恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

婚活・恋活談義「自然な出会い」VS「婚活サービス」どっちの方が幸せになれる!?③/5「出会い方によって、相手との関係の満足度はどのぐらい違うの!?」

「自然な出会い」と「婚活サービスでの出会い」について、

前回のは「どっちの方が理想の恋人と出会える?」

前々回は「自然な出会いのこだわる理由」

の紹介をしてきた。

 

シリーズ第3回の今回は、「自然な出会い」と「婚活サービスでの出会い」

それぞれの結婚後の満足度と、幸せに関する考え方について見ていきたい。

 

リクルートブライダル総研が出している「出会い方の違いによる影響性調査2017」

の中で、こんなデータがあった。

 

 

 

質問:

現在の結婚相手との以下のことに点数をつけると何点ぐらいですか。

点数は、0-100点でお答えください。

離別による独身の方は、直近の結婚相手と交際していた時のことについて

お答えください。

 

 

この結果を出会い方別にまとめたデータがこちら。

 

上の図が、付き合っていた時の関係への評価で、下の図が、

結婚後(現在)の夫婦関係への評価だ。

 

 

f:id:fatalita-tv:20180726020548p:plain

 

f:id:fatalita-tv:20180726020645p:plain



 

恋愛においても、結婚後の夫婦関係のおいても、自然に出会った人たちの方が、

総じて点数は高い。

 

婚活サービスは、恋愛時の関係も、結婚後の関係も、トータルの点数より

やや低い結果となった。

 

これらについて、リクルートブライダル総研は、結婚前後のギャップが低いのは

「自然な出会い」より「婚活サービスの出会い」と発表している。

 

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180726020745p:plain

 

 

 

スペックや価値観など、ある程度の擦り合わせがしやすい婚活サービスの方が

ギャップが少ないというのは、まあなんとなくわかる。

 

また、婚活サービスを使って交際・結婚をした場合、他の出会い方と比べると

スムーズにことが進みやすいため、ドラマ性が低い。

 

相手と付き合うまでのドラマがあればそれだけ、その恋や相手が良く見える

ロミオとジュリエット効果)ことも、自然な出会いの評価が高くなることの

一因といえよう。

 

婚活サービスで出会ったカップルは、自然に出会ったカップルよりも情や

執着が薄いのかもしれない。

 

 

苦労すればそれだけ、(成果の如何にかかわらず)「やった感」が出るし、

それによる思い入れも強くなる。



とすると、恋愛に「やった感」を求めるのであれば、自然な出会いの中で

関係を育んでいくのが良いのかもしれない。

(ただし、その成果の保証はされない。)

 

 

一方で、好きな相手を見つけて着実に恋愛をし、結婚をしたいのであれば

婚活サービスは向いているのかも。(ただし、恋のドキドキ感やその相手

への思い入れの深さは、あまり味わえないかもしれない)




余談だが、結婚前後のギャップが一番多かったのは、「友人の紹介」だった。

 

個人的には、これが一番意外だった。

 

他人の紹介は、当然ながら他人のバイアスがかかった状態で紹介される。

 

また、「友達の紹介だから安心」と、ある程度高い期待値でいくため、

関係が深まったり、友達バイアスがかからなくなった後の本当の相手の

姿を見た時の、がっかり感が表れているのかもしれない。

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b

 

 

婚活・恋活談義「自然な出会い」VS「婚活サービス」どっちの方が幸せになれる!?②「理想の恋人に会えるのはどっち?」

理想の出会い方の大多数は、「自然な出会い」。

 

その理由を改めて見てみると、「一般的だから」「なんとなく」

と言う理由も少なくない。

 

前回で詳しく書いたので、興味のある人はこちらをご覧ください)

 

では、仕事や共通コミュニティで出会ったカップルと、マッチングアプリ

などの婚活サービスを使って出会ったカップルとでは、実際のところ

何が違うのだろうか。

 

 

リクルートブライダル総研の「恋愛・結婚調査2017」で、理想合致度を

出会い方別に調査したデータがあるので、今回はこれを引っ張ってきたい。

 

データの見せ方を少し変えたのが、以下の表である。

 

 

f:id:fatalita-tv:20180725020655p:plain

 

 

赤字になっているのは、それぞれの項目でポイントの高かったものである。

 

