美女とイケメンとはどんな顔なのか①
この問題について世界で初めて研究をしたのは、フランシス・ゴールトン
(1822-1911)という男だ。
進化論で有名なダーウィンの従兄弟である。人類学者でありながら、
遺伝学者、統計学者という幅広い顔を持つゴールトンは、当時最先端の
技術のうちの一つだった、光学写真のネガを重ね焼きを使い、ある研究を
行なった。
これは、光学写真のネガを重ね合わせ焼き付けることにより、何人かの顔を
合体させた合成写真を作るものだ。
この実験によって、ゴールトンは「人間の顔は平均化すればする程
『イケメン』『美女』になっていく」という仮説を提唱した。
この仮説の実証実験を、1990年にラングロワとログマンがコンピュータの
デジタル処理を利用して行っている。
彼らは男女96名ずつの顔写真をコンピュータに取り込み、それぞれの写真を
512×512のマトリクスに区切った後、複数の写真のそれぞれのセルを平均化
するという方法で、平均顔を作った。
これに用いる写真の枚数を、それぞれ2枚、4枚、8枚、16枚、32枚と分けて
平均化した顔を作成し、評定者にその魅力度について5段階で評定させた。
その結果、重ね合わせる顔写真の枚数が多ければ多いほど、魅力度の評定が
たかくなることが分かった。
同じ手法で、日本人を対象にして行った実験の結果が下記の
とおりである。(ローズら 2002)
この研究では、重ね合わせる日本人女性の顔写真の枚数を、
個人、2枚、5枚、10枚、20枚、30枚としたときの魅力度を日本人の
評定者が評定した。
こちらもラングロワらの実験と同様に、重ね合わせた人数が多ければ
多いほど、魅力度が高くなっている。
よりイメージしやすくするために、日本の大学生の協力を得て、
男女3人、6人、12人の平均化した顔を掲載しておく。
(越智啓太 2013『美人の正体』実務教育出版 P.91)
これだけ見ると、悲しいことに平均的な顔ではない人は美しくない、
ということになってしまうが、実は「平均化」以外にも、美しい顔と
判断される重要な要素がある。
嬉しいことに、これは先天的なものではなく、後天的に身につけられる
ものである。
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