男のデート服
最初のデートで主張しすぎないオシャレなコーデで来た男。
女は、自分とのデートにお洒落してくれた男に感動する。
二度目のデートにこぎ着け待ち合わせ場所に行くと、前回と同じコーデ
だった場合、女の感動は落胆に変わる。
その男が全然オシャレでないことがわかってしまうからだ。
この人、このコーデが一張羅なんだ…
かなり昔に、2回目のデートに繋がらない男への女の本音をインタビュー
した時に出た回答だ。
服のコーデが前回と一緒だと冷める
男性に特化したスタイリストと話をした時、彼は面白いことを言っていた。
「男は、オシャレである必要はない。ただ、オシャレだと思わせればいい。
そのためには、女を3回びっくりさせれば良い」
オシャレと思わせるステップは3つ。
(1)初デートで、この人オシャレじゃん!と感動させる。
(2)2回目のデートで、前回とは少し違うテイストのコーデでびっくりさせる。
(3)3回目のデートでも(2)と同じ要領でびっくりさせる。
要するに、3回分のコーデを用意しておけばいいのだ。
そうすると、女はオシャレな男という良いレッテルを貼る。
これ以降は、適当な格好をしていても「この人はおしゃれだから、
敢えてそうしているんだ」と思われるし、三回分のコーデを組み替えれば
まあそれなりに見える。
最近では個人で使えるスタイリストもいるので、そういったサービスを
使うのが客観的に見てもらえて良いが、どこかショップに入ってコーデ
してもらうのも良いだろう。
平日の丸の内や大手町によく出没する、スーツだと戦闘力が壊れるほどの
戦闘力を持つ男も、休日で一気にがっかりされるイリュージョンが、
私服の披露を通じて起こりうる。
デートだけではなく複数名で遊びに行く時などもそうだが、
一旦「スーツはいいけど私服はダサい」認定をされてしまうと、
周りからの反応を気にする女たちは、「この男の隣は歩けない」
となってしまうのだ。
毎回気張った服装でいる必要はないが、「ダサくない」「清潔感がある」
というのは、女に敬遠されないためには大事なことである。