恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

趣味も一緒!会話も弾む!イイ感じになった男女の距離を一気に遠ざける禁じ手

 

※本文中に、SM表現、グロ表現を含みます。苦手な方はスキップしてください。

 

「R(33)とは、マッチングアプリを使って出会いました。」

と話すD(34)は、都内でデイトレーダーをしているためか、

普段はあまり人と会わない。

そろそろ彼女が欲しいと始めたマッチングアプリで出会ったRとは、

思いの外会話が弾み、2度目の食事までとんとん拍子で進んだ。

 

「キャリア系女子って感じなのに、酔うとキャラが変わるところ

とかが良いなって思ったんです。

僕は映画やお笑いなんかが好きなんですが、かなりマニアック

な方だと思います。

メッセージでやりとりしてた時も話は合いそうだなと思っていたのですが、

実際に会って予想以上に話が弾んだので、いい感じで進みそうだなと。」

 

2度目のデートのメイン話題は、カルチャー下ネタ

(芸術ぶったエロ話か、芸術withエロかのどっちか)。

 

場所は、チェーンではないが特段色気があるわけではない、

普通の個室居酒屋。

席は向かいのテーブル席だ。

 

Dは、いわゆるサブカル系である。

1人でショーを観にいくのが好きだという話から、そんな話になった。

 

「サディスティックサーカスという、かなりマニアックな話になったんですよ。

SMをテーマとしたショーなんですが。

前回の写真見ます?結構グロいですけど」

 

その写真には、皮膚にワイヤーを通し、上に吊られた男の写真が映っていた。

そのほかの写真も、頰の両側に穴を空け、人間が3人連なっている

パフォーマーだんご三兄弟というらしい)など、なかなかグロい。

 

「海外のパフォーマーはやはりおかしくて、出番ではないときにも、

口に殺虫剤吹きかけてたり。とにかくカオス。

血が出るギリギリなんてもんじゃないですよ。あ、食事中にすみません。」

 

とまあ、こんな話をRにはしたらしい。

 

「普通の女の子は、ここで引くじゃないですか。だけど、Rは違った。

デパH(正式名デパートメントH。毎月鶯谷で行われているエロショー)

に行った経験があったり。

見た目からはわからなかったですが、そういうエロ話で盛り上がったんです。」

 

ここからはサブカルエロ話のオンパレードになったらしい。

テンガやイロハがもらえるイベントの話や、紙おむつイベントなど。

日活劇場内部の話や、カップル喫茶、ハプニングバーにも話が及ぶ。

 

「割と濃い話をしたので、これはかなり打ち解けたな、と。

だから、ここで攻勢に出ることにしました。

というか、まあこういう話をしているとイチャイチャしたくなるじゃないですか。

向かい合って飲んでいたのですが、どさくさに紛れて彼女の隣に

行ってやろうと思いました。彼女なら大丈夫かなと。」

 

というわけで、Dはトイレに立つ。

戻ったときに、さりげなく彼女の隣に席を移す算段だ。

 

「戻ってきて、おもむろに隣に座ったら、酔っ払ってたRの表情が

ちょっと変わりました。

 

R『ん?なんでここに座るの?』

 

D『こんな話してたら、なんかちょっとイチャイチャしたくなっちゃって笑』

 

R『なにそれ、ダメに決まってんじゃん。

ハウス!(犬に小屋に戻れと命令するときにいう掛け声)』

 

D『えー、せっかく打ち解けた仲だと思ってたのに、それ思ってたの俺だけ?』

 

R『ほら、お店の人来ちゃうから、とにかく戻って』

 

Rも笑ってるんですけど、何か『お前は隣には座らせない』

というオーラが纏ってた。

 

こんな感じで、僕の攻撃は失敗に終わりました。

 

まあでも、そのあとRとは2軒目も行きましたし次も会えそうな

感じなので、セーフだったかな笑」

 

 

———————————

 

Dの話をまとめると、

 

際どい下ネタ→打ち解けた(?)→これはイケる?→距離を詰める→失敗

 

ということになる。



今回の敗因は、距離を詰めるシチュエーションとタイミングをミスったこと。

 

  1. シチュエーション

『イチャつく』場とは到底思えない個室居酒屋だったこと。

店の名前を聞くに、その個室もまあまあ狭いし、

半個室タイプの部屋なので隣の客の声の聞こえる。

(現に、隣のおじさんの声がよく響いていたらしい)

 

とてもじゃないが、30を過ぎた男女がいちゃつく場所ではない。

たとえすでに付き合っている2人だったとしても、

こういった場所でいちゃつくことに抵抗を感じる人は多いだろう。



  1. タイミング

タイミングが急すぎだし早すぎる。

DとRは、この時点ではただ濃いめのカルチャー下ネタを

楽しんでいるだけである。

 

普段女と話さない話題だから、その話を屈託無く話ができる

ということにDは『打ち解けた』と感じたのだろう。

会話としては『打ち解け』ているかもしれないが、男女の仲としては

打ち解けてはいない。

そういう要素も全くない。

 

『打ち解ける』の対象を見誤り攻勢に出たDに対して、

Rはこう思っているはずである。

 

「いきなりどうした?」

 

それまで向かいで話していたまだそこまで親しくない男が、

突然隣に座って距離を詰めて来たら、驚くし警戒する。

 

————————

 

もし、イチャイチャ攻勢に出るのであれば、やり方としては

以下の2つだっただろう。

 

(1)最初から身体の物理的な距離を詰めやすい席を取っておく。

ゆったりしたカウンター席や、ソファ席など、自然に距離が詰めやすい席。

相手との関係性にもよるが、相手の警戒心がある程度解かれている

のであればカップルシートでも有効だろう。

 

距離を自然に詰めやすいポジショニングをしておけば、

女が違和感を感じることなく攻めに転じることができる。

 

 

(2)2軒目で一気に詰める

今回のケースは、1軒目は普通の居酒屋だ。イチャイチャモードに持って

いくのは状況的にもかなり難易度が高い。

こういった場合は、2軒目で雰囲気の良いバーやゆったりした

ラウンジに行けば良い。

(こちらも、カウンターやソファ席が良いが、小さめの丸テーブル

でも距離を詰めることは可能。)

すでに酒が回っているので、相手がオープンマインドになっている。

照明も暗く人目が気にならない店が多いので、多少くっついても

違和感はないだろう。



警戒心が解けている女とのデートであれば、ここまでするのは

比較的容易い。

 

ただし、そもそも「相手がどういう人だろう」と女が疑っているケースや、

やりたいオーラ全開の場合は二度と会ってくれなくなるリスクもある。

 

その相手に対して、「今」、距離を詰めても良いのかどうかを

見極める冷静さも求められる。



 

 

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