意外なことに、「婚活サービス」で出会ったカップルの方が恋人の理想への

合致度が高いことがわかる。

 

「その他」「特になし」を除く28項目で、「職場・学校・サークルなどで

出会った自然な出会い」が「婚活サービスでの出会い」よりもポイントが

高い項目は8項目、「婚活サービスでの出会い」の方がポイントが高い項目

は20項目という結果になった。

 

 

「自然な出会い」が上回っている項目には、

出生順位・性格が合うこと・容姿・金銭感覚・体の相性・学歴・自分が属する

コミュニティとの関係性・家柄の良さが挙げられるが、

いずれも「婚活サービスでの出会い」と大きな差はない。

 

これらの差がどの程度あるのかを比較するために出したグラフが以下である。

 

 

f:id:fatalita-tv:20180725020728p:plain

 

 

「自然な出会い」と5%以上差をつけているのは、年収などのスペックの他に、

自分と相手の生活に関わる内容のものが目立つ。

 

食の嗜好・仕事への理解・恋愛観・家族観などがそれに当たる。



リクルートブライダル総研でも、この調査の総括として、

 

「婚活サービス」での出会いは、自分の理想に合致する可能性が高い

 

としている。

 

筆者の知人でも、婚活サイトを使って結婚した男(T・39)がいる。

 

若い頃はだいぶ遊んでいた男だが、彼は今の妻を選んだ時に、

こんなことを言っていた。

 

 

「あいつは今まで付き合った女と比べると、見た目はそんなじゃない。

けど、一緒にゴルフに行ける(共通の趣味である)からいいなと思って。

 

あと、あいつめっちゃ良い奴なんだよ。

俺の家、元カノの食器とか全部そのままになってたんだけど、

あいつは俺の家に来ると文句の一つも言わずに、平然と箸とか使うのよ。

それ見てて、なんか申し訳ないなーというか、良い奴だなと。」

 

以上を踏まえると、「自然な出会い」に憧れるが、実体としては

「婚活サービス」を使った出会いの方が「理想の相手と出会う」確率は

高いのかもしれない。

 

このような結果になった理由としては、以下の3点が挙げられるのでは

ないかと思う。

 

  1. 婚活サービスは、会う前に相手のプロフィール等を知ることができるため、理想の異性像のソートがかけやすい。
  2. 職縁や同コミュニティ内では限られた人の中で恋人を探すしかないが、婚活サービスは選択肢が広いため、納得する相手が見つかるまで探すことができる(こじらせると抜け出せなるから注意)
  3. 「自然な出会い」は、与えられた環境の中で、ある意味受け身状態で相手が決まるが、「婚活サービスの出会い」は、自らが自律的に動いているため、納得感が高い。

 

自然な出会いに憧れを抱くのは悪いことでは無いが、残念ながら歳を

経るごとにその機会は減っていってしまう。

 

 

であれば、より効率的に動いてみるのも一法なのかもしれない。

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b

婚活・恋活談義「自然な出会い」VS「婚活サービス」どっちの方が幸せになれる!?①「自然な出会いにこだわる理由」

自然な出会いというと、仕事・学校・友人の紹介(合コン以外)などを

思い浮かべる人が多いだろう。

 

社会に出てある程度経つと、よほど異動が頻繁な職場では無い限り、

仕事・学校での出会いの線は消える。

 

友人の紹介にも限りがあり、年齢を重ねれば重ねるほどその数も減ってくる。

 

交差点でぶつかって出会ったとか、旅行先のトラブルで仲良くなっただとか、

そういう類の「自然な出会い」は、もはやミラクルに近い。

 

にもかかわらず、パートナーがいない男女に理想の出会い方を聞くと、

「自然な出会い」と答える人が多い。

 

20-40代の結婚経験なしの男女4200人を対象にした、リクルートブライダル

総研の調査によると、最も理想的な出会い方で自然な出会い

(職場・学校/サークル)をあげた人は84%もいる。

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180724021203p:plain

 

ここでいう自然な出会いとは、①仕事関係33.1%、②共通コミュニティ

(学校・サークル・友人の紹介)43.5%、③街中・旅先(7.4%)をいうらしい。

 

一方、アプリやサイト、結婚相談所などを理想の出会い方とあげる人は3.5%。

 

8割以上の人が自然に出会うことを理想としているが、リクルートブライダル

総研では、その理由についても調査をしている。

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180724021301p:plain

 

