

 

「生活を安定させたいから」

「将来安心したいから」

「子供が欲しいから」

 

話を聞いていると、Mの「安心」「安定」願望が強い。

 

経済的な側面だけではなく、精神的にも安心したいという。

不安症の面があり、付き合った相手と連絡が取れないと何度も連絡したりする。

 

客観的に見ると、精神的にも経済的にも『安定』を求めるのであれば、経営者を

狙うのはなかなかリスキーだ。

会社なんていつ潰れるか分からないので、収入がいきなり激減するかもしれない。

若い女の子たちと飲みたい男には、浮気のリスクが常につきまとう。

 

『経営者が好き』と彼女は言うが、彼女の結婚ニーズを満たせる相手を探すのは、

結構難しい。

 

字面通り受け取ると、彼女の結婚ニーズを満たすのは、公務員などの職がなくなる

リスクがなく、かつあまり遊びの場に出てこないような男が良いのだ。

 

さらに、Mは言う。

「この間、会社の後輩が男の人の紹介をしてくれて飲んだのね。

でも、その時のお店の場所が土間土間の飲み放題で。あー、サラリーマンと結婚

するとこう言う所に行くようになるんだなって思った。

お金に余裕のある人と飲みに行くと奢ってくれるからいいんだけど、普通の人と

飲みに行くと、2000-3000円ぐらいかかっちゃうでしょ?私もあまりもらってない

から、そう言う所で『この人余裕がありそうだな』ってみちゃう。」

 

 

男女の出会いの場で居酒屋チェーンを選ぶセンスもどうかと思うが、それを差し

引いても彼女のニーズと出会いのアプローチが合っていないように見えるのだ。

 

見た目のそこそこ可愛いMは、男性持ちの飲み会に慣れてしまって、結婚において

もこの基準で相手を選んでしまっているようだ。

3000円を払わせる男とは、その後会おうとはしない。

 

まさに、「将来の安定(結婚)より、目の前の3000円状態」なのである。

 

たまらず、Mに伝えた。

 

筆者「ねえ、その食事会のゴールは何?美味しいご飯を奢ってもらうこと?

それとも、将来安心して一緒に居られるパートナーを探すこと?

経営者タイプのハイスペ系だと、気持ち的に不安になるということはわかって

いるんだよね。収入面だって安定している訳ではないよ。それでもハイスペ系に

行きたいの?」

 

 

M「そんなことはないよ。もう少し広くみたいと思ってる。」

 

 

筆者「確かに、美味しいお食事をご馳走してもらって、気持ちのよいエスコート

をスマートにできる人は魅力的だと思う。

だけど、それはMちゃんを安心させてくれる人なのかな?家にいなくて、いつ

帰ってくるのかもわからない人。

そう考えて見ると、今まで切ってた3000円の男の中に、Mちゃんと合う子がいた

かもしれない。

気持ちよく奢ってもらうだけだったら、それは婚活じゃなくて遊びで行けばいい

んだよ。

ハイスペは遊びで、もしその中に良いご縁があればラッキーぐらいに思えば良い。

 

婚活は、結婚後にどういう生活をしたいのか、という基準で考えてみる。

相談所のオバちゃんはそういうふうにいうかも知れないけど、30歳なんてまだ全然

勝負できるんだから、出会いの場や方法については、賢く使い分けた方が良いよ。

ご馳走してくれる男は、その瞬間は快楽を与えてくれるけど、それは続かないよ。

麻薬みたいなものだもん。

気持ちよくなりたい出会いと、パートナー探しの出会いは違うものだと思ってみて。」

 

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Mでなくても、自身の結婚ニーズとアプローチがずれている人というのは、

少なくないだろう。が、彼女のように出会いそのものはある人は、修正が可能だ。

目的別に出会いを使い分ける。

こんな風に考えてみると、婚活の見方が少しだけ広まりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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