仕事がしたくて結婚を手放したRの名言。
学生の頃から測量士を目指していたR(当時27・女)は、3年付き合っている
彼氏と婚約をしたばかり。
結婚式の日取りも決まっている。
結婚が決まる少し前に。国家試験合格率10%という超難関試験を乗り越え、
ついに測量士試験に合格した。
一般企業で事務職をしていたRは、せっかく手に入れた資格を活かした仕事をしたいと
新しく仕事を探し始めた。
ところが、オファーがあった先はなんと札幌。ここで仕事をするには、
東京を離れなければならない。
Rは悩んだ。
何年も勉強してやっと手にした資格で働くチャンスが今目の前にある。
測量士の夢を諦め、結婚生活を取るか。
それとも、長年の夢を取るか。
付き合っている時からずっと勉強をしていたことを知っている彼なら、
この葛藤について理解をしてくれるだろう。
そう考えたRは、彼に相談をした。
しかし、Rの予想に反して彼は激怒した。
俺との結婚が決まっているのに、今更北海道に行くなんて、ありえない。
と言われたのだそうだ。
その瞬間に、彼に対するおもいは一気に冷めたという。
「彼からそう言われた時に、もう札幌に行こうって決めた。
もう式場も予約しちゃったし、今更キャンセルもできないので結婚はしたけどね。
でも、ああこれ間違ってる結婚だわって婚姻届出してる瞬間に思ったw」
Rが札幌に行ってから、しばらくは別居の状態での結婚生活は続いたらしい。
ただ、ことあるごとに「帰ってこい」という夫にRはだんだん疲れてきた。
結婚生活が始まって約1年経ったころ、Rは夫に対して切り出した。
「そろそろお別れしませんか?」
ここから別れるまでに1年かかったとRは振り返る。
「こういう時、案外男の人って往生際が悪いよね。
結局は郵送で離婚届のやりとりもしたんだけれど、
会いたくないから電話とメールでずっとやりとりしてた。
『Rがいないとダメだ』とか言ってきて、こういうの生理的に無理だわって思った。
でも『戻ってきてほしい』とは言うくせに、『俺がそっち行くよ』とかも言わないしね。
そんなに離れたくなかったらお前が来いよって(笑)
だから、『Rがいないとダメだと思っているのは、こうやって連絡取っているからなんじゃないの?』って連絡取る頻度を減らす作戦をとったんだ。
そしたら、最終的に『わかった』って。1年もかかっちゃったよ(笑)」
離婚が成立してから、一度も連絡を取っていないと言う。
そんな彼女が名言をこぼしていた。
「完全に吹っ切れると、本当に相手の人のことどうでもよくなるってことが分かった。
昔付き合っていた人でも、『そういえば今日誕生日だな』とか思い出すことあるじゃない?あの人に関しては、全然そう言うことなかった。
今あの人が他の人と付き合ってようが再婚していようが、子供がいようがいなかろうが、本当にどうでもいいって思っちゃう。
良い感情も悪い感情も、未練があるから起こるんだなって思う。」
Rは、別れた夫の後に付き合っていた男に対しては、まだ未練があるんだと思う、と言った。
「あまり良い終わり方じゃなかったから、彼のことを思い出すと不快な気持ちになるけれど、これって何かしらの気持ちがあるってことなんだよね。」
彼女が最後に呟いた言葉は、とても印象的だった。
未練を完全に断ち切ると言うことは、相手の存在を「どうでも良い」レベルにまで持っていくと言うことなのか。
Rは、結婚生活を通した幸せよりも、自分のキャリアをとり、バリバリ活躍しながら人生を謳歌している。
この先、こう言う選択をする女は増えていくんじゃないか、とも思う。
男の仕事に女がついていく、従来の夫婦のスタイルだけではなく、女の仕事に男がついて行ったり、別居婚などの新しい形も。
余談だが、最近では、優秀な女性社員を退職させないために、新卒後は男よりも優先して海外赴任を経験させるなどの人事制度を用いている会社もあると言う。
キャリア形成の時期と、結婚・出産が同時期に来ると、女は仕事と家庭の両方を選ばなくてはならない。
この時期をずらすと言う考え方は、なかなか悪くはない。
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