「別腹」の異性の共通点は、「〇〇であること」
2015年9月に発表された国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、
18歳から34歳の男女の交際率は、男30.2%、女40.9%。
また、30歳時点での性行為の未経験率は男女ともに約30%程度と言われている。
このようなデータを見てみると、若者たちの恋愛離れというのは進んでいる
ように見える。
ただし、これが「1:1での男女の付き合い」のみを「恋愛」と定義している
としたら?
「セフレ」や「ソフレ」、「なかよし」という新しい異性関係の概念が
出てきている今、「今の若者たちは恋愛をしなくなった」というのは
本当なのだろうか。
まずは、これらの言葉の定義を見ていきたい。
◆セフレ…
純粋にセックスを楽しむことを目的とした関係。
基本的にはセックスのみを行い、デートはしない。
◆ソフレ…セックスの関係はなく、ただ一緒に寝るだけの関係。
◆なかよし…
デートもセックスもするが、付き合ってはいない関係。
比較的新しく出てきた概念で、ボディパ・ボディパートナーともいう。
このように、付き合ってはいない「男女の付き合い方」は多様化している。
では、実際にどのぐらいの人がセフレやなかよしを持っているのだろうか。
以下は、「付き合っていない相手とセックスをした経験がある割合」を調査
した結果である。
https://drive.google.com/file/d/11GTzE73NE481rvi-35Ojb4CXqviEiKOq/view?usp=sharing
交際相手以外とセックスをした経験がある人は、男女共に約40%。
また、20代半ばから30代前半ごろの独身男女の30%は現在進行形で
セフレがいるという調査結果もあった。
これらの関係には、実は共通点がある。
それは、
異性として頑張らなくてもいい「楽さ」
相手に対して「責任を負う必要がない」
ということ。
「セフレは、自分の性的欲求を隠さずに言える」
「友達の延長にセックスがあるだけだからなんでも言えて楽」
「彼女と寝るのは気をつかうけど、ソフレならイビキも寝言もあり」
セフレやソフレがいる若者たちは、このように言う。
「恋愛しない若者たち」(2015年/ディスカヴァー・トゥウェンティワン)
の著者、牛窪恵氏は、本著の中でこのように言っている。
若者にとってはセフレもソフレも、いわば恋愛とは「別腹」の異
性。
メインディッシュ(本命の恋人)に対しては、いまだに「男たるも
の」「女らしさ」を強く意識するから、肩も凝るし疲弊もする。でも
別腹の相手とは、いい意味でマイペースや男女平等を貫ける。必要以
上に格好つけなくてもいい、とにかく「ラク」なのだろう。
男女平等社会を生きていても、殊に恋愛となると「男らしさ」「女らしさ」
を求められるという古風な価値観がぬぐいきれないからだろう。
また、現在の20代はゆとり世代と揶揄される世代。
少し極端な言い方をすると、競争から隔離され、ストレス耐性があまりない。
少し前に、社長や役員よりも「部長」を目指したいという若者が話題になった。
社会においても、責任ある立場についてストレスを溜めたくないなど、
心労を嫌う傾向が強い。
こと恋愛に関しても、同じようなことがいえるのではないかと思う。
だからこそ、1:1の付き合いではなく、恋愛の一部分を切り取って楽しむ
タイプの男女関係が発展したのではないか。
(セフレは1990年代には浸透していたとされるが、今ほどオープンでは
なかっただろう)
「彼氏」「彼女」という形態ではない新しい形。
1:1を基本としてきた「恋愛」も、今後別の概念になっていく可能性は
十分にある。
恋愛の在り方に形はない。自由なのだ。
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