お見合いパーティーに気をつけろ！これをやられると、怖いけど結構笑える、「待てない男たち」のちょっと困ったエピソード

タダで行けるからと誘われて行ったお見合いパーティー（1人1分ぐらいずつで、

ぐるぐる回るやつ）で、A(24・女)は少し怖くも面白い経験をしたという。

その時の様子を話してくれたので、この場で再現したいと思う。

土曜の18:00から始まったそのパーティーは、

受付に着くとプロフィールカードを受け取り、指定の席に案内される。

番号が振られた名札のようなものと座席の番号が連動している。

15番だった。

会が始まるまでにプロフィールを埋めて待つ。

時間が来ると、スタッフの人がルールを説明してくれた。

会場は、30名超の参加者がいた。

簡単な流れはこうだ。

まずは、1人2分のトークタイムで、隣に座っている相手から番号順に全員と話しをす

る。

一通り話し終わると、第一印象の良かった相手の番号を記入し、スタッフに渡す。

その後、フリートークを経て、繋がりたい相手を第三希望まで書く。

マッチングした場合はその相手と、

自分がどのぐらい人気だったのか、順位が知らされる。

そして、解散。

3回にわたるフリートークでは、

男が話したい女のところに向かい、話をする。

人気のある女のところには長蛇の列ができ、

そうでない女の前は閑古鳥らしい。

市場の縮図が見える、恐ろしい光景だ。

若くて美人なAの前には、男たちがずらっと並ぶ。

ほんの少し優越感に浸りながら、こう思った。

「若くて可愛いんだから、当たり前か。」

（話によると、Aの列があまりに長く、

このあとフリートークの時間が1回増えたほどだった。）

男たちの中で、数回あるフリータイムのうち

Aのところに2回来た男がいた。

28歳の文科省勤務。

他にたくさんの女がいる中で、何度も足を運んでくれたことに気を良くしたAは、

彼の名前を第一希望として書いたそうだ。

そして2人は別日に食事に行くことに。

黒船屋という銀座の創作和食のお店に連れて行ってもらったA。

学生時代はあまり行かなかったらしく、少し大人になった気がしたという。

カウンター席で楽しく話をしていたのだが、

この男の所作に警戒した。

大人しそうな誠実そうな男だったのに、

何かにつけてボディタッチが多い。

例えば、ダイエットの話をすると、お腹を触ってこようとするのだ。

しかも、来るのか来ないのかがわからないから、油断もできない。

身を捩り、彼の手を避けながら会話をしなければいけないので、

話の中身よりも、彼の手の方が気になってしまった。

彼女は、どう対応したら良いのか分からなかったそうだ。

相手は年上の男だし、ご飯をご馳走してくれているから、言えなかった。

結局その日は、食事をご馳走になり、1軒目で解散。

後日、男からデートの誘いが来た。

1度目のデートが困ったデートだったため、Aは丁重に断る。

事件が起こったのはその日の夜だった。

男から、怒りのメッセージが来たのだ。

「あなたの気持ちは良く分かりました。が、

そんなんなら最初から食事の誘いに乗るなよ。

このくそ○○○が。

思わせぶりな態度しやがって。ぶっ○すからな。」

この男ヤバい、と感じたAは、すぐに彼をブロックした。

Aは言う。

「こんなこと男性から言われたことなかったから、

最初は足がすくみました。怖かった。

でも、怖いからスクショして友達に送って、

『こんなの来たー』ってやってたら、なんか面白くなって来ちゃって笑

人って見かけによらないなって思いましたし、

謂れのないことを言われて腹も立ちましたけど、

この男ちっさ！って思ったらもう後は笑っちゃって。

色々な意味でアウトでしたね笑

お見合いパーティーは楽しかったけど、もういいかな。

30越えて結婚できないー！ってなったら分からないですけど。」

 

 

 

 

 

 

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