 

1位と2位が上位にくるのは納得である。

 

3位は言い換えると「みんながやっているから」ということだ。

日本人らしいなと思ってしまう。

 

また、興味深いのは婚活サービスを理想の出会いとする人も、自然な

出会いを理想とする人も、「なんとなくそう感じるから」という理由で

理想の出会いを決めている人が多い。(5-6人に1人といったところだろうか。)

 

 

相手の趣味について深く知れるから、という項目も、婚活サービスを

使っている人の方がポイントが高いことを考えると、

 

5位と7位に当てはまる「自然な出会い派」の人たちは、試しに婚活

サービスを使ってみるのも良いのかもしれない。

 

参考までに、理想の出会いを婚活サービスとする人の理由も掲載しておく。

 

婚活サービスを使って婚活・恋活をする人たちの方が、より具体的に

現実的に相手を探している様子が見て取れる。

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180724021400p:plain

一方で、「婚活サービス」を使うことのハードルとして、

「親や知人に言いづらい」という要素は、やや大きな影響を与えていそうだ。



 

f:id:fatalita-tv:20180724021447p:plain

 

筆者の知人でも婚活サイトを通じて結婚した人がいる。

 

彼の結婚式では、二人の出会いのきっかけは「運命的な出会い」と紹介

されていたのが印象深かった。

 

今回は「理想の出会い」と婚活サービスについて見てきたが、婚活サービス

を使わない人の気持ちを代弁すると、

 

 

「周りの目が気にならなくなるなら使ってみたい」

 

 

というのが本音なのかもしれない。

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b

「その日」を別日にやったとしても、女にとっては「その日」が大事。モテない男は「タイミング」を知らない!?

「ふざけんなよ!!」

 

フロアからS(30・女)の大声が聞こえてきたのは、「その日」の夕方に

差し掛かった頃だった。

 

「その日」は、Sの30回目の誕生日。

彼女にとっては、30代が始まる節目となる。

 

平日のど真ん中でゆっくりできないからと、Sは、同棲中の彼氏のMと

その週末にお祝いをする約束をしていた。

 

そうは言っても、ケーキぐらいは食べようということにはなっていたらしい。

 

ところが、「その日」の夕方。

MからのLINEには、「飲み会が入ったから帰りが遅くなる」

 

Sの表情にはみるみると怒りの色が見えてくる。

スマホを片手に部屋を飛び出し…

 

「ふざけんなよ!!」はその顛末である。

 

この二人の場合は、Mがなんとか調整し事無きを得たようだが、

無難に楽しく過ごす、というのは難しそうだ。

 

実はこのような事例は各所で報告されている。




A(25・女)は、たまたま三連休の中日が誕生日だったそうだ。

その時期は、付き合っている彼氏(Y・26)とその友人たちと一泊の旅行に

行くのが毎年恒例行事だ。

 

今年はその日程と被ったため、三連休の最終日(翌日)にお祝いをしようと

いうことになっていた。

 

誕生日当日、友人たちはAに対して口々に「おめでとう」と声をかけてくれた。

しかし、どういうわけだかYは「おめでとう」の一言もない。

終始モヤモヤした気持ちで過ごすA。

 

旅行から帰って来たあと、渋谷のバーで旅行の打ち上げをしたそうだ。

その時も、Yから「おめでとう」の一言もなかったという。

 

Aはここで我慢の限界がきた。

 

「誕生日なのにおめでとうの一言も言うつもりがないワケ!?」

 

ブチギレる。

 

こんな気持ちじゃ一緒に居たくないと激怒するAは、次の日のバースデーも

一緒に居たくないといい、

親友に電話までして愚痴を言い、別れを考えてた。

 

ここでも、なんとか次の日に祝うことができたようだが、

その日を純粋に楽しむことができなかったことは、想像に難くない。



社会人ともなると、誕生日だからと言って仕事を休むわけにはいかない。

様々な理由で、当日を祝えないカップルも多いだろう。

 

そこで別日にイベントを設定するのだが、ここに男と女の考え方の違いが

出てくる。

 

 

男:

別の日にちゃんと祝うのだから、当日に敢えて何かしなくても良いよな。

 

女:

別の日で約束したけど、やっぱり当日がよかったな。

サプライズまでは期待してないけど、おめでとうぐらいは言って欲しい。

 

