恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

「見た目のスペックを越えられるか」学生時代の同級生R君は変わり者でブサイクだったのに、女友達もいて、一目置かれる存在だったのはなぜか。

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彼は、山田だ。ブサイクな高校生。


安野モヨコの漫画「花とみつばち」で、主人公のモテたい少年小松のライバル的な存在の少年だ。

花とみつばちは、モテたい高校生小松が、モテるためにエステサロンのドSなお姉さんたちに虐げられながら、イイ男になっていくという、ギャグ漫画である)

 

 

ちなみに、小松はこんな顔。

 

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この山田、ブサイクな上に足は短くちょっとぽちゃ気味。おまけにふてぶてしく横柄。
なのに、なぜかモテる。

 

 

最近この漫画を読み直したのだが、山田を見て、学生時代の同級生、Rを思い出した。

 

Rは、ブサイクだ。少し酷な表現をすると、丸い顔を綿棒で引き伸ばして平らにし、団子のような鼻をくっつけると、Rになる。

 

度数の高い丸い眼鏡をかけ、10kgはありそうな重そうなカバンを肩からかけていた。

 

そのうえ、かなりの変わり者である。

 

工具をこよなく愛し、名前をつけては愛でていた。

 

一般的には、女子からはキモいと言われるようなタイプの男だろう。

 

特段頭が良い訳でもなく(むしろ悪い)、これといった特技もある訳ではない。

 

付き合っている友人達も、どちらかといえば地味なタイプである。

 

 

ところが。

 

前述の山田ほどではないとは思うが、彼には女友達がそこそこいた。

 

 

彼女がいたのかは定かではないが、美術部の女子達とキャッキャッしていた記憶が強い。

 

 

一般的には「キモい」と言われるタイプだが、嫌われるということはなかった。

 

Rは、「ブサイクだし超変人なんだけど、なんか憎めない面白い地味な男子」

というキャラを確立していた。

 

 


男としての一般的なスペックが低いこの2人が、同じ学年の女の子たちと渡り合えるの

はなぜだったのか。

 

 

2人の中に、何か共通するものはあったのかを探ってみた。

 

 

 

 

①圧倒的に「自分主義」

山田は、本編の中でとても可愛い彼女と初デートに行く。

 

デートの舞台は城。城マニアの山田は、彼女を自分の得意なテリトリーに引き込んだ。

あくまでスタンスは「この女が俺が城に行こうとしているところに、勝手についてきた」。

 

そのため、城の入館券は自分の分しか買わないし、彼女と歩調を合わせることもしない。

彼女の方もあまり見ない。

 

ところが、そんな山田が時折彼女の方を見やると、彼女はとてつもなく幸せそうな顔をするのだ。

 

 

工具マニアのRにも似た様なところがあった。

 

相手に合わせようとする気はない。

 

相手が自分に合わせれば良いのだ、的な考え方は、飄々としていて逆に潔く見えたのかもしれない。

 

 

②根拠のない自信がある。

山田は、自分がブサイクであることを自認している。

それでも自分はモテると信じて切っていて、それに対する努力はしている。

(脱毛をしたり、お肌をツルツルにしたり)

 

Rも同じだ。どこかふてぶてしい態度からは、

よくわからない自信?の様なものがにじみ出ていた。

(ちょっと人を見下す態度がまた小憎たらしいのだ。)

 

 

 

 

今思うと、それは彼の出自にあったのではないかと思う。

都内に住むRが通う学校は、お隣の県。

川をまたいで通学していたのだが、「自分は東京から通っている」

的なことをよく言っていた様な気がする。

 

そして、聞いた感じでは彼はそこそこに裕福な家庭に育っていた。

 

都会に住んでいて裕福な暮らしをしているところが、

Rの自信の根源だったのかと思う。

 

 

 

③相手を自分の世界に引き込むのがうまい。

Rは、工具の話のほか、世間でのブラックな政治の話題などが好きだった。

(父親の仕事柄、そんなことに興味を持ったらしい)

少しアングラな話題を彼から聞くのは、異世界の話を見ている様で楽しかった。

男として意識することはなかったが、一緒にいて退屈しなかったのだ。

 

そして、独特な話し方と内容に、ついつい引き込まれてしまう。

 

一方、山田の方も同じ能力を持っている。

先ほどの城デートでは城のウンチクを彼女に語るシーンがある。

 

質問に対して、いろんな知識を披露して彼女がドキドキするのだが、

彼の特技はこれだけではない。

 

自分が答えられない質問は、基本的にはスルー。

聞かなかったことにして、自分の話に持っていくのだ。

(しかし、わからないところは後でちゃんと調べておく、という

いじらしいところもある。)

 


かくして2人は、見た目のスペックを越えて来たのではないかと思う。

 

この2人、フツーに聞くとムカつく要素をたくさん持っている。

女としては、こういう男はごめんだなとは思うのだが、

放っておけない何かを持っている。

 

この2人は、このふてぶてしいキャラが許される特権を持っているのだ。

 

「〇〇くんだから、まあ仕方ないか」

 

というキャラを勝ち取ったのだ。

 


ただしこれは、一朝一夕にして成るものではない。

彼らが心から自分に対して自信を持っていて、その態度が板についているから許される

のである。

 

 


見た目のスペックを越えてモテる男になるためのケーススタディとして、
今回は山田とRについて話をさせてもらった。

 

今後の男磨きの一助となれたら幸いである。


余談だが、この後山田はイケメンコンテスト的なものに出場するため、

整形してこうなる。(で、後にホストとなる。)

 

 

 

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