恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

付き合いたてのカップルは試してみて!◯の日のデートは、二人の絆が深まる効果がいっぱい♡

付き合い始めのカップルや、付き合う前の歯がゆい距離感のカップルであれば、

二人の絆を深めるのに適したデートがある。

 

少し意外かもしれないが、雨の日のデートこそ、二人の距離を近づける

のに最適なのだ。

 

カナダのアルバート大学の研究チームが天気と感情の関係を調べたところ、

 

雨の日は脳内で愛情に対し渇望感が高まる

 

という結果が出た。

 

心療内科医の吉田たかよし氏も、『医者が教える最強の恋愛サイエンス』

双葉社、2018年)の中で、このように指摘している。

 

 

  

大半の野生動物は、雨が降ると歩き回るのを止めます。

 

こうしてびしょ濡れで病気になるのを防いでいるわけですが、

そのために雨が降ると消極的になる本能が発達しました。

 

これは人間にも受け継がれ、天気が悪いと興味や欲望に

歯止めをかけるため新しい変化を求めなくなります。

 

 (略)

 

 雨の日は、不要な行動を避けるため脳はわざと憂鬱な心理に

傾けるのですが、この心理状態は男女が相手をいとおしく

思う気持ちと脳内で連動しているため、恋愛感情が雨の日に

深まるわけです。

 

 

 

「雨の日に男女の仲が深まる」というのは、どうやら、

湿度と気圧が関係しているようだ。

 

  1. 湿度

文明が発達する以前は、雨が続くと災害が起こる心配があった。

 

そのため、危機を乗り越えるために家族や愛する人と気持ちを一つにする

必要があった。

 

湿度が高くなると愛情を求めるようになるのは、生き延びるための知恵だった。

 

脳科学では、脳は雨に伴う湿度の上昇を皮膚で感じ取り、無意識のうちに

愛情を求めるモードに変化するとも言われている。

 

東日本大震災の後、結婚するカップルが増えたという事象があったが、

それに近いのだろう。

 

「危機を乗り越えるために結婚をした」というのと、湿度上昇時の感情の

変化は似ている。

 

 

  1. 低気圧

脳は、気圧が下がると情緒不安定になる性質を持っている。

気圧が下がると、人間の体内では交感神経が優位になるためだそうだ。

情緒不安定になると恋愛感情はいつも以上に盛り上がる。

 

そのため、一人でいることに寂しさを感じ、異性を求める気持ちが高まると

言われている。

 

雨の日の低気圧を、晴れた日にも再現することができる場所がある。

それは、高いところ。

 

高いところに行けば行くほど、その分だけ気圧が下がるので、恋愛感情が

より高まる。

 

だから、落としたい相手がいるときに、高層ビルのレストランや東京タワーの

ような場所でデートをするのは、相手の恋愛感情を揺さぶる効果的である。



先にも述べたように、雨の日は、新しい交流やチャレンジを控える

心理が強くなる。

 

一方で、新たな人間関係を広げない代わりに、「すでに知り合っている男女」

については、逆に雨の日に絆を強めようとする心理が働く。

 

また、ポツポツという雨粒の音の間隔には、「f分の1」と呼ばれる揺らぎがある。

これが、心身ともにリラックスさせるという効果を生む。

 

すでに知り合っている二人がデートをする際は、雨の音が聞こえる場所

(レストランで言えば窓側)の席はおすすめなのである。

 

 

最近では、アプリなどで、初対面でデート、という場面も少なくない。

 

もし、初デートで雨に降られてしまったら、雨を感じさせない屋内

(商業施設など、雨の音も風景も見えないところ)でのデートが望ましい。




雨の日は、それだけで憂鬱な気分になる。

そのため、デート自体が楽しいと感じにくくなり、その後の関係に

影響を及ぼす。

 

雨デートの欠点はここだ。

 

しかし、ドイツのハイデルベルク大学の調査では、この雨の憂鬱は、

たった一言でリセットできるということがわかった。

 

 

「今日は雨がすごいね」

 

デートの冒頭で、悪天候に関して会話をしておくと、脳は無意識のうちに、

雨が降っている日の水準に気分の評価基準を調整してくれるという。

 

 

晴れた日よりもテンションが上がらなかったとしても、「いつもの雨の日」

と比べて、今日は楽しいと感じてくれるわけだ。

 

 

人間の脳は面白いもので、基準となるハードルより高いか低いかで、

楽しいかつまらないかを判定するというのだ。

 

 

なので、最初に悪天候の話題をしておくことで、低いハードルを

設けるという戦法だ。



ちなみに、雨の日には、次の2点に気をつける必要がある。

(2点目はデートではないが)



  1. お酒の飲み過ぎ。

人間は低気圧下では、アルコールに敏感だ。

 

  1. ナンパは成功しづらいのでやめておく。

防衛本能から、脳は雨の日の行動を制限する。

そのため、晴れた日よりもナンパの成功率は低くなるという。

 

フランスの南ブルターニュ大学のグループで、様々な条件下でナンパを

した場合、その成否は何に影響しているのかを調べたデータがある。

 

 

ここでは、天気が大きな影響を与えていることがわかった。

 

晴れた日の成功率は22.4%、

曇りの日の成功率は13.9%



恋愛は、私たちが思っているよりも天候に左右されるものなのかもしれない。

 

 

 

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