恋愛ウォッチャーが男女関係の固定概念をぶち壊すブログ

累計で1500回の合コンを開催してきた恋愛ウォッチャー。 幾多の男女のマッチングを経験してきた筆者が、イマドキ男女の生態の違いや恋愛事情をお届け。

東京都の結婚意欲醸成(?)動画が、いい得もしれない気持ち悪さを放っている

結婚に向けた気運醸成のための動画
https://www.youtube.com/watch?v=HBBSVSgyhxM&feature=youtu.be

 

2月2日、東京都は「結婚のための気運醸成のための動画」をYoutubeにアップした。
2020年の東京オリンピックを結婚相手と一緒に見よう、という趣旨のものである。
生涯未婚率が日本一高い東京都が、未婚率を下げることを目的として作ったらしい。

この動画の内容を簡単に説明しておく。
————————————]

 

「不思議なゲート」をくぐりタイムスリップした現代の男女(想定30代。多分カップル)。


ゲートの先には、男の祖父母がデート中。


祖父は、「オリンピックを一緒に観よう」と祖母に声をかける。


これをきっかけに祖父母は結婚し、子(男の父)を儲けた。

 

現代男女は、結婚し子を授かった友人や、

2度目の東京オリンピックを楽しみにしている祖父母に思いを馳せ、

 

「何だか結婚っていいなあ」的な雰囲気を醸す。

 

現実に戻った2人は、「僕たちも」「私たちも」と手を取り合い歩き出す。


「東京2020 オリンピック パラリンピック       あなたは 誰と観ますか?」

 

という小池百合子の声と共に、動画は終わる。

————————————

 

この動画を見たとき、なんとも言えぬ気味悪さを感じた。

 

何かモヤモヤする…

 

結婚をして家庭を作ることは素敵なことだ。

 

来たる東京オリンピックを、将来共に過ごす相手と過ごすのも悪くは無いだろう。

 

それなのに、何か素直に受け入れられない。

 

この気持ちは一体、何なのだろうか。

 


この動画の説明には、このように書いてある。

 

————————


“東京2020オリンピック・パラリンピック、あなたは誰と観ますか?”


結婚を希望する方が、東京大会が開催される2020年を具体的な目標に、一歩踏み出せるよう後押しをし、社会全体で結婚を応援するための動画を、都で初めて作成しました。

 

是非ご覧ください。

 

ふむふむ、どうやらこの動画は

 

「結婚を希望する人が2020年に結婚をできるように、社会全体で結婚を応援する」

 

ために作られたということらしい。

 

では、この動画を見た人が


「結婚しやすい社会になるように、みんなで協力しようぜ、いえーい!」

 

という気持ちになれば、この動画には意義があるということだ。

 


主人公の男女は、「不思議なゲート」をくぐったことをきっかけに、

 

「結婚したい」という思いが湧き上がってくる。

(動画の最後のシーンは、結婚した2人がオリンピックを観ているという
イメージなのだろう。)

 

ここには、祖父母や友人の状況を通して結婚しようという意思が「途中から」生まれたことが読み取れる。

 

1つ目の違和感は、ココだ。


「あなたたちは良い歳のカップルなんだから、そろそろ結婚しなさいよ」

という押し付けが感じられる。

 

結婚するために相手がいれば良いというものでは無い。


結婚をして家庭を築いていくには、今の生活やキャリアを見直さなければならない。

 

社会的、経済的な問題が理由で結婚しない(できない?)事情を無視している感じ。

 

これが、モヤモヤする原因だろう。

 

 

また、「あなたは誰と観ますか?」には、

現在シングルの人に対するメッセージも込められていると感じた。

 

「結婚を希望するが、相手がいない人」は、今相手がいないから困っているのに、

「2020年までに相手を作れよ」と言われている感じ。

 

言うのはタダだし、責任もない。

 

 

2つ目に感じた違和感は、

社会でそういう気運を盛り上げよう、と言っているにも関わらず、

結局は「若い2人で早く結婚して自分たちで頑張りなさいね」という印象があったこと。

 

社会全体でそういう気運を盛り上げていこうという趣旨だとすると、

この動画ではそれが感じられない。

 

祖父母の回想シーンでは、社会の経済的成長とベビーブームなど、

結婚する環境のバックアップを思わせる動画が含まれているが、

この2人は、そういった社会的な後押しがもらえているように見えない。

 

まして、女が社会に出て働いている今、動画に出ているような子育てシーンを東京都で

再現するのはそう易くない。

 

 

そして、一番大きな違和感は、

「結婚」という言葉の裏に「出生数アップ」が見え隠れしていること。

 

国がこぞって「結婚」と言うのは、子供が欲しいから。

そうでなければ、個人の生き方の問題なんだから、行政がそこに介入する必要はない。

 

「お前らさっさと結婚して、早く子供作れよ!」

 

と言われているような気がしてならなかったのだ。

 

別に、未婚男女の全員が全員、子供が欲しいから結婚したいわけではない。

 


国の繁栄のためには子孫は必要。

ただ、結婚をするのもしないのも、個人の自由だ。


これを、「結婚しないのが悪」と言う雰囲気に持っていこうとするのは如何なものか。

 

結婚は子孫を繁栄させるための手段として、マジョリティではあるが絶対ではない。

 

「結婚をしないのが悪」的な風潮が民間に止まるならまだしも、この考えを行政として

行うのは、些かお節介ではないかと思う。


東京都の意図は理解した。


しかし、それを言われたところで動けない人も多いのは事実。


その部分に目をつぶり、理想だけを掲げていることが、筆者の感じた薄気味悪さなのかもしれない。

 

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