恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

『美人は性格が悪い』論を検証する①

合コンを通じ、美醜を問わず様々な男女を見て来た結果として、

筆者は『美人は性格が良い』論者だ。

 

とはいえ、『美人は性格が悪い』というのも、ステレオタイプとしてよく耳に

するものである。

 

果たして『美人は性格が悪い』論、『美人は性格が良い』論と、どちらが

正しいのか。

 

 とてもじゃないが一度では書ききれない内容であるため、今回はまず、

そもそも、「美人は性格が悪い」論はどこから来たのかということについて

書いてみようと思う。

 

 

国際日本文化研究センターで副所長を務める、井上章一教授は、

明治時代の「修身」(今でいう道徳に近い)の授業で使われた教科書には、

 

「美人は往々、気驕り心緩みて、却って、人間高尚の徳を失ふに至るもの

なきにあらず…之れに反して、醜女には、従順・謙遜・勤勉等、種々の才徳生じ

易き傾あり」

 

と書かれていたと、自身の著『美人論』の中で指摘している。

 

 

 簡単にいうと、美人は美人であることに驕り性格が悪くなるが、不美人は

誘惑がないために、才徳を得るのに精進し、性格が良くなる、ということだ。

 

日本では、「美人は性格が悪い」と、国レベルで指摘していたことになる。

 

 では、なぜ美人は性格が悪いと言われるようになったのか。

 

井上教授は、このことについて次のような説明をしている。

 

 明治時代においては芸者上がりで『容姿は美しいが家柄が良くない』

女性たちが、社会的地位や経済力のある男性と結婚して社会的な地位を

上げるという玉の輿現象が発生していた。

 

これに脅威を覚えたのが、もともと家柄が良いのに外見がそれほど良くなかった

女性たちだ。

 

彼女らはこのような『成り上がり』の女性を良く思わず、美人に対して否定的に

捉えネガティブな噂を流した。

 

 ローマのモテない男たちによって生み出された、一夫一妻制発足の理由を

彷彿させる説明だ。

 

 さらに、このような説が広がる背景として、多くの人が持っている

「天は二物を与えず」という観念があると、法政大学の越智啓太教授は指摘する。

(実務教育出版『美人の正体』)ある部分で能力を発揮している人は、

その裏に必ず劣っているという側面があり、「世の中はバランスが取れている」

と考え、納得したいのだ。

 

 

 あることに優れている人には、劣っている一面があることを信じたい。

 

 『美人は性格が悪い』論は、そう信じる人々が多いことから来ているのだろう。

 

 では、『美人は性格が悪い』は本当なのかどうか。

 

これについては、次回改めて触れさせていただくことにする。

 

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