恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

こんなセフレの形もある:昔恋仲→いまセフレの男友達が、「彼女ができたからもうサシで会わない」と言ってきた。「彼は私を卒業した」と思いつつ、彼女はなぜモヤついたのか。

R(32・女)には、5年来のセフレがいた。


先日、そのセフレとの関係に終止符が打たれた。Sに彼女ができたからだ。

 

出会いは飲み会。彼女は当時27歳。Sは35歳のバツイチだった。

 

RもSもバツイチだったため、飲み会の場で二人は意気投合。

2ヶ月ほどの蜜月を過ごした二人は、その後諸事情により会わなくなったという。

 

しばらくは全く連絡を取っていなかった二人は、2年後に共通の友人の結婚式

二次会で再会したらしい。

 

当時彼氏がいたRはSとの関係を絶とうとしたが、その彼氏と別れたあとにSと

再び体の関係を持つようになった。

 

共通の友人が開催する定期的な飲み会でなんとなく顔を合わせていた二人は、

数ヶ月に一度旅行デートをしたり、都内でのディナー→ホテルデートをして

いたという。

「楽だ」という理由から一緒にいたが、決して相性が良いわけではなかった、

とRは言う。

 

 

「彼は、こうと決めたらそれしか見えなくなるようなところがあって、よくも

悪くも硬いんですよね。女関係にしてもそう。

真面目で一途だから、真剣に付き合う同じタイプの人だったら合うのかも。

Sは私の汚い部分も全て知っている上で関係を保てるし、何も隠さなくて良い

から楽だったから、なんとなくズルズル関係を続けてしまってたんだと思う。

仕事のスタンスも趣味も、食事の趣味も全く合わない人なんだけど、なんとなく

一緒にいるにはとても良い人だった。

彼のこだわりとかよく分からない人生観を聞かされるときは、テキトーに聞き流

していれば、本当に楽だった。

多分お互いに『恋心』みたいなものはなかったと思うけど、戦友とか、ソウル

メイトみたいなものだったのかも。彼も、そんなことをよく言っていた。」


『Rは俺のことが好きだからな』


『俺はこの数年、R以外とはセックスしてない』

 

Sは、よくRにこんなことも言った。

 

「まあ確かに好きなんだけど、ちょっと違うんですよね。恋してるときの好きと。

『前に会ってから半年以上も経っているのに私以外とセックスしてないなんて、

この人大丈夫かな?』みたいに思ってましたね笑。大きなお世話ですけど。

Sに、私はどうなのと聞かれた時には、笑ってごまかしてました。

なんか、ほっとけない感じなんですよ。

なんだかんだ言ってこの人私のこと気にしてるんだと。

そう思うことで私たちの付き合い方のバランスが取れるんだったら、それでも

良いかなって。上から目線んっぽいけど。

で、向こうも私に対して同じこと思ってたと思う笑」

 

恋でも愛でもない、何だかよくわからない異質なものだったと、Rは振り返る。

 


二人のデートは、どちらかの「ご飯に行こう」で始まっていた。

数ヶ月に一度のこのやり取りでの逢瀬が、3年ほど続いている。

ほっといても定期的に会うので、それ以外のやり取りはほとんどしていない。


最近、Rは久々に会いたいと思いSに連絡をした。

ちょうどRの家の近くで仕事が入ったから、帰りに飲もうと思ったそうだ。

 

R『お疲れ。今日って早く寝ちゃう日?青山で22:00ごろまで仕事が入ったんだけど、
よかったらサク飲みにいかない?』

 

Sは当日誘われるのが好きではない。自分が何かの穴埋めに使われるのが嫌なの

だそうだ。

そのため、Rはどうせ断られるだろうとは思っていたという。

ところが、返ってきたメッセージは予想とは違うものだった。

 

S『あ、ご存知か知らないけど俺彼女なるものができましたのでサシ飲み不可に

なりました…苦情はK(RとSの共通の友人の名前)まで。』

 

「S、やっと彼女できたんだ、と思いました。

 

この事実に関しては、これから二人で会えなくなるのは少し淋しいんですけど、


大切にしたいと思えるパートナーが見つかったことについては、素直に良かった

なって。

 

だから、このメッセージについてもポジティブなレスをしたいなと思ったんです。

 

だけど、一度は付き合う寸前まで行ってて、かなり長い間セフレでいた女から、

おめでとうオーラ満載のお花畑メッセージが来たら、どう思うんだろうって考え

ちゃって。

私はSに恋してないから、変に曲解されたらそれはそれでムカつく、みたいな笑

そして、それを奴はやりかねない笑

なぜか男女関係にも勝ち負けをつけたがる男だったから。

何にかわからないけど勝ったと思われるのも癪。

でも、ちゃんとおめでとうの気持ちも伝えたい。

で、少し考えた結果、シンプルにおめでとうを伝えておきました。

これがベストとは思えないし、本当は素直に嬉しい気持ちを伝えたかったんだけど、

どう言えば良かったんでしょうね。」

 


彼女のレスはこうだった。

 

R『そうなんだ!おめでとう!了解ー!』

 


そして、彼女はこう語る。

「多分、このメッセージがSと私の最後のメッセージになると思います。

彼が私を卒業したことで、ズルズルな関係ももう終わりですね。

なんとなく淋しいような気もしますが、幸せになってほしいなと思います。

我が子の巣立ちを惜しみつつ、見守る親鳥のような気持ち笑

Sが私に対して勝ったと思っていたらちょっと癪だなと思って、なんとなく

モヤモヤしてましたけど。

元々の彼の話はたくさん聞いていたので、結局は色々吹っ切れて良かったねって。

まあ、もし何かしらの縁があってまた出会うことがあれば、

その時は男女を超えたもっと良い関係になれるような気がするんです。」


Rがセフレと別れた話は、なんだか心があったまる内容だった。

ただの友達でも、恋人でもない、出し入れするだけの関係でもない。

それを超越する正体不明の絆がそこにあった。

セフレにも、いろんな形があるのだな。

 

 

 

 

 

 

 

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