「生理的に無理」って、結局何なの?
「あの人生理的に無理だわー」
会話の中でよく出る言葉である。
デートをセッティングした後に、
「いい人だったんだけど、生理的に無理でした。」
と言われることもある。
じゃあ、「生理的に無理」って一体どういうこと?
これを知れば、自分が「生理的に無理」なタイプが少しはわかるかも。
ということで、今回はここにフォーカスを当てたいと思う。
1. 「生理的に無理」は、女の方が感度が高い。
そもそも、「生理的に無理」=嫌悪感は、女の方が敏感だという。
嫌悪感は、生存本能として残っている感情で、
その目的は「身体に害となりそうなものを取り入れない」
ことにあるという。
セックスにおいて、男から精液を取り入れることで繁殖行動をする
女だからこそ、病気のリスクや妊娠のリスク、遺伝子的に弱い子孫を生む
リスクを回避するために敏感なのだろう。
ある実験では、男よりも女の方が人間の「嫌悪を示す顔」に敏感に
反応したという。
余談だが、男は女よりも「軽蔑を示す顔」(社会的優位性の表れ)に
敏感だそうだ。
2. 「生理的に無理」の構造
嗅覚心理学における第一人者だが、
彼女は嫌悪感(=「生理的に無理」)は大きく3つに分類をしている。
(話の便宜上、嫌悪感の名前は筆者がつけている)
⑴身体的嫌悪感は、汚いもの・不潔なものなどに抱く感情だ。
相手の匂いや清潔感のない服装、目やに、唾、汗、匂いなど、
そういったものに対する嫌悪。
一般に、涙以外の体液や老廃物などに対して抱かれることが多い。
⑵獣的・性的嫌悪感とは、セックスや、動物的なものに対する嫌悪感。
自分に性的な目を向ける異性に対して嫌悪感を抱いたり、男らしい体格や
顔つきが無理だという人は、この嫌悪感への感度が高い。
人間的で文化的でありたいという思いから、動物的な所作
(例えば、人前でゲップをしたり、くちゃくちゃ音を立てて食べたり、
らくだのように唾を飛ばしながらしゃべるなど)に対して嫌悪感を抱く。
話し方、笑い方が嫌、というのもここに入るだろう。
またセックスは、人間の営みの中で最も獣に近い行為であることから、
嫌悪の対象となることもある。
「男らしい男」が嫌悪の対象になることがあるのは、
こういった理由も少なからずあるのだろう。
⑶道徳的嫌悪は、性的なものへの嫌悪感とも密接に関係している。
宗教的なもの、政治的な信条、倫理観などにより大きく影響をする。
男女の関係でいうと、使う言葉が嫌、言動が乱暴そう、言葉遣いが汚い、
男は〇〇であるべき、など、そういった部分の嫌悪になるのだろう。
ただし、個々の経験や状況に応じてこの部分は大きく変わってくる。
これらの3つの嫌悪感が絡み合って、
「生理的に無理」が生まれるのだという。
嫌悪感を感じやすい人は、自分が特にどの部分に反応するのかを
注意深く見てみると良いかもしれない。
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