男と女がすれ違い、最悪なバースデーを迎える原因はこれである。

逆に言えば、当日に一言でも祝う姿勢を見せておけば、女の方は当日に

イベントができないことに対しても、溜飲が下げるわけだ。

 

「その日」を一緒に祝えないカップルは、

 

男は「その日」の当日に、メッセージだけでも良いので覚えている

アピールをすること、

女は、男には「イベントはちゃんとやるんだから当日はいいか」と考える

一面があること

 

を予め知っていれば、ケースで紹介した2組のカップルのような事故を

起こすリスクが下がるのかもしれない。

 

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b

 

セックス前に分かるかも!?男のセックス傾向は〇〇を見れば分かる、10秒でできる診断テスト。

お互いが好きで付き合いが始まったとしても、セックスが合わなければ悲劇。

 

セックス好きであれば、性の不一致はかなり大きな問題である。

 

セックスはしてみないと分からないと言うが、果たして本当にそうなのだろうか。

 

 

このことについて、面白い研究をしたのが、ロンドン・ガイス病院の心理学者、

モアウリス・ヤッフェである。

 

彼は、食事の仕方、特に食事のスピードはセックス傾向に関連すると言っている。

ただし、この研究は男を対象としているため、女に当てはまるとは言い難い。



読者は、以下の4つのどの食べ方をしているだろうか。

(読者が女性の場合は、パートナーや気になる人などを思い浮かべてほしい)



①何も考えずに、早くひたすら食べる

 

②食事を楽しみながら、早く食べる

 

③何も考えずに、ゆっくりひたすら食べる

 

④食事を楽しみながら、ゆっくり食べる



①何も考えずに早くひたすら食べる人のセックス傾向

コミュニケーションをとることがあまり得意ではないことが多い。

色々なタイプがあるが、

 

・性経験がない

・性欲が弱く禁欲状態にある

・相手がいないため食事をセックスがわりにしている人

・うまく射精ができない

・セックス相手に興味を抱かない

 

という傾向が多い。

女から見ると、セックスの相手としては喜ばしいタイプではなさそうだ。

 

②食事を楽しみながら、早く食べる人のセックス傾向

このタイプの人は仕事ができる人が多い。しかし、仕事に対する緊張度が高く、

ストレスが溜まりやすい。

料理についての知識も豊かで話していて楽しいタイプだが、食べるのと同じ

ようにセックスも早く、早漏が多い。

 

③何も考えずに、ゆっくりひたすら食べる人のセックス傾向

4つのタイプの中で、最も性不能になる可能性が高い。

勃起がしづらかったり、中折れ(勃起しても長続きしないこと)したりと、

最後までセックスをすることができない。

 

余談だが、医学博士の北村蓉子氏によると、糖尿病もかかってしまうと

勃起不全になるようなので、現代人は注意が必要だ。

 

 

④食事を楽しみながら、ゆっくり食べる

モアウリスによれば、このタイプの人間はかなり性感が高い。

セックスの相手とすれば、このタイプが一番良いのだろう。

 

 

f:id:fatalita-tv:20180719161030p:plain

 

 

女たちに「嫌いな男のタイプ」を聞くと、一禎の確率で出てくる

「食べ方の汚い人」。

 

女が男の食べ方を気にするのは、無意識のうちにセックスの相性を

見極めているからかもしれない。

 

 

一方で、「よく食べる女の方が好き」という男もいるが、もしかしたら、

よく食べる女とあまり食べない女で、セックス傾向は違うのかもしれない。

(個人的にはよく食べる女の方が、セックスに対して貪欲な感じもする)

 

この分析は、性の悩みで相談によってくる男性患者のために研究された

ものであるため、残念ながら女のそれは診断できないのだが。

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b

 

ソロ男の恋愛と結婚

ソロ男とは、以下の3つの価値観を兼ね備えた、

「ちゃんと働いて」いて、「親からの経済的援助を受けていない」、

20〜50歳の単身世帯の未婚男たちを指す。

(1)自由:束縛されずに自由に生きていきたい
(2)自立:(家族がいても)一人で過ごす時間を確実に確保したい
(3)自給:(家族がいても)誰かにあまり頼らずに生きていける

博報堂が独身男性の消費行動を研究するために発足したプロジェクトの中で、

このように定義づけられた。

 

