女にとっての結婚と、婚外子と、男女格差指標の意外な関係 前編
「結婚相手の年収は、500万円以上で良い」
「自分と同じぐらいの年収があれば良い」
婚活の現場では、このような言葉を女たちが口にするのをよく耳にする。
500万円以上「で」良い
女たちも精一杯妥協しているのがみて取れる。
それでも、高年収の男をターゲットとしている女たちもいるが、
こんな事実を知っているだろうか。
『損する結婚儲かる離婚』(藤沢数希、2017年、新潮新書)で紹介している
指標によれば、年収1500万円以上の男の既婚者割合は、
25-29歳 74%
30-34歳 90%
一方で、内閣府が発表している、少子化社会対策白書(2015年)では、
2010年時点での未婚女性の割合は、
25-29歳 71.8%
30-34歳 47.3%
この女たち全員が同年代年収1500万円の男たちとの結婚を目指した
場合の倍率は、
25-29歳 2.76倍
30-34歳 4,73倍
となる。
ともすれば、東大の一般入試の倍率よりも高いかもしれない。
女にとって、結婚、出産、育児とライフステージをあげていくことを
考えると、自分が働けないリスクも踏まえ、経済力のある男と結婚したい
と考えるのは、当然のことといえよう。
ところが、最近は男女間の経済格差も是正されていて、男顔負けに稼ぐ女
たちも現れた。
年収1,000万円近くを稼ぐハイスペもザラである。
以下のグラフは、日本経済新聞の記事を見ても、世界に遅れをとっている
といえど、男女間の収入格差は確実に埋まってきているのがわかる。
(2017/2/22 20:22「女性の賃金、16年は男性の73% 格差解消なお遠く 」)
女が家にいた時代は、女にとって結婚とは経済活動であった。
しかし、女が外に出て働きに出れば、自分で経済力を得ることができる。
そうなると、「結婚」にどんな意味があるのだろうか。
経済力を手にいれた女は、「結婚」という選択をしなくなってくるのである。
金持ちの男と結婚した女が離婚すると、元妻は莫大な財産が手に入るという
話を聞く。
結婚後に築いた財産は夫婦の共有財産と見做されるため、夫が稼いだ
金額の半分は、妻のものだというのが、現在の日本の法律の考え方だからだ。
もう少し詳しく見てみると、日本国憲法第24条には、婚姻に関する男女の
自由意志の尊重、両性の本質的平等についてこのように書かれている。
1項
婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを
基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2項
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に
関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等
に立脚して、制定されなければならない。
このように、憲法では、婚姻関係においても男女は平等でなければ
いけないと定めている。
先ほど例に出した、金持ちの男と結婚した妻が離婚するケースだけではなく、
金持ちの女と結婚した夫が離婚するケースも、等しく
「収入が高い方が、収入の低い方に財産を持っていかれる」。
罷り間違って、結婚して、子供を作って、自分で養っていかなければ
ならないのに加え、収入の低い男に財産を持っていかれてしまったら?
知っているのかどうかは置いておいて、女は、そういうリスクを本能で
感じ取っているのかもしれない。
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