恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

婚活処女の28歳が初めて婚活の場に参戦。 「普通の彼氏を探すのと婚活って違うんだね」その時、彼女は何を感じたか?

M(28・女)は、いわゆる『港区女子』だ。

 

港区に住み、港区で働き、港区で遊ぶ。(たまに恵比寿にも出没する。)

 

明るくしっかりしている彼女は、まあまあモテる。

 

場所柄なのか、お酒好きの彼女の友人たちがたまさかそうなのか、

彼女の付き合う男たちは、事業家、投資家、名だたる企業の男が多い。

 

そんなMに久々に飲もうと呼び出されたのは、2月も下旬に差し掛かった頃だった。

 

 

「私、そろそろ結婚したいと思ってるんだよね。子供も欲しいし。

だけど、私の周りの男たちって、お金もあるし面白いけど、みんな遊んでる感じ

なんだよー。an-risaちゃん、誰か良い人いたら紹介してー。」



というので、早速紹介することにした。

男女のマッチングを本業にしているのでここはプロの手腕を発揮したい。

(もちろん、そこはしっかり有償でやらせてもらう。)

 

 

Mとはかれこれ5年近くの付き合いなので、彼女の性格や遍歴はなんとなく掴んで

いる。

 

酒を飲んだりゴルフに行ったりする遊べる友達を作りたいのであれば、派手な

お金の使い方をする男たちがちょうど良いだろう。

 

そして、そんな男たちには彼女はいくらでも出会える。

 

しかし、真面目に付き合うとなると話は別だ。

ある程度の経済力があるのは前提として、彼女が不安にならないような相手を

探すのが良い。

港区のお食事会市場には出てこないような『物件』を紹介しよう。

 

 

そう思い立ち、30前半と半ばの、2名の男性を紹介することにした。

 

2名とも経済的にはかなり余裕があるが、普段はお食事会のような場に出向かない。

 

1:1でゆっくり話したいというAと、酒は飲まずに家で本を読んでいたいというB。

 

見た目はどちらかというと良い方。

 

Mが普段会わない層の男たちとのデートのセッティングをし、それ自体はつつが

なく終わったのだった。

 

 

その後、Mとその友人とで3人で食事をする機会があった。

Mの友人Kがデートセッティングに興味をもったため、引き合わせてくれること

になったのだ。

 

ちょうどBとのデートを終えたばかりのタイミングだったので、全体的な感想を

聞いてみるのにもちょうどよかった。

 

予定の時間よりも1時間遅れてきたMに、「二人とのデートはどうだった?」

と聞くと、

 

 

——————————

 

M「めっちゃ喋ったよ笑 18:00に恵比寿集合だったじゃない?結局そのまま

1軒目のお店に24:00ぐらいまでいた。

Bさんはお酒飲まないんだけど、私は7-8杯ぐらい飲んじゃって、『そこまで飲み

っぷりが良いと気持ちいい笑』と言われた。」

 

K「どんな人だったの?」

 

M「とにかく超多趣味!登山やって、釣りやって、バイクもやってて、あとは

料理とか彫金とか。しかも凝り性でどれも本格的すぎた笑。

私も結構趣味が多い方だけど、彼はすごい笑。

まあ、趣味は趣味で好きにやってくれとは思うけど、どれか1つぐらい一緒に

できるのがあった方が楽しいなと思った。

あと、仕事の話とかめっちゃ好きだった。これはなかなか楽しかったよ。」

 

 

筆者「なるほど。過去の恋愛の話はした?」

 

M「それが全然。聞かれなかったし、私も向こうの前の彼女の話は聞かなかった。

Aくんとは恋バナしたけど。」



好き嫌いのはっきりしているBがここまで長い時間お食事をするとは。

これは脈ありと思ったので、聞いてみた。

 

筆者「次会ってもいいって思った?」

 

M「うん、私はね。でも、向こうはどう思っているかわからない。

結婚することも含めて考えるんだったら、言いたいことは先に全部言った方が

いいと思ったから言ったんだ。

 

料理は一切やらないこととか、夜は飲みに出歩きたいだとか。

向こうはあまり夜出歩かないみたいだから、それでも大丈夫なんだろうかと。

しかも、私相手の趣味にはこれっぽっちも興味がないし笑

それでも向こうが会いたいって言ってくれるんだったら、会おうかなと思ってる。」

 

 

筆者「まあ、AにしてもBにしても、もう一回ぐらい会ってみても良いかもね。」

 

M「だね。1回会うだけじゃわからないから、やっぱりもう少し話はしてみたいなと思ってるよ。彼氏じゃなくても、友達として仲良くなれる顔知れないしね。」

 

筆者「うん、賢いと思う。」

 

M「私今回初めて婚活っぽいサービスを使ってみたけど、普通に出会う男の人とは

感覚がちょっと違うなと思ったよ。」

 

 

筆者「それは、どんな風に?」

 

M「恋愛というか、婚活を意識してない時は考えたことなかったけど、結婚相手を

選ぶのって妥協が必要だと思った。この部分は許せる、みたいにお互いの

『受容』がとっても大事だなって。」

 

 

筆者「そうだね。結局『どうしても許せない』でなければ、すり合わせでなんとか

なっていくものだよ」

 

M「例えば、Bさんの場合は、趣味がいっぱいあっていいけど、同じものが何一つなかったから、一緒に楽しめるものはなさそうだなって思うじゃない?

けど、それ自体は一緒に暮らしていく上では大きな障害にはならないから、まあいっかってなる。」

 

K「そうだよね。100点を求めると難しいけど、これなら歩み寄れるっていうところ

があれば、うまくいく気がする。」

 

M「とにかく、『受容』をして、されることって大事なんだね。ということに

気づいたよ」

 

 

——————————

 

Mの態度を見て、年齢の割に大人だなと感じた。

 

多くの婚活女と話をするが、「結婚生活を送る上では大したことがない」

(と、少なくとも筆者は考えている)ことを理由に、一度で打ち切ってしまう人

のなんて多いことか。

 

嫌だと思う理由があれば別だが、意外と「なんか違う」という理由でつながりを

絶ってしまう人は少なくない。

 

 

筆者は、全ての男女が結婚すべきだとは考えていない。

 

しかし、結婚をしたいのであれば、Mのような柔軟な女は適当な相手を見つけ、

良い関係性を築いていくのだろうと思った、新橋の夜だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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