未婚率が増えていくのと同時に増えていくソロ男。

 

彼らの恋愛と結婚の実態はどのようなものなのかを探ってみた。

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180718020309p:plain

 

2014年に博報堂ソロ男プロジェクトが、ソロ男と未婚のソロ男

(上記の3つの価値観が弱く、結婚願望がある男)の彼女のいる率を調べている。

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180718020333p:plain

 

彼女のいるソロ男は26.8%、非ソロ男は30.4%で、凡そ3-4人に1人に彼女が

いることがわかる。非ソロ男と比較すると若干下回るが、大差はない。

 

このデータだけを見れば、ソロ男も普通に恋愛をし、付き合っている彼女も

いるということがわかる。

(それよりも、非ソロ男の「答えたくない」の数値の大きさの方が気になる)

 

ソロ男も、人並みに普通に恋愛はするのである。

 

では、今彼女のいないソロ男の恋愛経験はどうだろう。

 

 

f:id:fatalita-tv:20180718020644p:plain

 

 

今まで付き合った人数平均を出すと、

ソロ男  4.94人
非ソロ男 5.31人

と大差ない。今まで付き合った経験のないソロ男は、非ソロ男の3倍以上

であるが、それでも今彼女がいないソロ男75%の中の9%しかいない。

 

つまり、全ソロ男の中では6.7%しかいない。

ソロ男≠女がいない

 

ということがここではわかる。

 

 

では、結婚はどうか。

以下は、ソロ男と未婚の非ソロ男の結婚に対する意識を比較したものである、

非ソロ男と比べると、約半数のソロ男が結婚に対して後ろ向きである。

 

年代別のデータによると、ソロ男たちからは、「結婚したいと思わない」

などという漠然とした感情ではなく、非婚への強い意志が感じられるという。

 

 

 

f:id:fatalita-tv:20180718020726p:plain

f:id:fatalita-tv:20180718020741p:plainちなみに、ソロ男も40代になると「結婚」を意識しはじめるらしい。

子供が欲しくなるからだ。この年代のソロ男と非ソロ男は、悩み方が違うという。

非ソロ男が「結婚できないかもしれない」と思うのに対し、ソロ男は

「このまま結婚しなくてもいいのかな」と悩むのだそうだ。

 

このように見ると、女の婚活は30代、男の婚活は40代にピークを迎える

ように見える。

 

それぞれ人気の層は20代、30代となるが、現実的に結婚を考えるなら、

もう少し上の年代は大いにアリだ。

 

「35歳を過ぎても独身の人は難がある」

というのは、もう昔の価値観なのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b

 

 

 

「恋愛観の多様化」 1:1ではない恋愛は、日本でも急速に受け入れられていることを感じた日

「恋愛観の多様化」


1:1ではない恋愛は、日本でも急速に受け入れられていることを感じた日

 

福岡在住の大学2年生M(20・女)は、彼氏を作らない主義だと話す。

 

 

「彼氏を作ってしまうと、他の男の子と遊べないじゃないですか。

いちいち言うのは面倒だし、だからと言って隠れて遊ぶのも相手に申し訳ない。

彼氏ができたとしたら、その人に一途になっていたいというのもありますね。

だから、いろんな人と遊びたい今は、彼氏は作らないんです。」

 

 

こんな考えを持つ若者は、今少なくない。

デートもセックスもするが、付き合ってはいない。

 

セフレ以上恋人未満の関係が楽だという。

 

恋人などのパートナー関係になるということは、二人の間の絆を作って

いくための面倒臭い工程もたくさんある。(価値観の擦り合わせや喧嘩など)

 

少し脱線するが、セフレ以上恋人未満の関係を

「ボディパ(ボディパートナーの略)」という。

 

Cakesで雨月メッツェンバウム次郎がボディパに関する記事を書いているので、

気になる人は読んでみると良い。

 

 

話を元に戻そう。

 

 

Mのような「他の人ともデートを楽しみたいけれども、彼氏を作ると

その人に気を遣わないといけないから、彼氏は作らない」と言う人は、

基本的には優しい、真面目な人のだろうと思う。

 

 

Mの場合、恋愛観はモノガミー(パートナーは1人のみと)。

 

それゆえに、彼氏ができた上で他の相手と遊ぶのは良くないという

考え方があるのかもしれない。

 

 

