恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

告白実態調査!告白成功のカギはコミュ力ではなかった!

 

f:id:fatalita-tv:20190427203859j:plain

日本では、男女が付き合う際にはどちらから告白をし、それを受けるという

のが慣習化している。

 

欧米では、恋愛関係が始まる時の告白は行われることはなく、この慣習は

世界的に見ても日本や中国、韓国などのアジアの一部の国や地域だけに

見られるという。

 

 

日本の特殊な告白文化については、各方面での研究がされているが、

「恋愛心理学特論」の著者である、和光大学の高坂康雅は、告白した時期と

された時期について、大学生を対象にアンケート調査を行なった。

 

以下は、告白をした月とされた月に関する調査である

 

f:id:fatalita-tv:20200303181308p:plain

 

 

 

 

 

 

告白をする側の傾向としては、3月、8月、10月あたりが多く、

1月、2月、5月が比較的少ないようである。

 

される側の傾向としては6月、7月、9月が多く、1月、2月、3月が少ない。

 

それぞれの総数は、告白する側が171、された側は209である。

 

また、高坂は告白をした時間帯とされた時間帯についても調査をしている。

 


告白に関する活動が活発になる時間帯は、

 

 

f:id:fatalita-tv:20200303181255p:plain

 

 

 

 

日中のデートが終わるタイミングである17時ごろと、19時から0時までの

夜の時間帯が多いようだ。

 

帰り際に告白をする、という行動の表れが結果に反映されているように感じるが、

時間帯ごとの成否は定かではない。

 

 

栗林克匡も2002年に告白に関する調査を行なっている。

大枠まとめると以下の通りだ。

 

告白した経験のある者は、ない者よりもシャイネス(人間関係において不安を感じ、

人と接することを回避しようとしたりする傾向)が低く、社会的なスキル

(コミュニケーションスキル)が高いことがわかった。


しかし、告白に成功したかどうかは、シャイネスやコミュ力には関係なかった。

 

言い換えると、コミュ力に自信がなくても、告白に成功する可能性は十分にある

ということである。

 

告白成功の関係的要因として、成功群は失敗群よりも買い物や食事、ペッティング

などの二人だけの親密行動を取っている。

 

告白成功の状況的要因として、成功群は失敗群よりも知り合ってから告白するまでの

期間が短い告白成功群の大半は、夜に告白をしている告白成功群は

「付き合ってください」というように、交際を申し込む内容を含んだ告白をしている

 

告白成功群の方が、失敗群に比べて、相手の自分に対する恋愛感情や相手が

告白を受け入れてくれる可能性を高く見積もっている

 

 

つまり、告白を成功させるためには、

 

「短期間で一気に親密になり、相手の恋愛感情を高めるような努力、

工夫、戦略が必要であるといえる」(高坂)

 


知人の中国人の男は、

「日本人の恋愛は曖昧だから嫌だ。

友人の日本人の男には、『日本の女の子は曖昧なのがいいから、

はっきりしすぎずに曖昧な態度で行けば良い』と言われた。」

 

と言っていた。

 

同じアジアだから、というのもあるのかもしれないが、

「曖昧」を求めるのに「告白」で白黒つける慣習を持っているというのは、

矛盾なようでなんだか不思議な感覚である。

 

 

 

【LINEトークケア初回利用の方は10分無料!】


LINEトークケアで恋愛相談始めました。


気になることやもやもやしたこと、アドバイスが欲しいことがあればご相談ください。

 


【アクセス方法】
次のいずれかの方法で、LINE公式アカウント「アンリサ」
の友達追加をお願いします。


①LINEで「アンリサ」と検索


QRコードを読み込む

f:id:fatalita-tv:20200202204547p:plain