「可愛い子の友達は可愛い子が多い」の真実
可愛い子や綺麗な子と言うのは、自分と同じぐらい（かそれ以上）の容姿の子と
つるむことが多い。
社会学・心理学的な観点で見た場合、と関連が深い。
「可愛い子の友達は可愛い」のはなぜか、と言うのを詳しく調べたところ、
この現象は女の本能と密接に関係している可能性が高いことがわかった。
そのために、女たちは『無意識のうちに』一緒につるむ美女たちと競争を
しているのだ。
テキサス大学の学者であるドゥランテは、服の選好性が、自分以外の女性に
よってどのように変わるかと言う実験をした。
架空のECサイトを立ち上げ、被験者の女性にそれを見せる。
（被験者にはマーケティングの調査だと伝えている）
商品の商品の中には、事前調査で「セクシー」だと認識されたものと
「あまりセクシーでない」と認識されたものを半々ずつ掲載し、選択への
バイアスを避けるため、全ての商品は同じような値段設定にし、
ブランドも伏せた。
その上で、被験者に「今日家に持って帰りたいものを10点選ぶように」
と指示を出し、選ばせた。
選ぶ際に、彼女たちには同じ大学の学生だという女性の写真を見せられた。
とても魅力的な女性や、地味で質素な女性の写真もあった。
結果として、地元の魅力的な女性の写真を見せられた被験者は、
そうでない女性の写真を見せられた人よりもセクシーなものを選好したという。
ちなみに、この被験者たちに「このサイトで買い物をするとき、
魅力的な女性と平均的な女性のどちらをイメージしたか」また、
「そうした女性たちと自分を比較してどう思うか」を尋ねた。
その結果、女性たちは服を買うときに自分自身をより魅力的な女性と比べて
考えるようになることがわかった。
このことから、ドゥランテは、女性が自分を魅力的に見せようとする直接的な
動機付けは、『同性の競争相手がどのくらい魅力的か』だと推察している。
自分がどのくらい魅力的でいれば良いかを、魅力的な同性を比較基準として
いるのであろう。そのようにしてオスに対して「自分が一番魅力的なメス」
というアピールをしているのだ。
以上のことから、筆者は、「可愛い子の友達は可愛い」説は、
自分も魅力的であろうとするがゆえに『無意識で』女友達と競争している
からなのではないかと考える。
元々の顔立ちの華やかさに加え、メイクやファッションもより魅力的に、
より色っぽくしようと努力をする。
そのグループの中で女たちが互いに努力をするから、結果、可愛い子の
友達は可愛くなるのではないか。
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