女にとっての結婚と、婚外子と、男女格差指標の意外な関係 後編
女が経済力を持つのと同時に、結婚をしない生き方を選択する人も
増えてきた。
前回は、男に経済力を求めながら「経済力を持ちつつある」女たちは、
結婚をしようと思わなくなった理由について見てきた。
そういう女でも、子供は欲しい。
子供が欲しいから結婚しなくてはならない、と考える人がいる一方で、
20代の未婚女性の18.3%が、「結婚しなくても良いから、子供は欲しい」
という考えを持っているという(内閣府『我が国と諸外国の若者の意識に
関する調査』)。
筆者も、必ずしも「夫」となる人の子供である必要は無いと思っているが、
友人にちらっとそんなことを言ったら、「そんな複雑な家庭に生まれる
だなんて、その子がかわいそう!」と怒られた。
(子供を育てるのは私だし、幸せにしてあげれば良いのだから、赤の他人が
余計なお世話だと心底言い返そうと思ったが、面倒なので黙っておいた)
婚外子は、そんなにかわいそうなことなのだろうか。
子供を産むには、結婚をしなければいけないのだろうか。
そんな疑問が湧き上がってきたので、少し調べてみた。
この図は、各国の婚外子比率である。北欧をはじめとしたヨーロッパでは、
実に二人に一人以上が婚外子なのである。アイスランドに至っては、3人に
2人が婚外子。
それに比べて、日本や韓国などのアジア圏では、婚外子比率が著しく低い。
興味深いのは、1970年代と比較すると、欧米各国はすごい勢いで
「出産と育児」に関するパラダイムシフトが起きているということだ。
婚外子に比較的寛容だったと見られるアイスランドやスウェーデンにおいても、
婚外子比率が大きく増加した。
とはいえ、もともと日本も婚外子について厳しい規律があったわけではない。
「個」ではなく、儒教的な「家」と「家」とのつながりを大事にしていた
アジアの文化圏が原因なのだろうか。
日本は(おそらく韓国も)、子供に対する考え方は、46年前ほぼ変わって
いないということがわかる。
余談だが、上記のグラフの大元になった「損する結婚儲かる離婚」の
著者である藤沢数希氏(かの有名な恋愛工学の発案者である)は、
男女平等社会と婚外子比率には、相関関係があるのではないかと述べている。
ここでは男女平等云々について述べる気は無いが、先進国の中でも
婚外子比率が著しく低い、日本と韓国の男女格差指数ランキングの低さを
みると、藤沢氏の指摘は強ち間違ってはいないのかもしれない。
結婚や恋愛の、少し先をいってしまったが、
世界は、婚外子に寛容だ。
結婚→出産にとらわれない生き方も、これからスタンダードになってくる
のかもしれない。
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