社会通念上、日本人の多くはモノガミーだが、複数の相手と親密な関係を

持ちたいという願望を持っている人も少なくはない。

 

 

別の人ともデートはしたいが、1:1の関係ではそれは良いことではないとされる。

相手も傷つけたくないし、自分が傷つくのも嫌だ。

だからこそ、1:1の関係を初めから作らない。

 

1:1の恋愛にこだわった結果が「特定のパートナーを作らない」ことだと

すれば、そのスタンスを選ぶ人は、やっぱり真面目なんだと思う。

 

いまの若者たちは恋愛ができないのではない。こういった理由から、

敢えてしないのだと推察する。


一方で、複数とパートナーシップを築く考え方に、ポリアモリーがある。

ポリアモリー当事者たちは、関係者全員の合意を得た上で、複数の相手と

親密な関係を築く。

 

 

それぞれのパートナーを傷つけないように、それによって自分も我慢をし

過ぎないように、それぞれがそれぞれのルールを作って恋愛関係を作る。

 

 

傷つく人作らない。自分も我慢し過ぎない。その上で複数のパートナーと

恋愛関係を作っていくという考え方だ。

 

ポリアモリーに対する考え方は、当事者一人ひとりによって異なるが、

多くの人たちは、付き合っている相手に、いま誰と付き合っていて、

誰が好きなのかをオープンにしている。

 

デートの予定もオープン。

 

ポリアモリーの先進国(?)であるアメリカのガイドラインを実践している

カップルたちが多い。

(詳しくは、デボラアナポールの「ポリアモリー恋愛革命」

(2004,河出書房新社)を読むとわかりやすいかもしれない)

 

 


1:1の恋愛の対極にある考え方とも捉えられるポリアモリーは、

最近注目を浴びている。

 

 

叶美香がポリアモリーであることを告白したり、NHKをはじめとした

キー局がこのスタイルを取り上げられていることから、多くの人に知られる

こととなった。

 

ポリーラウンジは、ポリアモリー当事者や、ポリーフレンドリーな

人たちが集まりディスカッションを行なっていくイベントである。

 

東京をはじめとして、日本全国で定期的に行われている。

 

筆者も先日、渋谷で開催されたポリーラウンジに参加したが、

3年前に参加した時とは、参加者層がかなり変わっていると感じた。

 


3年前に参加していた人たちは、当事者や、ポリー自認をしているが

パートナーに切り出せない人、LGBTの割合が多かった。

 

 

元々LGBTがまじめに語られる場所が少なかったこともあるのだろう。

 

ポリアモリー云々よりも、彼らがどんなことに悩んでいるのかを知る

機会を得たことを記憶している。

 

 

どちらかというと、その世界に生きるクローズドな人たちが参加している

印象が大きかった。

 

ポリアモリーというスタイルも、LGBTと同じセクシャルマイノリティ

として捉えられていたからだろう。

 

 

今回のポリーラウンジの参加者は、より一般化されているように感じている。

 

・パートナーに誘われて
・ポリアモリーがどんなものか知りたい
・もしかしたら自分はポリアモリーなんじゃないかと悩んでいる
・今付き合っている相手がポリアモリーかもしれない

 

 

当事者、自分がポリアモリーだと言い出せない人、LGBTの人たちもいたが、

前回の参加者と比べると、「ふつうの」人が参加しているような印象だった。

 

様々なセクシャリティに対して寛容になってきたこと、

 

叶美香などの著名人がカミングアウトしたこと、

一般の人たちが各メディアを通じてポリアモリーという概念を知覚した

ことなどが理由なのだろう。

 


かつて日本は、自由な恋愛社会(平安時代)、家を守るための複数愛

(大奥の制度)、ロマンティックラブイデオロギー(結婚を前提とした恋愛)

など、多くの恋愛観におけるパラダイムシフトを経験してきた。

 

 

この3年で筆者が感じているポリアモリーへの受容は、日本の恋愛観の

新たなパラダイムシフトと繋がっているのではないかと思う。

 

 

 

 

 

◆One-Timeデート◆

 

f:id:fatalita-tv:20180122204116j:plain

めんどくさいやり取り不要!初めましての二人で街を巡るデートイベント♡

 

次回は7月28日@池袋


詳細ご希望の方は、以下のLINEアカウントの友達登録をお願いします。
https://line.me/R/ti/p/%40usn5554b