『美人は性格が悪い』論を検証する②
外見的な魅力と、内面的な魅力の相関性は、古くから心理学の世界では
実証的な研究が行われてきた。
ただし、それらは散発的なもので、統計的に研究をされていなかったので、
全貌が見えづらかったようだ。
そこで、イギリスの名門大学であるイェール大学のファインゴールド教授が、
世界に散在する外見と内面に関する145本の論文を集め分析した。(1992年)
その結果、外見的な魅力の高い人は、低い人に比べて、より社会的不安が
少なく、より人気があり、より孤独感が少なく、より社会的スキルが高い
ということがわかった。(当然といえば当然と言える気がしなくもないが…)
これらの特性は全て「性格が良い」と言われる要素であるため、
詰まるところ、「美人は性格が良い」という結論になる。
(ただし、この結論は多くのサンプルデータを集めて現れてきた現象であり、
特定の美女やハンサムの性格が良いとか、そうでない人が悪いとか、
そういう話ではない)
これらの原因のひとつとしては、「
」があげられる。美人は性格が良いと期待されるので、実際にそのように育ったということだ。
同様の理由から、外見的魅力の高い人の方が頭が良いというのもあげられる。
最近、「見た目のいい人はそうでない人よりも収入が10-20%違う」という
話も耳にするが、ピグマリオン効果の結果として出ている現象なのであろう。
ちなみに、日本で「玉の輿」に乗るためには、どの程度美貌が必要なのか、
といった研究がある。
東洋経済新聞社『 』(森剛志・小林淑恵)では、
世帯平均年収が9000万円以程度の家庭の奥様方を対象として、大規模な調査を
行なっている。
この本の中では、お金持ち妻になる方法として、
①容姿端麗なために見初められる「玉の輿仮説」
②もともとお金持ちだった人同士が結婚する「同類リッチ婚仮説」
③下積み時代から苦労を共にしてきた二人が最終的に富裕層になる
「糟糠の妻仮説」の3つの方法があるとしている。
著者たちが実際のお金持妻を調査したところ、①の方法によって結婚した人
はわずか1.9%であり、しかもその全員が自分の容姿について
「容姿が良かった」と思っていなかったという。
つまり、美人が美貌ゆえに「玉の輿」に乗ったケースは存在しなかったのだ。
著者である森教授は、中流階級以上で特に母親が教育熱心な家庭に育ち、
自らも経験を積みキャリアウーマンになった女性が、仕事の中で、優秀な夫か、
経済的な基盤をすでに持っている男性に出会うという「キャリア妻」型が
「現代の玉の輿」婚であるという。
現代の日本では、美貌による玉の輿は困難ではあるが、「知性と勤勉」による
玉の輿は可能だということだ。
我々女性にとって、希望となる実験結果だ。(アメリカでは美貌が優先される
ところがあるらしいので、余計に)
というわけで、今日も知性と勤勉に勤しみたい。
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