恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

恋愛に作用する3つの科学物質とは?

結婚や長い交際に向かないタイプの男がいることを述べた。

人間の性格は根本は遺伝子が決定していることを考えると、付き合う相手が

自分の性格を変えるということは難しい。

 

 動物の体内でしか作られないホルモンは70種類ほどあるというが、

その中に恋愛に作用する科学物質が存在する。

 

ホルモンが男女の違いを形作ることはわりと知られていることだが、

その中でも、特に恋愛に関係するものは

 

 

(1) 男性ホルモン「テストステロン」

(2)女性ホルモン「エストロゲン

(3)ドーパミン(正確にいうとホルモンではない)

 

と言われている。

 

 まずは男性ホルモン「テストステロン」が恋愛に及ぼす作用について、

詳しくお伝えしていこうと思う。

 

 第二次性徴として発現するテストステロンは、精子を作り、

筋肉や骨格に影響する。

 

男性遺伝子の優位さを表し、20代をピークに30歳頃から加齢につれて減少する。

 

テストステロンが多い人は男性的だと言われるが、その特徴は以下の通りである。

 

 

 

 

ちなみに、この傾向の強い女はキャリアウーマン志向が強い傾向にあり、

進学校や一流大学を出ていることもある。

 

 このテストステロンの特徴としては、次のように言われている。

 

(1)性欲を掻き立てる効果がある

 テストステロンは興奮や歓喜といった状態に置かれた時に分泌されやすい。

また、1日の中で分泌量に増減があり、夜に増加することもわかっている。

デートの際に、興奮や感動できる要素を盛り込むのは、一つの方法かもしれない。

 

(2)男女ともに体型への影響が大きい

 イギリスの研究で、男女それぞれの被験者(127人/220人)の唾液に含まれる

テストステロンを季節ごとに測定し、被験者のウェストとヒップのサイズを

一年間調査したものがある。

その結果が以下である。男女で影響の仕方や季節が違うのが興味深い。

 

 

 

 

性欲や体型と関係するテストステロンの特性を知ると、自分の体との

付き合い方や、恋愛の仕方が見えてくる。

 

 

 

第二の物質であるエストロゲンについて述べようと思う。

 

エストロゲンは、女性特有の体つきや身体のリズムを司るホルモンだ。

 

卵巣や胎盤で作られ、繁殖活動や繁殖活動や二次性徴を促す働きがある。

周知の通り、女性特有の排卵期と非排卵期を繰り返す性周期によって、

急激な増減を繰り返すホルモンである。

 

 

 

 

 

 

エストロゲンを多く持つ女は、合理的思考よりも情緒的な思考を持つ人が多い。

そのため、ビジネスよりも恋愛や友情といった人間関係に重きを置き、

キャリアウーマンよりも専業主婦の方を選ぶ傾向にある。

 

また、エストロゲンを多く持つ女の方が妊娠しやすく安産型だ。

 早稲田大学の恋愛心理学者である森川友義教授は、男が理想とする

女の根源的な条件には、次の5つがあるとしている。

(これは、根本的には、狩猟採集時代から大きく変わらない)

 

 

(1)健康である 

(2) 食料獲得能力や異性獲得能力がある

(3)自分の子供を産んでくれる

(4)子供をたくさん産んでくれる

(5)子供をしっかり育ててくれる

 

 (3)〜(5)に関しては、エストロゲンの分泌が関係していそうだ。

これが、女のモテを左右する大きな要素であることに間違いはないだろう。

 

ちなみに、これらの条件を持つ女性像をまとめると、若くて健康的で、

見た目は美しく貞節

 

自分の子供をたくさん産んでくれて、料理や教育など子供を育てる技術を

兼ね備えている女となる。

 

残念ながら、現代にこんな女は稀である。

  

 

3つ目の物質であるドーパミンについて紹介していく。

 

上記2つのホルモンが、男らしさと女らしさ、

また恋愛傾向を決定するものだとしたら、ドーパミンはいわば、

男と女をくっつける作用があると言っていいだろう。

 

異性にアプローチをするにあたって、必要不可欠な物質である。

 

ご存知の通り、ドーパミンは新しいものや快楽を追求することを促す

脳内伝達物質だ。

 

端的にいうと、ドーパミンが多いと肉食系、少ないと草食系となる。

ドーパミンの分泌量が多い人は、少ない人と比べて初体験が早い傾向があり、

恋愛中毒になりやすいのもこのタイプ。

 

 

ドーパミン分泌の多寡で、

男女の相性もある程度きまってくるというから面白い。

 

 

 

 

カップルのドーパミンの分泌量が同じだと、趣味や求めるものが近いので、

上手くいきやすい。

 

男の方が多くて、女の方が少ない場合は、男は外で働き、女は家を守るといった、

従来の日本的なライフスタイルとマッチしているので、

なんとかやっていける関係である。個人的には、熟年離婚はこのタイプに

多いのではないかと思っているが。

 

 

最悪なのは、女が多くて男が少ない場合である。

アクティブな女が大人しい男から満足な刺激を受けられないので、

関係を維持するのが大変なのだ。

 

 

日本では1970年ごろまで、ドーパミンの少ない草食系をつなぎ合わせる

「お見合い制度」が結婚原因の主流の一つを占めていた。

 

10組中 3組がお見合い結婚だったのだ。

現在では、 20代のお見合いによる結婚は1%といわれていて、

 

両者の出会う機会が激減してしまった。

ちなみに、先日某有名大学の男子学生と、最近の恋愛について話をする

機会があったのだが、今の大学生(特に男子)は、ナンパはおろか、

合コンをした経験すらない人が少なくないらしい。

 

男女交際などはなおのことだ。

これはこれで日本の未来が危ぶまれる。

 

 

以上のように、人間の基本性格はホルモンや脳内伝達物質の多寡によって決まる。

原則として遺伝子レベルで決定されているものなので、自分が相手の性格を

変えようなんて思わないことが肝要だ。

 

行動を変えてもらうことぐらいはできるかもしれないが。

 

女は、遊んでそうで実は誠実な男がいいというが、そんな男はいない。

 

いるとしたら、誠実を装っているだけである。

 

 

 

 

 

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次回は8月25日@横浜


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