恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

異性にモテるタイプの人間は何を持っているのか。-男編-

 

JIONに、女にモテる男の条件を取り上げた記事がある。

 

(あなたはいくつ当てはまる?女性が思う「モテる男」の条件30)

 

少し長いが、30個全てを抽出した。

 

  1. 面白い人ではなく一緒に居て面白い人
  2. 女性に対して優しすぎるほど優しい
  3. 女性に対して気軽に声をかけることができる
  4. 初対面から心の距離を感じさせない
  5. 基本がポジティブ
  6. 男女を問わず友人が多く、人間関係が広い
  7. 誘い方が上手
  8. メールがマメで文章が丁寧
  9. 仕事に真面目
  10. 趣味や興味のジャンルが幅広く、会話の引き出しが多い
  11. 女性の流行りや考えに関心がある
  12. 女性の前でも自然体で、ガツガツした雰囲気がない
  13. 自分から積極的に話しかけることができる
  14. 言動や態度が紳士的
  15. 他人に対して親切
  16. 会話中であいまいに返事をしない
  17. 融通がきく
  18. ひいきをしない
  19. 雰囲気が優しい
  20. 自分が似合うファッションを知っている
  21. 自己主張が強くない
  22. 愚痴や悪口を言わない
  23. 清潔感がある
  24. 聞き上手
  25. 「ありがとう」が自然に言える人
  26. 相手の良いところを見つけることが上手
  27. 来るものを拒まない余裕の恋愛スタンス
  28. いい匂い
  29. 失敗を恐れない
  30. 自分を持っている

 

一方で社会学者の谷本は、現代においてモテる男の魅力と1970年の男の

魅力の違いについて、雑誌のテキストマイニングにより以下のような傾向

を示している。



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今も昔も変わらないのは、「女性をリードする」という属性だ。

これは、自分(女)の知らないことを教えてくれることや、

口説くのに強引なこと。

自分(女)を成長させてくれる人であることなどがそれに含まれる。

 

また、ここでいう「能力が高い」というのは、学歴以外の頭の良さや、

絵や音楽に関する能力というものも含まれている。

(カラオケで歌が上手いというのも、これの一つに入るのだろう)

 

 

谷本は、これらを総称すると伝統的な男のジェンダーロール(性役割

に合致しているものだとしている。

 

 

1970年代と現代の違いとして特徴的なのは、現代には男のジェンダーロール

に合致したもの以外の要素も見られることだ。

 

例えば、「感覚が類似していて気が合う」ことや「外見が良い」

「清潔感」と言った、見た目に言及しているものである。

 

 

塩顔人気や、マッチョじゃない人が良いというユニセックス的な要素が

モテる男の条件としてあげられていることからも明白だ。

 

 

谷本は、この結果について、男の魅力は大きく分けて2つあると言っている。

「女性から見た男性の魅力は、伝統的ジェンダーロールに沿ったものが

見受けられる一方で、両性の接近とも呼べるもの」も魅力としてある、と。

 

では、女が考えるモテる男の特長は、どちらの魅力の方が重視されているの

だろうか。

 

先ほどのJIONの記事を例にし、プロットしてみることにした。

(どちらに当てはまるかが断言できないものについては、省略している。)



 

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男性向けのメディアだと、男らしさ(伝統的性役割)にやや軍配があがる。

 

一方で女性向けメディアの場合はどうか。

マイナビウーマン

メンジョイ

 から同様に抽出してみた。

こちらでは、4つのカテゴリにプロットした。

 

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意外なことに、こちらでは圧倒的に男らしさによる要素の方が多い。

 

人間は、自分と違うものに対して恐怖を抱きやすいとする。

女は自分たちとは異質な存在として、男を恐怖の対象として捉えている

ことを前提に置くと、モテる要素としてのユニセックスさは、

女が男を「自分たちと同質のもの」と認識させ、安心させるための

機能を持っているのではないか。

 

サンプルとした女性向け記事をベースにした考察ではあるが、自身の経

重ね合わせても、あながち間違いではないのかもしれない。



 

 

◆One-Timeデート◆

 

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初めましての二人が「彼氏」「彼女」という設定で街を巡るデートイベント♡
次回は5月26日@表参道


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