見た目のバランスをどこまで重視するか②
見た目は良い方がいいに決まっているにも拘らず、なぜ見た目が釣り合う
カップルが多いのか。
この疑問については、いくつかの説が出ているので簡単に紹介しておく。
●売れ残り同士の中からいい人順にカップルになっていく説
(カーリックとハミルトン/1986)
魅力的な男女は、早く相互にカップルになっていくので、その結果として
恋愛市場からフリーの美女やイケメンはどんどん消えていく。
そのため、最終的に自分がカップルになるのはその時市場で売れ残っている
人の中で最も魅力的な人=自分と釣り合う人だという仮説だ。
なんだか身も蓋もない悲惨な仮説である。
●最初から自分に釣り合った相手にアプローチをしてるんじゃないか説
(シャントーとナジー/1979)
この仮説は、本当は美女やイケメンがいいにもかかわらず、現実的な恋人選択
においては、「あえて」そういった層を狙わず、外見的に釣り合っている人を
選択している可能性があるというものである。
相手に好意を抱いたりデートをしたいと思ったりするかどうかは、
相手の魅力にのみ影響されているのではなく、相手が自分とのデートを
承諾してくれそうかどうかに大きく依存しているのではないかということだ。
これについて、提唱者の2人は面白い実験をしている。女性の実験参加者に
7名の男性の写真を見せ、参加者はそれぞれについて魅力度を評定した。
下記の図は、実験参加者のうち2名の結果である。横軸はそれぞれの実験参加者
が評定した7名の男性の魅力度と対応している。
例えば、左側の人はDickを最も魅力的だと思っていて、Joeが最も魅力がないと
思っている。
男性7名の並び順は、実験参加者により異なる。その上で、それぞれの相手
について、
①自分がデートに誘いたい度
②相手が自分とのデートを承諾しそう度を判断してもらった。
例えば、右の人であれば、BillからJimまでが自分とのデートに応じてくれそう
だと思っているが、Johnはちょっと難しいかなと思っていて、BillやJoeは
あんまりデートしたくないけど、Jimとはデートしたいと思っている。
上記より、実験参加者は、デートを承諾してくれそうな男性のうち、
一番外見的魅力のある人を最もデートに誘いたいという結果が出た。
このことから、デートの承諾をしてくれそうな人の中で最もイケメンを
選択していることがわかる。
ちなみに、2人とも、なぜか一番のイケメンと判定した男性(左:Dick/右:Bob)
は、自分とデートしてくれそう度が高くなってるのが面白い。
このような状況は、日本の恋愛現場でもよく見受けられる。
合コンの場で、一番の美女よりも二番手美女の方がモテるという現象も、
ある程度これで説明できるのではないか。
みんな、断られるのは怖いし、なるべく成功率は上げたい。
以上、二つの説を紹介したが、筆者としては、シャントー説に妙に
納得してしまった。
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