恋愛ウォッチャーが現場で見てきた恋愛模様から、『うまくいく恋』を分析するブログ

これまでに5,000組以上のマッチングをしてきた経験を持つ恋愛ウォッチャーのあんりさ。 幾多の男女の出会いを間近で見てきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

カエサルの格言は万物に共通する?「見たいと欲する現実しか見ていない」、 40歳overの非モテこじらせ男たち。

 

 

ローマの政治家ユリウス・カエサルは言った。

 

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。」

 

ローマ人の物語』の著者である塩野七生は、彼の言葉を紹介した。

 

この言葉、万物に共通すると思っている。

 

仕事上、筆者はフリーの未婚者と話をする機会が多く、「見たいと欲する現実」だけを見ている人も目にする。

 

そんな中で、40歳を越えた謂わゆる非モテ男たちとも接する。

彼らは色々とこじらせる。

 

 

40半ばを越えたオッサンたちが、20代の女の子と一丁前に恋愛ができると思っている。

特別に容姿が整っていたり、スペックが良かったりするわけではない。

エスコートが上手なわけでもない。

 

 

若い女が年上の男に求めるものは、ざっくりいうと

 

・経済的な余裕
・スマートさ
・精神的な余裕

 

である。これらを持ち合わせないこじらせ男のほとんどが、

それでも、「自分だけは、他の男たちと違って20代の子と出会える」と信じている。

30代後半の女からも敬遠されることがあるというのに。

 

 

夢見がちもいいところである。

これから書くことは、そういった人たちに夢から醒めていただくために、

かなり辛辣な内容になると思う。

不快な気持ちになるのが嫌なら、ここでやめておいた方が良い。

 

 

そして、まだ40歳に満たない予備軍の人たちには、

早いうちに「見るべき現実」を認識していただきたい。

 

筆者のところにカウンセリングを受けにくる男たちを見ているうちに、

こういった男たちの特徴が見えてきた。

 

 

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1.交際初期の相手は、『出会い系』で知り合った年下の女。

 

現在40歳越えの彼ら。当時の出会い系といえば、まだまだ市民権を得る前の

怪しいサイト。

彼らは、今より20年ほど前からこのようなサイトを使っていた。

NTTドコモiモード用の出会い掲示板が、援助交際の温床になると社会問題に

なったのは、大体この頃。

 

「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」

が制定される2003年よりも前に、この手の類のサイトを使っていたことになる。

 

リアルな場で女と縁遠かった彼らは、とにかく彼女が欲しいとこういった場を使う。

見た目が劇的に悪くないこじらせ男たちは、こういった場で年下の彼女を見つける

ことが多い。

平均値をとると、20代後半で19−22歳の女の子と交際を始めることが多い。

 

 


1.付き合う期間は長くても半年程度


社会を知らない女の子たちとの付き合いは、大抵の場合振られるか、自然消滅で

終わる。

その期間は、3ヶ月から半年程度。交際初期に関わらず、その後の交際の

ほとんどでその傾向が見られる。

 

こじらせ男たちは、その時に付き合う女の子に優しい。

が、その優しさは相手をもてなすことを目的としたものではない。

自分が嫌われないため、飽きられないためのものだったりする。

 

そういった『ネガティブ』な優しさなのだ。

 

優しいが、女を楽しませようとする精神がないため、

女は「ドキドキ」を与えてくれない男につまらなさを感じるようになる。

そして飽きる。話を聞く限りでは、その繰り返しが多い。

 

 

1.気が強い女は嫌いなくせに、「決めてくれる女が良い」と言う。


女を悦ばせる術を知らないこじらせ男たちは、デートのプランニング力もない。

稀に発揮することがあるかと思えば、相手の意向を無視したとんでもない

オナニーデートだったりする。

当然ながら相手の反応は微妙になる。だから、自分のデートに自信がない。

 

そんな彼らは口を揃えて、

「何がしたいのかはっきり言ってくれる子が良い」

と言う。

デートプランを自分で決めなくて良いから楽なのだ。

その女は、男が決めないから仕方なく提案していることもあると言うことに

気づかない。

 

一方で、「気が強い女は嫌だ」と言うのだ。女らしい、淑やかな仕草を好む。

しかし残念ながら、この両方を併せ持つ女はモテる。

こじらせ男にはなびかない。

 

 

1.実年齢より若く見られることがちょっとした自慢。


実年齢より若く見えるイケてない男より、年相応以上にみえても立ち振舞いの

スマートな男の方がモテることに、彼らは気づかない。

 

若い子と食事に行くことができるという事実だけで、自分はイケると思っている。

歳をとっていて、出会いに困っているこじらせ男たちは、出会いの市場では恰好の

カモになる。

 

なので、若い人の集まるパーティーに顔を出す率も高い。

 

見た目的にはそこまで悪くない彼らは、若い女の子と食事の約束を取り付けること

がしばしばある。

 

ただし、この先に繋がることは滅多にない。

女に消極的な彼らは、食事に行ってもアプローチをすることは少ない。

なので、若い女の子たちにとっては「安全なご飯おじさん」になるわけだ。

下手すると、女たちはデートとすらも思っていない。

 

どこまで行っても発展性のない食事なのだが、女との接点が少ない彼らは、

食事に行けるだけで脈アリだと思っている。

 

かわいそうだが、脈はない。

 

 

1.相手には自分を受け入れる許容を求めるが、相手を受け入れる気はない。


結婚願望がまあまあ高い彼らは、普通に結婚して子供を設け、新しい家族を作る

ことを夢見ている。

男であれば誰でもある願望だろうが、彼らも当然「自分の遺伝子を残したい」と

思っている。

つまり。30代半ばぐらいまでの女を結婚相手として探すのだ。

(最近は、40歳を越えても妊娠する人も少なくないのだが)

 

「40半ばで、特に取り柄のないこんな自分でも受け入れてくれる女の人がいたら、

喜んで」と彼らはいう。

 

ところが、妊娠できる女は他の男からも引く手数多である。

わざわざ女経験の少ない『非モテ』層の男たちに嫁ぐ物好きな女はごく僅かだ。

 

一方で、彼らはバツイチや子持ちの女はパートナーとして許せない。

ほとんどの場合、こういったスペックの女の話を出すと、

「子持ちはちょっと…」「初婚がいい…」と言う。

そして、40代以上の女に対しても難色を示す。

 

相手にはありのままの自分を受け入れることを望むくせに、自分は相手のありの

ままを受け入れることができない。

 

そして、そういう相手がいつか現れると信じている。

 

 

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かくして、非モテこじらせ男たちは、「見たいと欲する現実」だけをみて、

未来の伴侶を模索する。


余談だが、塩野七生が書くローマ人の物語は、「女」としての視点が満載で面白い。

彼女はカエサルが大好き。だけどキケロが嫌い。

彼女は、高校のサッカー部のエースの追っかけをしているファンクラブのメンバー

のような文章を書く。

 

史実に基づいているのは確かだが、愛と偏見に満ちた愛すべき文章なのだ。

完結してしばらく経つが、なかなか面白いので興味のある人は一度手にとってみる

と良いかもしれない。

 

 

 
 
 
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