恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

客観的な魅力とセルフイメージ


自分で認識している自分自身のイメージと、他人が認知しているイメージ

とが乖離していることがある。


親密度が深まってからのイメージのギャップは良い方向に

動くことが多いが、殊に男女の出会いの場ではそのギャップは

プラスイメージになるどころか、本来の自分の魅力をかき消して

しまうことがある。


筆者はこれを、セルフイメージとの乖離と呼んでいる。

 

婚活中のS(女・26)は、特にセルフイメージとの乖離が激しい。


そのせいか、彼女の婚活はなかなかに苦戦している。

 

家柄も良く育ちの良いSは、食事の仕方がとても綺麗で、
おっとりした可愛らしい女だ。

 

女子校育ちで留学経験もあり、地頭も良い。


そして、素直で真面目だ。


一人っ子だからかもしれないが、妹のような愛らしさがある。

 

そんなSに、男から見たSの魅力を自己分析してもらった。


Sは自身の魅力について、


・自分の意見を持っていて、それを言葉にできるから、
しっかりものだと思われて安心感がある
・男に相談をされた時に、言い方はきついが的確なアドバイスができる
と語った。

 

筆者やその周りの人たちが感じている彼女の魅力と、
彼女自身が感じている魅力が全くの真逆なのである。

 

Sが自身で語る魅力は、「なりたい自分」であって、
「魅力的に見える自分」ではない。

 

可愛らしい妹キャラが似合う外見や雰囲気、性格なのに、
「しっかり者」の自分を見せようとして、
せっかくの魅力を潰してしまっている。

 

だから、なんとなく彼女の言動と醸し出す雰囲気とに、
違和感を感じてしまうのだろう。

 

Sは、自分自身と長く向き合った末、
セルフイメージとの乖離に気がつくことができた。

 

恋愛上手な人は、自分の魅力を客観的に捉え、
その魅力を最大限にまで引き出して見せるのが得意だ。

 

それができるようになるには、
自分の魅力とセルフイメージとの乖離を認識し、
「客観的な魅力」を認識することが大切なのだと思う。

 

 

 

 

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